王将戦第7局、渡辺王将対羽生三冠戦は振り駒の結果、羽生三冠の先手。後手・渡辺王将がゴキゲン中飛車を選択しました。
先手の超速模様から、互いに穴熊を目指して持久戦調に。ただ、この形は囲う手順と形によって判断が微妙に異なるようです。先手が3筋から動きましたが、後手はいなしながら中央を目指し、47手目を先手・羽生三冠が封じました。
決着のつく最終局、渡辺王将がゴキゲン中飛車を採用したのはこのところ指している形とはいえ驚き。対する羽生三冠の居飛穴は高勝率を誇る作戦ですが、渡辺王将がこの形に誘導したとすると、どこかで研究の手順が出てきそうです。明日の進行が楽しみ。
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