前にも書いたが、私はダールの大ファンである。子供用のダール作品は日本語か英語でほとんど読んだ。ついでに子どものころには「チキ・チキ・バン・バン」という映画すらみた。(小さかったので話はよく分からなかったが)。
前回紹介したのは、「ジラフとペリカンと猿と僕」だったでしょうか。しかし、The magic Fingerをみたらもっと英語は易しそうではないか。しかもこちらのほうが優れた作品である。(日本語で読んでいるので、それは確認済みである)。狩りをする者が狩りの対象になるという風刺性も良い。(宮沢賢治の「注文の多い料理店」みたいですね)。
そこであらためて英文を読んでみた。これも相模大野図書館で借りたものです。
だが、英語はそんなに甘いものではなかったのだ。ピンクで囲った部分を拡大すると次のようになる。
one thing that (=同格)が長い名詞節で主語になり、後ろの方に述語動詞がくる。was to go hunting だ。さらにwouldがあり、whoの関係代名詞のある挿入句がある文章がある。うーん、英語が出来ない生徒には気楽に読めない気がしますねえ。いったい誰がDAHLは読みやすいなどと言ったのだ? (すみません、私です。Dahlは読みやすいとか書いてしまった記憶があります)。
別のところもちょっと引用する。これは「私」が「鳥くん」と電話で話をしているところだ。
It must have been at about this time that I, back in my own house, picked up the telephone and tried to call Philip. I've wanted to see if the family was all right. (41頁)
must have been があって、It that の強調構文で、さらにはIのあとに長い挿入句がある。これは、かなり難しいと感じるかも知れないな。
もしかしたら、早慶上智を狙おいうという校2年生くらいじゃないと、気軽にDahlを読んでみようとは言えないかもなあと思う。ただし、正味50頁くらいなので短い物語ではあるんだが・・・。いや、もしかすると、ダールの本を使って英文解釈のテキストにしたらよいのかも。。。
前回紹介したのは、「ジラフとペリカンと猿と僕」だったでしょうか。しかし、The magic Fingerをみたらもっと英語は易しそうではないか。しかもこちらのほうが優れた作品である。(日本語で読んでいるので、それは確認済みである)。狩りをする者が狩りの対象になるという風刺性も良い。(宮沢賢治の「注文の多い料理店」みたいですね)。
そこであらためて英文を読んでみた。これも相模大野図書館で借りたものです。
だが、英語はそんなに甘いものではなかったのだ。ピンクで囲った部分を拡大すると次のようになる。
one thing that (=同格)が長い名詞節で主語になり、後ろの方に述語動詞がくる。was to go hunting だ。さらにwouldがあり、whoの関係代名詞のある挿入句がある文章がある。うーん、英語が出来ない生徒には気楽に読めない気がしますねえ。いったい誰がDAHLは読みやすいなどと言ったのだ? (すみません、私です。Dahlは読みやすいとか書いてしまった記憶があります)。
別のところもちょっと引用する。これは「私」が「鳥くん」と電話で話をしているところだ。
It must have been at about this time that I, back in my own house, picked up the telephone and tried to call Philip. I've wanted to see if the family was all right. (41頁)
must have been があって、It that の強調構文で、さらにはIのあとに長い挿入句がある。これは、かなり難しいと感じるかも知れないな。
もしかしたら、早慶上智を狙おいうという校2年生くらいじゃないと、気軽にDahlを読んでみようとは言えないかもなあと思う。ただし、正味50頁くらいなので短い物語ではあるんだが・・・。いや、もしかすると、ダールの本を使って英文解釈のテキストにしたらよいのかも。。。