女流王位戦第５局、里見女流王位対甲斐挑戦者戦は118手で後手・甲斐挑戦者の勝ち。女流王位位を一年で取り返しました。
後手のゴキゲン中飛車に先手は丸山ワクチン。甲斐挑戦者はかなり研究を進めていたようで、午前中は猛スピードの展開。34手目の△８四角が上田女王との研究会で指していた一着とのことで（上田女王ツイッター）、この手で積極的にリードしにいったようです。以後、展開は難しかったようですが、攻守にう柔軟な手を織り交ぜた甲斐挑戦者がうまく自分らしい世界に持ち込んだ格好。
里見女流はタイトル戦番勝負で初めての敗退。女流棋界はまた混戦になっていくのでしょうか。
