林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

近くの古本屋にて

2010年02月11日 | 文房具と読書
近くの古本屋で100円になった本を購入した。

漫画による世界の文学である。ブロンテ原作の『嵐が丘』、ワイルド原作の『サロメ』、スタンダール原作の『赤と黒』。もちろん原作を読んでおく方がよいが、漫画や映画で話を知っても悪くないだろう。塾生に読ませてみようか。私はといえば、『嵐が丘』は翻訳で途中で挫折してしまった。映画化された『嵐が丘』のほうはルイス・ブニュエルのものを含め3-4作品は見ているはずだ。『サロメ』はまったく本をみたことはないが、オペラ化作品をビデオで見た。R.シュトラウス作曲の比較的短い作品だったはずだ。(オペラでは王女がヨハナン、ヨハナンと歌いながら裸踊り!をしたはずなのだが、この漫画では裸にはならない(笑)。なおヨハナンとは洗礼者ヨハネのことだと後で分かった)。『赤と黒』は、全然手つかずでした。

まだ未読であるが、『嵐が丘』の森園みるくの絵には違和感がある。全然知らないのに偏見だが、里中満智子の『赤と黒』は良い感じがする。

あと、小川洋子の『博士の愛した数式』。小説のほうはいろいろと貯まっているが、すぐにでも読もうと思う。

また、里中満智子と小川洋子の参考文献も写真をアップしておいた。里中は結構フランス社会史を勉強しているようだ。


なお、これから3月にかけて東外大志望の新高2に、なにか良い本を紹介する予定だ。ひとつには、インドネシア文学の傑作『人間の大地』を予定している。

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