【1月14日】
やれやれやっと葬儀が終わった・・・とのんびりもしていられないのです。
わが家にはお墓がないのですから。
祖父母と伯父や叔父の入ったお墓は熊本にありますが、父は三男坊なので、こちらで新しくお墓を建てることにしました。
弟のいる伊勢原がいいか、実家に近い成田にするかと迷いましたが、タイミングよく朝刊に成田メモリアルパークのチラシが入っていて、みんなで「これはオヤジがここにしろと言っているのかも知れない」などと勝手な理由をつけて半分お祭騒ぎです(笑)。
私と弟、母が揃うことはあまりないので早速現地に見に行ってみることにしました。そう、あの大雨の土曜日です。
芝地で洋式の墓石がいいな、と弟は事前に言っていたのですが、実際に見てみると芝地は初期費用は安いけどランニングコストがかかるんですね。それに冬は芝が枯れて寂しげです。
で、芝地はやめて一般的な墓所、さらにちょいと広めの場所から2区画を買うことにしました。
まだ仮契約ですが、恐らくこれで決まりでしょう。弟は通夜、葬儀、お墓と、この一週間で8百万ほどの出費です。
ひと段落した弟に「あんたも大変だねぇ」と言ったら「僕、長男だから」とケロッとしていました。
弟は実は長男ではありません。戸籍上は二男なんです。私たちには兄がいて、生後4日で亡くなったので顔も知りませんが、両親にとっては初めての男の子だったので出生届を既に出していたんですね。昔は自宅出産が多く、衛生面では良好といえなかった。お臍から入った破傷風菌で命を落とすということも珍しいことではなかったようです。
今回、お墓を建てることで、熊本にあるこの兄のお骨もこちらに移そうかと言う話が出ています。法名もついていないので葬儀でお世話になったご住職にお願いすることも考えているようです。
母は「ジイさまも一人でいるより、一緒のほうがいいやろ」と言っていました。
葬儀もお墓選びも終わり、私と弟たちはまた仕事に戻らなければなりません。
いっぺんに全員で帰ると母が寂しがるだろうということで、土曜日の夜に私がまず東京へ戻ることにしました。
「こんな大雨のときに帰らなくても」と母は言い、私も日曜の朝にしようかなとも思いましたが潔く帰ることにしました。
玄関で見送ってくれる母と弟のうしろに父の姿が見えたような気がしたのは、もちろん錯覚でしょう。
やれやれやっと葬儀が終わった・・・とのんびりもしていられないのです。
わが家にはお墓がないのですから。
祖父母と伯父や叔父の入ったお墓は熊本にありますが、父は三男坊なので、こちらで新しくお墓を建てることにしました。
弟のいる伊勢原がいいか、実家に近い成田にするかと迷いましたが、タイミングよく朝刊に成田メモリアルパークのチラシが入っていて、みんなで「これはオヤジがここにしろと言っているのかも知れない」などと勝手な理由をつけて半分お祭騒ぎです(笑)。
私と弟、母が揃うことはあまりないので早速現地に見に行ってみることにしました。そう、あの大雨の土曜日です。
芝地で洋式の墓石がいいな、と弟は事前に言っていたのですが、実際に見てみると芝地は初期費用は安いけどランニングコストがかかるんですね。それに冬は芝が枯れて寂しげです。
で、芝地はやめて一般的な墓所、さらにちょいと広めの場所から2区画を買うことにしました。
まだ仮契約ですが、恐らくこれで決まりでしょう。弟は通夜、葬儀、お墓と、この一週間で8百万ほどの出費です。
ひと段落した弟に「あんたも大変だねぇ」と言ったら「僕、長男だから」とケロッとしていました。
弟は実は長男ではありません。戸籍上は二男なんです。私たちには兄がいて、生後4日で亡くなったので顔も知りませんが、両親にとっては初めての男の子だったので出生届を既に出していたんですね。昔は自宅出産が多く、衛生面では良好といえなかった。お臍から入った破傷風菌で命を落とすということも珍しいことではなかったようです。
今回、お墓を建てることで、熊本にあるこの兄のお骨もこちらに移そうかと言う話が出ています。法名もついていないので葬儀でお世話になったご住職にお願いすることも考えているようです。
母は「ジイさまも一人でいるより、一緒のほうがいいやろ」と言っていました。
葬儀もお墓選びも終わり、私と弟たちはまた仕事に戻らなければなりません。
いっぺんに全員で帰ると母が寂しがるだろうということで、土曜日の夜に私がまず東京へ戻ることにしました。
「こんな大雨のときに帰らなくても」と母は言い、私も日曜の朝にしようかなとも思いましたが潔く帰ることにしました。
玄関で見送ってくれる母と弟のうしろに父の姿が見えたような気がしたのは、もちろん錯覚でしょう。
正直言って、コメントを入れることができませんでした。
何度か書きかけて、消してしまいました。
私も昨年、祖母を亡くしました。
心臓の発作を起こし、あっという間だったそうです。
誰にも迷惑をかけない、きれいな死でしたが、
その分母は、
「大往生だけれど、張り合いがなかった。
おしめのひとつも代えてあげられなかった」と
嘆いておりました。
れいこさんも、お父様にお目にかかれたのは、よかったのかな、と思います。
うちは両親は健在ですが、これもいつか来る道。
れいこさんの記事を読みながら、少しは親孝行しないとな、
と、反省しています。
残されたお母様を、大切にしてあげてください。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
父は我儘な人で、私たち家族は何度も傷つけられましたが、最期は家族孝行だったねと言い合っています。本人も「苦しみたくない」という、これも一つのワガママでさっさと逝ってしまったのかな・・・と。
亡くなってしまえば、過去のわだかまりも全て忘れられるのが家族です。
なんでだろう、楽しかったことばかりしか思い出しませんね。