りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

砂浜にて。

2011-10-10 | Weblog
昨日は午後から魚釣りに出かけた。

猛暑が過ぎて、初めての釣り。
息子を誘ったが断られたので、1人で出かけた。

島の東端のプライベートビーチのような
砂浜で磯釣り。
竿を投げて砂浜に突き刺すと、
そのまま砂浜に座った。

周りには誰もおらず、おだやかな波が浜辺に打ち寄せ、
柔らかい風がそよぎ、遠くの海を漁船や貨物船が
ゆっくりと進んでゆく。高い空にはトンビの鳴き声・・・。

気がつくと、砂浜で眠っていた。

時間にして15分くらいだっただろうか。
でも、心地よかった。

釣っていた時間が、ちょうど満潮から干潮へと変わる
最悪の時間帯だったこともあってか、釣りの成果は
見事にボウズ。
しかし、それでも気分転換ができたから十分。
今は、気分がおだやかです。
先週までの、あの暗澹たる気持ちが嘘のように。

こんな気持ちのまま、今週からもずっと過ごせたら。
もう何も言うこと、ないよ。
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次から次へと・・・。

2011-10-09 | Weblog
壇れいちゃんに続いて、安ちゃんもかよ・・・(-_-;)

一昨日の夜だったかなぁ・・・妻と二人でTVを見ていたら、
安めぐみが出てきた。
それを見た僕が
「男で安めぐみが嫌いだっていうヤツ、俺、見たことなんだよ
たぶん男ならみんな好きなんじゃないかなぁ・・・こういう娘」
・・・って独り言のように呟いたら、
妻が「ふ~~ん・・・」って興味がなさそうに合いの手を入れたが。

あれはいわゆる虫の知らせってヤツだったのか?

結婚する相手が、これまた壇れいちゃんに続いて僕と同い年という
のもなんだかなぁ・・・。
あの芸風嫌いじゃなかったけど、これからはもうクスっとも笑わない
かもしれない(笑)

1万円札で汗をふくなよ、東マーーーーックス!!!!
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パレス松洲。

2011-10-08 | Weblog
昨日、僕のイラストを委託販売してくださっている
awesome!からメールが届いた。

宮城県の日本三景・松島にある旅館「パレス松洲」の
全客室25室に、awesome!所属のクリエータの絵がひとつずつ
飾られることになったそうで、その中に僕の作品の
「おかえり」と「ふたり」も選ばれて飾られることに
なったそうだ。

「おかえり」↓


「ふたり」↓


この2作品はawesome!で委託販売している僕の作品の中でも
最も売れている作品で、勝手ながら「妖精シリーズ」と命名
している。
ちなみに、先日の「ARIGATOU展」に出品した「Thank you」も
いわば、妖精シリーズの第3弾のようなものだ。

松島は、今回の震災でも周辺が大津波で壊滅的な打撃を受けたのに、
湾内の小島が防波堤の代わりになって、周辺地域に比べて比較的被害が
軽微だったそうだ。
少しずつであるが、観光客も回復傾向にあるらしい。

awesome!の庄司さんもメールで語っていたが、「パレス松洲」に訪れた
観光客の方々が部屋に飾られた絵を目にすることで、少しでもくつろぎ
や癒しの一助になるのならば、僕にとっても嬉しい限りだ。

絵にしろ、写真にしろ、風景や生活の一部になって、初めてその作品
本来の“命”が宿ると僕は思っている。

僕の描いたイラストたちが、松島の風景や「パレス松洲」の部屋の一部と
なるように、遠く離れた場所から、ささやかながら祈っている。

「パレス松洲」↓
http://www.palace-matsushima.jp/
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青空の下。

