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手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

故郷は遠くにありて思うもの??!〜「2021・主婦日記」の第45週目〜

2021-11-07 | 2021年の主婦日記


(↑夕方、出先で歩いてると、針葉樹の向こうのマンションの光が、ちょうどツリーのライトのように見えました。とても面白い光景でした)






   ↑月またぎの週でした。



2年間、行けない、行っちゃいけないと思いつつ、

過ごしてきたまんじゅう顔。


生まれ故郷・・・・。


コロナ禍のもと、

みなさんも同じような思いで過ごされてきたのではないでしょうか。


冒頭の室生犀星の、

言葉の本来の意味(東京で思うにまかせぬ暮らしを強いられ、懐かしい故郷に帰っても温かく受け入れてもらえない、いわゆる故郷に対する憎悪)とは少し意味合いが違いますが、

「故郷は遠くにありて思うもの」なのか???

色々考えさせられます。


わたしの場合は、

今は年老いた親がいるわけではなく、

実家を守っている弟夫婦がいるだけだけど、

そしてそこに幼馴染が住んでいるだけだけど、

この時期になって、急に里心が出てきちゃったのです。


いつでも行きたい時に行ける、

帰りたい時に帰れるという状況ではなかったから、

余計にそんな気持ちが強くなったのかもですね。


または、

還暦になって心がどんどん子供がえりしているのかも。


自分の生まれ育ったところが一番だとか、

とてもいい思い出があるとか、

そんな夢のような場所でないことは確かなのに、

生まれ故郷に帰りたい、

その原風景のもとにゆっくり身を置きたいと今切実に思います。



もしかすると、

TBSの『最愛』を見てる影響からかも。

(もう我が家では、この先どうなるのか、その話題で沸騰。何度も4回分を見返して「ああでもない、こうでもない」と。コロナが収束したら白川郷に行こうよという話まで笑)

