王将戦第1局 封じ手は△4四歩 2012-01-09 12:17:26 | プロ棋界 久保王将の封じ手は△4四歩。 互いにまとめにくい陣形ですが、先手は2筋を破れる形なので、局面が落ち着けば有利になりそうです。後手は駒得を生かして先手陣を突破したいところですが…。
王将戦第1局 久保王将、封じる 2012-01-08 20:06:02 | プロ棋界 32手目を後手・久保王将が封じました。 25手目、先手の▲5七玉。顔面受け、とかいう生やさしいものではない、大将自ら最前線で体を張るようなすさまじい一着が出ました。康光流、面目躍如たる一手です。 この手をとがめきれるかどうか。二日目午前中の進行が注目されます。
王将戦第1局 久保王将、ゴキゲン中飛車に 2012-01-08 11:51:49 | プロ棋界 王将戦第1局、久保王将対佐藤九段戦は佐藤九段の先手。 予想された後手のゴキゲン中飛車となりましたが、先手の超速に対し、久保王将は14手目に△4四歩。「将棋世界」誌最新号の自身の講座で記述した菅井新手を採用しました。ほとんど時間を使っていないところから、用意の一手と思われます。
棋王戦挑決第2局 郷田九段が勝って挑戦者に! 2012-01-06 23:03:34 | プロ棋界 82手で後手・郷田九段の勝ち。棋王戦の挑戦者となりました。 美濃囲いの固さを頼みに攻めた先手でしたが、△4六桂が入ってからは受けがきかなくなったようです。久保棋王とのタイトル戦は2月5日から。
棋王戦挑決第2局 広瀬七段、中飛車に 2012-01-06 12:56:38 | プロ棋界 棋王戦挑戦者決定戦第2局、郷田九段対広瀬七段戦は広瀬七段の先手。 先手は中飛車を選択し、左銀を交換する進行。 後手が中央を押さえる△6四角と打ったのに対し、先手が▲6六に角ではなく銀を打ったのが新手のようです。 勝者が挑戦者となる重要な対局。
棋王戦挑決第1局 広瀬七段、勝利 2011-12-26 20:09:48 | プロ棋界 棋王戦挑戦者決定戦第1局は110手で後手・広瀬七段の勝ち。敗者復活からの挑決進出のため、2局目で挑戦者が決まることになりました。 相穴熊の捌きあいから、広瀬七段がうまく接近戦を制し、 寄せきりました。第2局は1月6日の対局予定。
棋王戦挑決第1局 超速から相穴熊に 2011-12-26 14:33:07 | プロ棋界 棋王戦挑戦者決定戦第1局、郷田九段対広瀬七段戦は、郷田九段ぬ先手。 後手のゴキゲン中飛車対超速の出だしから、相穴熊の持久戦模様となっています。 どちらも研究範囲と思いますが…。
順位戦B級2組 戸辺六段、驚愕の▲8三桂 2011-12-10 00:44:11 | プロ棋界 順位戦B級2組、青野九段対戸辺六段戦は101手で先手・戸辺六段の勝ち。 戸辺六段の早石田に、青野九段は棒銀で対抗。お互いに主張しあう展開でしたが、59手目の▲8三桂が驚愕の一手。自玉が固く、後手玉は陣形が悪い間に駒得していけば優勢になるという読みが奏功して最後は先手が差を付けて勝ちきりました。 左辺のサバキから右辺では手厚くしていく差し回しが印象的な1局。
王将戦プレーオフ 佐藤九段、挑戦者に! 2011-12-02 23:09:22 | プロ棋界 王将戦挑戦者決定プレーオフは90手で後手・佐藤九段の勝ち。王将戦の挑戦者となりました。 角換わりから難解な形勢でしたが、細かい読みをうまくつないだ佐藤九段の勝ち。 王将戦第1局は1月8日の対局です。
竜王戦第5局 渡辺竜王、防衛! 2011-12-02 22:59:49 | プロ棋界 竜王戦第5局は117手で先手・渡辺竜王の勝ち。4勝1敗で龍王位を防衛しました。8連覇です。 一手損角換わり。封じ手の前後でのやりとりが勝負を分けたようですが、シリーズ全体を通して、渡辺竜王の積極的な差し回しが奏功したように思えました。