会社の帰り、電車の中でつり革につかまりながら読書をしていました。そのとき読んでいたのは宇江佐真理の「余寒の雪」。本を開いたとたん、弾みでブックマークがピョーンと飛んでいってしまいました。「あ、困ったな。降りる時に拾おうか、それとも紙製だから放っておこうか」と思っていたら、前に座っていた若い男性(見かけはケミストリーの川畑要みたいでした)がグーッと身体を伸ばして2人先の足元に落ちているブックマークを拾ってくれたんです。混んだ車内で2人隣の足元ですよ!もう私カンゲキです!まだこんなに親切な人がいたんだなぁ。あの男性から受けた親切を今度は別の人に返そうっと。
