
わたしたちシニア世代は、
万年筆と時計が大人への入り口だったような気がしませんか。
中学に入った時くらいに万年筆、
(そういえば当時、
「中一コース」とかの年間契約で万年筆が付いてませんでした??)
高校入学で時計をプレゼントしてもらってたような。
ちなみにわたしは、
大学入学の時にモンブランの万年筆を
親から買ってもらいました。
大学時代はバインダーのノートに
万年筆で講義内容を書くのがちょっと格好いいと思ってたな。
あれから半世紀が経とうとしていて、
まだそのモンブランは大事に持ってますが、
詰まってすぐには使えない状態。
さらに、
書いた文字が太くて、
小さな文字を書く癖のついている今のわたしには合わない。
愛用されてる方がたくさんおられると知っていても、
万年筆はわたしにとっては、
特にここ数年、
かなり縁遠い筆記用具となっていました。
(色々使ってた時期もあったんですけどね)
一方夫のほうは、
わたしよりは万年筆をよく使うので、
お父さんの形見から何からかなりの本数を持っています。
そんな彼が、
最近気軽に使っていると言う
万年筆を見せてくれました。
最近の傾向で、
万年筆、かなり安価なものが出てきてるんですね。
噂では聞いてましたが、本当だ!
もう10年以上も前には、ラミーかペリカンの
子供向けの万年筆を
やはり夫から借りて使ったことがありましたが、
こちら、文字が太めで結局使えず。
でも、今回夫が紹介してくれたのは、
今のわたしが気軽に使える万年筆としては
とてもいいなと思ったもの。
パイロットの「ライティブ」です。


軸やキャップ部分は、樹脂。
そういう点ではちょっと安っぽくは見えますが。
ペン先はステンレスF(やや硬めの細字)。
コンバーターでもカートリッジでも使える。
(↓コンバーター)



お値段も2000円前後で購入できる。
軽くて手軽な万年筆。
書き心地も優良。

細字ですけど、
ペン先があまり引っかからない。
これだったら、手帳にも使えそう。
夫は、こちらの上位種?「コクーン」も持っています。
「コクーン」は軸やキャップが銅製で、
やや高級感が増し、重みもあります。
ペン先は特殊合金。
ただコンバーターの容量は少なめ。
持った感じや使った感じも
比べてみることができますが、
こちらも細字で書きやすい。
でも、
コクーンは今では4000円以上しますから、
手軽にという感じではないですね。
また、逆に「ライティブ」の下位種?もあって
その「カクノ」は1000円台。
軸もキャップも樹脂で
キャップにクリップはなく、超シンプル。
万年筆初体験の人用という感じでしょうか。
「万年筆といえば、高級品」
そんなイメージがしっかり刷り込まれてましたが、
今はお値段で言うと、ピンからキリまで
多様なものがありますね。
正直なところ、
モンブランは親からもらった大事な万年筆で、
外に持って出るっていう気持ちにはなれませんが、
こちらの「ライティブ」は、
プラスチックだから、筆箱にも放り込んで
外に気軽に持ち回り、
どこでも出して書く気になる万年筆かな。
夫のものを使わせてもらって、
とてもよかったので
それを夫に伝えたら、
わたしにも一つ、買ってくれました。
2024年12月発売、
限定品のマスタード色をチョイス。


届いたこちらの万年筆を見て、
夫一言、
「こっちの方が安っぽく見えなくていいなあ〜」。
一緒にポチったコンバーターは届くのが2日後。
もともと万年筆には黒のカートリッジが一つついてますが、
ブルーブラックを入れたいわたし。
コンバーターが来るまで、
使用するのは我慢です。
↓二つのランキングに参加しています。
手帳に限らずそれぞれポチッと押して応援してくださると嬉しいです。
励みになります。
パイロットのインクは裏抜けしやすく紙を選びますね。手帳やノートは大丈夫ですか。
このライティブのかき心地もすごくいいからだと思います。
やはりnarkejpさんはすでにお使いなんですね〜。
こちら、細字ですが、めっちゃ使いやすいです。
パイロットのインク、確かにプラチナに比べて裏抜けしやすいと思いますが、これは細字であることもあり、わたしの「主婦日記」は全く大丈夫で〜す!
ほとんどわたしの使ってるアクロやジェットストリームの0,5のと同じくらいの太さで、ぼてもなく書きやすいです。
わたし自身はインク壺を持ってないので、時々夫の書斎にあるパイロットのインク壺にコンバーターを突っ込んでインクを入れ、使うことになると思います。
いい万年筆に出会えたなと思っています。