妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年、56歳の時アルツハイマー病と診断される。
2018年1月、胃瘻造設手術。

妻と娘と孫娘

2014-05-22 21:54:08 | 日記
 遠方に住む二女が二歳半の孫娘と昨年末以来の帰省。

 一週間滞在し今日帰って行った。


 娘は産休明けに一歳の子供を保育園に預けながら職場復帰したが、

 1時間程の通勤時間、子供の病気で早退や休みを余儀なくされるなど

 身体的にも精神的にも限界に達し、復帰後1年で退職した。

 
 妻は娘も孫も分からない。

 妻への介護はいつもと変わらないように心掛けたが、

 どうしても孫娘が中心の生活になってしまう。

 
 ソファーで眠っている妻によじ登ってハラハラさせられたり、
 
 転んでテーブルの角に顔面をぶつけて大泣きしたり、毎日大騒ぎだった。


 たどたどしい言葉に娘や私が笑うと、妻もそれにつられて声を出して笑う。

 
 妻の笑顔は皆を幸せにする。 
 


 笑いを振りまいた孫娘が帰ってしまった。


 
 再び妻と私の二人だけの静寂な時間に戻る。


 妻がいつものようにソファーで眠っている。


 
 母親に相談したいこともあるだろうに、それが叶わぬ娘。


 娘の結婚も、孫娘の成長も分からぬ妻。

 
 どちらも不憫で悲しい。

 




 

 
 
 




 

 

 

 

 
 
 
 

 

 


 


 
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