2011-10-07 | Weblog
気心の知れた仲間と過ごしなさい。

好きな音楽を聴きなさい。

身体を動かしなさい。

そして、青空を見上げなさい。

ずいぶん昔に読んだ小説で、心が沈んだ主人公に向かって医師が言った言葉。

明日から、連休。

ゆっくりと、過ごすとしようか。

青空を見上げて。

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かくれんぼ。

2011-10-05 | Weblog
イラストを、描いている。

仕事とは関係なく、昨日あたりから時間をみつけて少しずつ。

ちゃんとした作品になるか、今の段階ではまだ分からないけど、

気の向くままに、描いている。

ここ数日の日記でも書いているように、ちょっと精神的にダウン気味

なのだけど、イラストに向かっている時は、少しだけ気持ちが軽くなる。

皮肉なもんだ。

仕事と言えども、「ものづくり」で調子がおかしくなったのに、

その調子が「ものづくり」で、また救われようとしている。

タイトルは「かくれんぼ」。

イラストが出来上がる前にタイトルが決まるのも、珍しい。

隠れようとしているのか、それとも隠れたものをみつけようとしているのか。

自身が満足できるものが出来た時には、awesome!にアップロードしてもらおう。

もしそうなれば、震災のためや個展のために制作したものを除けば、

約1年7ヶ月ぶりの作品発表になる。

さて、どんな作品になることやら。
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秋の香り。

2011-10-04 | Weblog
僕の実家には、キンモクセイの樹が植えてある。

物心ついた頃には、もうそこそこの大きな樹だったので、
それが庭にあるのが僕にとっては当たり前だった。

家を離れて、大人になって、ふとした所で懐かしい香りに
出会うことがある。

何の香りかと思い、その香りの方へ顔を向けてみると、
そこには必ずキンモクセイが小さな橙色の花を咲かせている。

そう、今頃の季節だ。

夜、ウォーキングに出かける。
昨日も玄関を出て、軽くストレッチをしながら、ふと、思った。

夜の香りがする。
秋の夜の香りがする。

昔ならば、“あぁ、季節がまた変わろうとしているんだ”という
くらいにしか思わなかった。
しかし、最近になって、ちょっと考える。

秋にしろ、春にしろ、夏にしろ、冬にしろ、季節の香りというのは、
いったい何なんだろう?と。

広島の都心で暮らしていた20歳の頃や、福山市内で暮らしていた
30歳の頃には、そんなことを考えたこともなかった。
なにしろ、そこには季節の香りなど、どこにもなかったのだから。

こんなことを考え出したのは、おそらくこの街・・・生まれ育った
この場所に帰ってきてからだ。

夜、一人で歩きながら、勝手に結論づける。

この秋の香りというのは、きっと、周囲の山々の緑や花や土の匂い
なのだろう。
秋に咲く花や、真夏を謳歌し少しずつ朽ちてゆく緑や、生を全うした
昆虫たちが分解されてゆく土の匂いが混じりあった香りなのだろう。

それは自然が発酵する香りだ。
生命が醸し出す豊かな香りだ。
コンクリートとアスファルトに閉ざされた場所では薫らない香りだ。

今日も、僕は、歩く。
豊穣な秋の香りに包まれて、僕は一人、歩く。
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もう、いいかな。

2011-10-02 | Weblog
昨日の娘の優秀賞受賞の余談。

先週、受賞の知らせが届いた時、娘が今まで見せたことが
ないくらいの喜びを爆発させた。

まぁ、夏休みの間、宿題もそっちのけで娘なりに本当に
苦労して苦労して漫画を描いていたことを知っていたので、
その喜びは、僕なりにも理解できた。

その喜びがひと段落した後のことだった。娘が僕にこう
言った。

「私、お父さんの子でよかった。お父さんが絵を描いたり
文章を書いたりする仕事をしてたから、きっと賞を取れた
んだと思う。ありがとう」

何度も日記にも書いたが、今回の娘の作品の制作には、
起承転結の考え方くらいの指摘はしたが、それ以外は、
僕はほぼまったくタッチしていない。
だから、なぜ娘がこんな事を言ったのか、最初は理解
できなかった。

僕が広告の仕事をめざそうと思ったのは、10代の頃だった。
それから高校、大学と進学したが、常に頭の中には「広告」
という仕事が存在していた。

20年前、晴れて広告業界に就職し、デザイン制作の道に入って
以降、会社を変わったり、仕事の方法やスタンスが変わったり
もしてきたが、一貫として「広告」の仕事に携わって来た。

それは誰のためでもなく、ただただ、僕のためだけに、仕事を
してきたのだ。

その気持ちは、結婚して人の親になってからも、まったく変わり
はしなかった。

辛いこともあった。しんどいこともあった。
特に家庭を持ってからは、周り眺めれば、もっと効率的で、収入も
良さそうな仕事があるようにも思われた。

でも、やめなかった。やめられなかった。
それは、なぜだか分からない。
ひと言では説明できないような気がする。

そんな時、娘から突然そんな言葉を言われたのだった。
その瞬間、初めて思った。

「もう、いいかな」、と。
もう、この仕事をやめてもいいかな、と。

上述したように、ずっと、ずっと、自分のためだけに続けてきたはず
の仕事だったのに、自分が知らないうちに、直近の、しかも自分の
血を受け継いだ人間に影響を与えていた。

嬉しいとか、感動したとか、不思議とそんな感情は湧かなかった。

それよりも自分の中で、この20年間ずっと自分と仕事をつないでいた
1本の細い糸がプツンっと切れたような感覚がした。

この1週間ほど、僕は調子が悪かった。
仕事にもさほど力が入らなかった。

今、思い返せば、娘のこの言葉も僕に影響を与えたのかもしれない。

しかし現実的に考えれば、今、仕事をやめるわけにはいかない。
まだまだやりたいことがあるし、仮に今、無職になってもこの年齢
では転職も厳しいだろう。

僕の中で細い糸は、まだ切れたままのようだ。
若い頃の骨折のように、いずれはまたつながると思う。
でも、少し時間がかかるかもしれない。

僕はバカだった。

この20年、1人で闘ってきたと思い込んでいた。
でもそうじゃなかったのだ。
知らない場所で、ちゃんと見ていてくれた人がいたのだ。
ちゃんと応援してくれた人がいたのだ。

