最近、
今流行のカフェやロースターに行くことが多かったわたし。
とにかくあちらこちらにおしゃれな、いわゆるサードウエーブのお店ができていて、
まだまだいっぱい「行きたいところリスト」を抱えている状態です。
そんな中、
今回銀座に行った時に
選んだカフェは、「銀座トリコロール」。
銀座4丁目の銀座コアの裏側にあります。
久しぶりの老舗カフェです。

このたたずまい。
入り口は回転扉。
回転扉が重く、ちょっと敷居が高いかなとドキドキ。
ところが、
入ってみると、
スタッフさんの温かい声。
レトロなつくりですが、
調度品に手入れがされてて、
お店も明るい雰囲気。
一人だというと、奥の空いてる席か入り口横の窓際の席を勧められました。
わたしは、あえて入り口横の席に座りました。
そこは、
ちょっとコーナーのようになっていて、
2テーブルしかないところで、
なんとも居心地がいい。
何なの?
この居心地のよさ??

こんなふうだったので、出入りされるお客さんの横顔が見られ、
そのお客さんとスタッフさんとのやりとりも楽しめる席でした。
クラシカルな雰囲気で、
銀座だからちょっと背負ってるかと思いきや、
次々いらっしゃるお客様に
誰彼関係なく気持ちの良い応対・・・。
その対応を見ていても飽きないのです。
新しいカフェ、たくさん行きましたが、
カフェスタンド風のところは特に、
スタッフさんと常連様とが話し込んでることが多く、
新しく行った者がなんか居心地悪くて、
長居できない雰囲気のところが多かったような。
そういうお店のスタッフさんたち、笑顔だったり気さくな感じだったりするんですけど、
なぜか居心地が悪いんですよね〜。
このお店にも、
もちろん常連様はいらしてて、
年配の奥様、もう70才から80才くらいの方が入って来られた時には、
「ああ、いつも来られてるんだな〜」というようなスタッフさんの対応でしたが、
その感じが、初めてのわたしにも温かいものに感じられる、
でも、
わたしみたいな新しいお客も置いていかれてない感じ。
ここらへんを、
新進のコーヒーショップは学ぶべきなんじゃないかな〜なんて思ったりして。
のんびり、お隣の奥様たちのお話に耳を傾け、
手帳を開いてましたら、
スタッフの方が、ポットを2つ抱えて来られたので、
ちょっとびっくり。
「コーヒーとミルク、何割にしますか?」みたいなことを聞かれたので、
「普通はどれくらいの比率なんですか」と聞き返すと、
「半々ぐらいでしょうか」との返事。
「じゃ、それでお願いします」というと、
こんなパフォーマンスを!
もともと「カフェオレを頼むといいよ」なんて口コミで書かれてましたから、
普通のコーヒーを頼まず、
カフェオレにしたんですが、こういうことだったのね!
低い位置からコーヒーが入ってるポットと、ミルクが入ってるポットの二つで
注ぎ始めたかと思ったら、

そのポットがどんどん高くなっていって、

さらに高くなって・・・。

カップギリギリでピタッと止まる!

これは芸術でした〜〜。
お隣におすわりの奥様方も、
びっくりされてました〜〜。
まあ、そのカフェオレがおいしかったこと!

お会計もそのスタッフさんだったのですが、
「写真、わたしみたいなもので良かったですか〜?」なんて謙遜されるから、
「もう、素晴らしかったですよ」というと、
「ほかのスタッフだったら、もっと上手なんですけど」とさらに謙遜。
もう完全にこのスタッフさんのファンになっちゃったまんじゅう顔でした。
「ここは銀座に来たら必ず来るぞ〜」で決まり!
改めて、老舗の意味を実感したわたし。
これから行くであろうカフェ巡り、
もう一度リストを見直そうかなと思い始めました。
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