林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

日本と中国が対照的な英語政策を採用する?

2013年03月27日 | 教養英語
TOEFLについてTwitterで調べてみると、ある人(マレーシア人かインドネシア人の女性)がニューヨーク・タイムズの面白い記事について言及していた。

”Opposite directions? Chinese unis drop English requirement from exams. While Japan considers greater use of TOEFL.” というのだ。


ニューヨーク・タイムズの方を見てみると、Chinese Universities Drop English Requirementというタイトルになっている。中国の一部の理系のトップ大学は、英語入学試験に不要にするというのである。その心は専門科目に優れた生徒を優遇するというものである。the English requirement had been removed to favor students who excelled in their specific fields of study, and to lighten students’ workloads.

他方、日本のほうは、 TOEFL を大学受験に活用するという見いだしになっている。Japan considers using Toefl to screen students.

MIKI TANIKAWAという日本人または日系人の記者によれば、それを推進しているのは読売新聞、産経新聞、自民党といわゆる保守勢力のようである。

我々はこの記事をどう見るべきなのか。一言で言ってしまえば、中国は離米大国化を目指し、日本は米国依存型のコバンザメ立国を指向しているようにも見える。
日本について言えば、韓国型のグローバル・エリート主義と言い換えることも出来るだろう。どんなに考えてみても、中国の大国化と日本の小国化を意味しているようにしか私には思えない。韓国のような小国を指向しなくても良いのにと思ってしまうのだが。

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