アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

色々な考え方がある

2010-08-02 19:21:40 | アスペルガー
今日は、天気予報は晴れ曇り
それなのに・・・朝から雨が降り
夕方に少しだけ、晴れ間が出ました。

息子は結局、S君とは遊べず・・・。

でも、幼馴染君と1日遊んで過ごしていたようです

本日は、部活が完全休みだったので、ゆっくり過ごせたのではと思います。

昨日は、1日部活で、試合に出たわけでもなく、練習もなかったのですが、とてもとても疲れたそうで、21時には寝てしまった息子

きっと、たくさんの中学校が集まって来て、大勢の中で1日過ごしたことが息子にはストレスになったのだと思います。

そうなると・・・嫌な過去のことも次から次へと思いだして

不満が爆発。

当日に何があったわけでも話を聞いているとないのですが、あいつを殴りたい!とか言い出します。

ストレスの関係で、そう思ってしまうのだと思います。

違うことに興味を向かせるように努める母ですが、けっこうこだわる息子なので・・・。

こういうところが特性だと思って付き合うしかないと思います。


それとは別に。

息子の持っている良い特性。

息子は、どんなことでも生真面目に取り組んで素直に先生や信頼している友人の言葉を受け取ります。


昨日の大会。

こちらも、息子は素直に行って、ほかの学校のプレーや先輩たちのプレーを見たい!と言って楽しみにしていました。
自分が出場しなくても、楽しみと思っていて。

母もそうだねと色々な人たちのプレーを見て自分のものに出来るようになるといいねと息子と話をしていました。


みんなバスケが好きで入部したのだから、みんなの方がこういう考えは強いものと思っていた母。

息子は、なんとなくバスケを始めたので、その息子がこういう風に思っているのだから・・・と。


そうしたら、ほとんどの子たちが自分が出るわけじゃないから1日つぶれる・めんどくさい・行くのが嫌だ。


と、このように思っていました


こんな言葉を聞いた母は、なんだかなぁ・・・と。

息子も、そう思うならみんな来なくてもいいよって。俺は、オフィシャルの勉強にもなるし先輩たちのプレーを見たいし。色々な学校の様子も見たいし。だから、張り切って行くよ。

と。


こういうところでも、周りと息子の考えの違いが生まれてきているようです。

でも、こんな風に思える息子の方が、自分の子供で良かった

周りよりも上手ではないけれど、なんだか素敵


それに、そんな周りなので、会場でもふざけていたり仲間うちで喧嘩したりで、先生が大声を出して怒っていたと息子は言っていたし。


現在は一生懸命何かをやろう!と言う気持ちが受け入れられない感じなのかな。


母はこういう風景を垣間見て、色々な考え方があるんだということをこのごろやけに感じています。

息子と母は、現在の社会の考え方とは、ずれているようです。


そんな親子でも・・・いいんじゃないとは感じていますが