そんなことに今ごろになって気づくなんて・・・。

早く元気になろう。
また、振り子が振り切れるくらい、バリバリに動いてゆきたい。

自分のために。誰かのために。
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優秀賞受賞。

2011-10-01 | Weblog
先日、「第1回尾道マンガ大賞」において、娘が応募した作品が
優秀賞を受賞した。

今日はその授賞式だった。

応募した部門は、小中学生・四コマ部門。
応募総数・265作品。
審査員は、尾道出身のプロの漫画家・かわぐちかいじ先生と
かわぐちきょうじ先生。
惜しくも大賞は逃したが、娘はその次の優秀賞を受賞したのだ。
大賞はもちろん1人だけだが、優秀賞もなんと1人だけだった。

つまり娘の作品は、265作品中、なんと第2位だったわけである。

今週の初め、この吉報が我が家へ届いた時、正直言って、驚いた。
昨日の日記にも書いたが、喜びよりも驚きの方が飛び越えてきた
のである。

今までも、娘は何度か“受賞”というモノを経験している。
しかしそれは、学校の写生大会や書道のコンクールでだった。
だが、このテのコンクールは、大人たちが大きな枠を設置して、
その中で子どもたちに自由に競わせるような、誤解を恐れずに言えば、
いわば“出来レース”に近い競わせ方だった。

しかし、今回は違う。

学校や習い事の行事ではない。
完全なる自主応募だ。
子どものコンクールと言えども、みんな自主的に応募してくるのだから、
そこに集まる作品群は、それまでのコンクールとは質もレベルも違うはずだ。
それぞれ少なからず自信や実力がなければ、子どもと言えども応募しよう
なんて思わないだろう。

しかも審査員は、あのかわぐち先生である。
90年代以降、「沈黙の艦隊」をはじめ、日本の漫画界を大きく変えた作品を
世に発表し続けた漫画界の重鎮だ。
ちょっとやそっとの小手先の画風やストーリーで受賞できるとは到底思えない。

しかし、だからといって怖気づいて応募しないのは、もっとも情けない。

だから、応募すると娘が僕に告げた時、素直に僕は応援した。
入選するか落選するかはどうでもいい。
応募して、自分の実力やセンスが他の子どもたちと比べてどうなのか、
それだけでも分かれば、応募する意味はある・・・そう思っていた。

だから、まさか受賞するとは・・・。
しかも、第2位で・・・。

今日の授賞式は、市立美術館で開催された。
朝早くにも関わらず、関係者や受賞者の方々をはじめ、報道陣の方々も多数
来場されていた。
さすがに娘も、これだけ大仰な授賞式だとは思っていなかったらしく、当然
生まれて初めてでもあり、会場に着くなり、少し緊張した面持ちになった。

僕はというと、娘や妻と離れ、会場の隅の方でおとなしくしていた。

人ごみが苦手とかそんな理由ではなく、尾道市長をはじめ、市役所、美術館、
教育委員会・・・etc.
会場に集まった方々の中には、仕事を通して少なからず面識がある方がポツ
ポツといらっしゃったのだ。
そんな方々の前に出しゃばってペコペコと挨拶をすることを出来るだけ避け
ようと思ったのだ。
そんな姿を関係のない方が目にした時、最悪の場合「出来レース」と思われて
しまうかもしれない。
そんな事になったら、関係者の方はともかく、せっかく受賞した子どもたちに
申し訳がない。
・・・ちょっと考えすぎかもしれないが、そんなことまで思ってしまった。

しかし、やっぱりというか、僕はこんな風貌をしているので、いくら会場の
隅っこにいても、誰かに必ず見つかってしまう・・・。
最初に気づいたのは、地元の新聞社のカメラマンだった。
「何してるの?」と不思議そうに尋ねられたので、正直に話すと、娘の受賞姿を
最もいいアングルで撮ってくれた。後日メールで送ってくれるらしい。
やっぱり人脈は、大切である(笑)

その後は、もうバレバレになってしまい、様々な方々からお祝いを言われた。
市長や教育委員長から「やっぱり、娘さんは血を受け継いでるのかねぇ」と
言われたりしても、ただただ苦笑いするだけだったが・・・。

おかげで、娘は人生初めての大きな授賞式で、僕は僕で市のお偉いさん方との
人疲れで、クタクタになった授賞式だった(笑)

でも、最後にひとつだけ。

僕も今まで何度もいろんな受賞をしてきたけど、自分の受賞よりも比べ物に
ならないほど、感慨深く、嬉しかった。
それだけは、本心。

では、娘が優秀賞を受賞した作品をご覧ください↓
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