林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

英語をなぜ学ぶのかーー英語で学ぶ楽しさについて語りたい

2010年02月12日 | 英語学習
何のために英語を勉強するのでしょうか。

日本国民の平均についていえば、はっきり言って高校受験のために、英語を勉強するのです。しかし、これは多くの平均的で平凡な日本人生徒にとっての答にすぎません。もし将来いわゆる大学に進学しようとするものであれば、答えは自ずと違ってくるはずです。

おそらく誰もが漠然と思っていることは、大学受験に合格するために英語の勉強をするのです。たしかにいわゆる有名大学に合格するためには、英語の試験は避けて通れません。しかし、もちろんそれだけではないわけです。大学進学後の勉学に英語は必要不可欠になるでしょうし、社会人になってからも英語が必要なのは言うまでも無いはずです。ご承知のとおり、海外の新しい情報を得たり、あるいは海外に発信するためにはるためには、いまや英語はなくてはならないものなのです。インターネット時代ですから、当たり前のはずです。

しかし、現状では、いわゆる一流大学を目指す中高生であっても、将来的に英語がどのように必要になるのかイメージがつかめないという場合がしばしばあるようです。「将来の海外旅行に役に立つから英語を勉強しています」という生徒さんすらいました。こういった発言は、普通の公立中学校の生徒であれば致し方ないでしょう。けれども、将来一流大学に進学するはずの一流中学の生徒さんの発言だったので、少々嘆かわしく思われました。

英語なぜ必要なのかということについて、英語教師が詳しく語ってくれることはあまりないでしょう。私もまた、自分の塾の生徒に対して、英語の重要性について語ったりすることは、ほとんどありません。語っている時間的余裕がないからです。

また、英語の先生が英語の魅力や重要性を語ると、やはり言語学だとか文法論あるいは英文学の話に偏ってしまいがちだからです。

となると、むしろ現状では、親の責任が大きいのではないかと思います。一流大学に進学する生徒の保護者というのは、たいていは、やはりある程度有名な大学を卒業して、英語も使う環境に置かれている場合が多いはずだからです。お父さん、お母さんが英語の重要性について、もっとお子さんに語り聞かるべきなのではないでしょうか。


ところで、塾に通っている女子中高生に将来の志望学部を聞いてると、栄養学・薬学だとか分子生物学を専攻したいという答が返ってくる場合が多いようです。もし、彼女らが一流大学に進学するのであれば、たとえば、将来クリエイトの薬剤師さんになるのではなく、新薬の発見に貢献する仕事に従事するという夢を持たせたいものです。また、そういうふうに想像力を広げてあげることが親御さんたちの使命でしょう。同時に英語の必要性も理解してもらえるようになるはずです。

さて、もしそんな女子高生(高校2年生以上向け)にはぜひとも勧めたいのが、次の分子生物学のpodcastの無料動画Microbeworld video です。こういうビデオで楽しんで将来は留学とかしてもらいたいですね。

英語ですが、たいへん分かり易く、英検準1級レベルなくても理解できるはずです。こういう英語を聞いて理解できるようになるためにも、中学生はなるべく早く初級段階の克服をしてしまいましょう。楽しいワクワクする世界が待っているのですよ!

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