林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

県立高校からの進学を考えると・・・

2010年11月17日 | 受験
この春には何人かの県立高校の1年生が体験入塾をしたのだが、結果的に入塾したのは中の上の進学校の生徒さんだけだった。進学校と言えるか言えないくらいか、ボーダーライン程度の県立高校の生徒さんたちは、通塾費用がかかるということもあって、最終的には入塾しなかったのである。

私たちはちょっともったいないなと思う。この機会に入塾しなければ、「大学」進学の機会はほぼ失われてしまうだろうからだ。もちろん良心的な他の塾に通ってもらっても構わない。いずれにせよ、学校以外でも勉強する機会と環境を持つことだ。ただし、大手予備校の授業はお勧めしない。基礎力不足の中堅下位の高校生は予備校の授業を十分に消化できないだろうからだ。

おそらく本人たちは、自分が決断を下してしまった自覚はないだろう。しかし、決断をしてしまったのだ。おそらく彼ら・彼女らは、「大学」の名には値しない、自称大学に進学してしまうことだろう。しかし、そういう大学にお金を費やすことほど無駄なことはないのではないか。

県立トップ高、つまり、横浜翠嵐や湘南からならば、がんばれば早慶上智や、首都大・横浜市大合格は現実のものとなるかもしれない。旧学区一番高、つまり県立相模原や県立大和、県立海老名といった中堅進学校からならば、MARCH合格も不可能ではない。(しかしがんばらないと日大に合格できない)。それより下の高校に入学したものであっても、高校から努力すれば日大・神大に受かる可能性をもっている。私は、だいたい、こんなふうな目安をもっている。

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