白川郷の美しい自然と無機質な都会のコントラストが描かれてますからね。


あんなに美しい場所でなくても、

やはり故郷は、自分にとっての原点です。


街育ちの息子は、

「おじいちゃん、おばあちゃんの田舎に行くのは楽しみ。

でもそこに長くは住めないなあ」が口癖。

だけど、わたしのように、

いい歳になってから街に出てきたものにとっては、不自由さも現実のこと。

むしろ、その時には気づかなかった田舎の良さも今はわかってる。


電車が10分待たずに次々来る今の生活。

バスも数分で次が来る。

ものの3、4分でコンビニ、スーパーがあり、そして駅があり、

電車にちょっと乗れば、東京都心へすぐに着き、

見たい何かも必ず見られ、行きたいところにもすぐに行ける。

数十年のうちに周囲は開発が進み、

今は便利さを絵に描いたような住み心地。


だけど、何かがないような気もしてる・・・。


何なんだろう・・・。


わたしのように街と故郷の両方を知ってるのは幸いなのだろうか・・・。


今でも田舎(生まれ故郷)には夫の実家がそのままあり、

少し手を入れさえすれば住むことができます。

でも実際帰ったら、

思っていたようにはならず、

まさに室生犀星のように故郷を悲しく感じるのか・・・・。


今後どこでどう生きていくのか、

こちらを清算し、故郷に帰るのか、

故郷を処分して街に住み続けるのか。


息子は今後東京勤務。


まだまだ夫の退職までは何年もありますけど、

残された時間のことを思うと、

待ったなし、

わたしたち還暦夫婦の決断の時が近づいているように感じています。



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Unknown (ポテト姫)
2021-11-07 04:39:54
 「故郷」「田舎」に対する色々な想い…ずっと生まれ育った場所近辺に住み続けている私には、到底わからない「複雑な思い」があることでしょうね。(*´-`)
 ところで、「最愛」は、全く「先が読めず」面白いですね。(^.^) 実は、うっかりして「第二話」を録画し忘れ、観ていないものだから、話に「着いていけてない」部分があり、けっこう「辛い?」です。(๑˃̵ᴗ˂̵)
 テーマである「最愛」とは、「宮崎」→ヒロイン、「会社の世話役」→ヒロイン、のことかと思ってましたが、それともう一つ、ヒロイン⇄弟、の感情もあり? と思われる展開となってきましたね。(^-^)
 それにしても、「ミッチー」の不気味な存在感が「怖い」です。^_−☆
 ところで、この作品の故郷である「白川郷」の風景ですが、私は個人的に、息子の付き合いで見たアニメ「ひぐらしの鳴く頃に」の舞台であった「ひなみざわ」を思い出してしまいます。(*´∀`)♪
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Unknown (とむすけ)
2021-11-07 10:01:35
私、神奈川で生まれ育ち、30で東北の田舎町に越して来ました。
今住んでいる東北の田舎町に初めて旅行で来た時に、「帰ってきた…」と感じました。水が合うって事なんでしょうか。
都会は便利でしたが、ずーっと無意識のうちに違和感がありましたね。
そのうちに結婚し子供が出来ると、実家の両親もこちらへ移住してきました。
都会生活を満喫していた両親、この田舎で大丈夫かなぁと心配しましたが、カルチャーショックもありながら楽しく暮らしているようです。
当然ですが、都会には都会の、田舎は田舎の良さも欠点もありますね。
子供達には自分の世界を広げて、自由にどこでも行って欲しいと思っています。
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Unknown (まんじゅう顔)
2021-11-07 17:54:27
ポテト姫さん、若い時は都会に出てくるチャンスに、結構ワクワクドキドキがありました。でも、今はそんな気持ちも薄れてて、色々考えてしまいます。生まれ育った場所に生涯いられるというのは、大きな恵みだとわたしなどは思えます。「隣の芝生」だよと言われるかもしれませんが・・・。
さて、「最愛」、めちゃ面白いですね。日本のテレビ局もこんなに面白いドラマを作る力が残ってるんだと改めて思いました。そうそう、ドラマ名の「最愛」が誰から誰の最愛なのか、これは色々想像を掻き立てますよね。
時々現れるブラックボックスが徐々に大きくなってるような・・・。いろんな仕掛けがされてて、何度も何度も録画を見返し、家族でこれからの流れを想像してます。
ミッチーは本当に怖い。「ブキミッチー」なんて言葉が出てますよね。まあ、彼もだいぶ悪いことをしてそうな・・・。
白川郷、綺麗なところですね。「ひぐらしの鳴く頃に」、探して見てみたいと思います。こういう日本の美しい風景、本当に癒されます。
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Unknown (まんじゅう顔)
2021-11-07 18:02:12
とむすけさんは、結婚して東北に行かれたのですね。いわば、わたしと逆な感じ??でも、水が合うとお感じになった、そしてご両親も東北に移住して来られた、一番いいパターンではないでしょうか。「水が合う」ということ、本当に大事だと思います。わたし的には「便利でも水が合ってるとは思ってない」のが今の状況なのかも。とむすけさんのような状況は一番ベストなのではと思います。
わたしの場合、現在は田舎にも家があり、今住んでいるところにも家があり・・・。どこかで何かの決断をしていく時期。とむすけさんの言われた「水が合う」という言葉も一つのキーワードにしつつ、今後のことを考えていきたいと思いました。
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Unknown (ポテト姫)
2021-11-08 04:31:28
 「ひぐらしの…」は、あくまで、息子の付き合いで見た作品で、元はゲームらしく、それがアニメになり、ある意味?人気らしいのですが、作品としては、あまり「お勧め」出来ない感じです。(*_*) 「白川郷」が舞台だけど、グロいシーンがあったかと思うと、時空を飛んでみたり…。どうにも「オバサン」には着いて行けない世界というか…。
 でも、何度もリメイクされてるとこみると、一部のファンには、人気なんでしょうね。(*´-`)
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Unknown (まんじゅう顔)
2021-11-08 20:06:49
ポテト姫さん、「ひぐらし・・・」はコンピューターゲーム作品のようですね。架空の村の話だけど、白川郷がモデルになってるよう。なるほど〜という感じです。全く知らない世界なので、一つ勉強になりました。ありがとうございます〜〜。
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