林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

iPad2で辞書を使ってみる

2011年06月27日 | 教養英語
ちょっと前、私はiPad2を購入することにした。最近は他のメーカーの製品もあるが私にはiPad2以外は考えられない。すでに多くのソフトを購入しており、それらの多くを追加料金無しに使うことが出来るからだ。

iPad2にもいろいろ種類はある。私はWi-Fi(無線LAN)のみ、つまり3Gがないタイプのもので、容量が32GBのものを購入することにした。価格comで調べてみると5万円少々だ。WiFIにしたのは、外出時に使うのであれば、公衆無線LANを使える場所(マクドナルド、NYカフェなど)に行けば良いじゃないかと考えているからだ。ハードディスク容量だが、16GBだと4万円少々ですむがソフトを沢山入れられなくなるのが嫌だった。だが64GBまでは不必要だと判断したのだ。

まだまだ使いこなしているとは言えない。だが、電子辞書についてだけはちょっと書いておきたい。iPad2の大きなスクリーンが電子辞書を大きく変貌させているなとちょっと感心してしまったからだ。

iPad2のスクリーンの大きさは中型辞典より少し小さいくらいなのだ。従来電子辞書の欠点として指摘されていた、頁全体を見渡すことが出来ないという問題が大幅に克服されているともいえる。また、ipodtouchやらiPhoneとは異なってキーボードが大きくて打ちやすくなっている点も見逃せない。日本語ならば50音が全部キーボードになっているので、習熟すればかなり早く打てるようになるだろう。紙の辞書が不要になったとは言えないけれど、無理に紙の辞書を薦める必要もなくなったようにも思えるのだが、他の先生方はどのように考えているのだろうか?



もちろん、熟語を捜すのも簡単になっている。写真はウィズダム英和辞典だが、hackという項目をひき、そのなかでついで away言葉で検索してみると、hack awayという熟語を簡単に求めることも出来る。(本当は文字を入力するときにhack awayで出てくると良いのだが、この辞書ソフトではhack awayは「用例」として出てくるに過ぎない)


ところで字の大きさをipodtouchと比較してみた。 どうやら同じくらいの大きさなのですね。(もちろん調節は出来るが)。写真をみると、同じ一頁でもipadのほうが3-4倍くらいの情報を一時に閲覧できるみたいですね。やはりこの違いは大きいとも言えます。


なお、すべての辞書がipad2でもそのまま美しく大きくなるかと言えば、そうではない。手持ちの辞書または事典ソフトで調べてみると、『ウィズダム英和・和英』『リーダーズ英和』『ブリタニカ国際大百科』『Oxford Advanced Learner's』『Cambridge Advanced Learner's』『American Heritage』などは、ipad用に大きく見やすく映し出される。


しかし、『大辞林』『三省堂類語』『類語新辞典』『英辞郎』『Oxford Dictionary of English』といったソフトでは、ipad2でも使えないことはないがipodtouchサイズで映し出されたり、画像が粗くなってipadサイズとなってしまう。

なお、同じ大型国語辞典の『デジタル大辞泉』のほうはipad2対応しているようですね。今買うならば、『大辞林』よりも『デジタル大辞泉』のほうが断然が買いでしょう。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。