アメリカ住まいのプチパールさんからの情報を載せる「カリフォルニア通信」の第3弾。
今日はこれ。


バレエダンサーたちの、もう使わなくなったポワントシューズを集めて混ざりつけをしたものだそうです。
あくまで飾り用で、このように飾り付けをした後は、履いて踊れません。
さて、さて、あまりなじみのないポワントシューズ、そして、そのデコレーション。
どんなものか、ちょっと紹介してもらいました。
以下はプチパールさんの談~~~~~~~
新品のポワントシューズ、片方だけ。ポワントはフランス語に近い読み方。英語では、pointe shoesと書きます。真ん中はリボン、右はゴム。もったいないので、リボンとゴムはリサイクルします。だから写真のリボンとゴムはちょっと古く見えるのです。

リボンとゴムを縫い付けているところ。

リボンとゴムを縫い付けました。完成!


実際にポワントシューズを履いて立っているところ。


履きつぶされたシューズです。英語では”dead"といいます。

このような、もう履けなくなったポワントシューズをデコレーションして綺麗に整えるのです。
どんなふうに作るかというと・・・。
前もって、ダンサー達に履きつぶした靴を提供してもらう。靴底(この部分は皮)にそれぞれサインをしてもらう。娘は、今回の「シンデレラ」公園では、フェリーゴッドマザーでした。だから、売る時にもこれはフェリーゴッドマザーを演じた誰それさんのサイン入りのトーシューズです、という感じで説明すると、さらに買う人に喜んでもらえます。
シンデレラはあの靴のシーンが有名。それで、わたしが属しているブティック委員会でアイデアを出し合った結果、ポワントシューズをデコレートしようということになり、ある土曜日リハーサル中にクラフトしました。
先に書いたように、娘はフェリーゴッドマザーだったので、その衣装に合わせて色合いやデコレーションを決めました。
一足目は紫をベースに。ハサミで余分な糸や布を切り取り、ペイントしやすいように表面を整える。上のポワントシューズでは、特につま先の部分の修正が必要です。リボンやゴムを取り外すことが多いのですが、この場合はそのまま付けた状態にしました。


このコスチューム、よく見ると、シルバー系、パステルカラーなら何でもいけそうで、マルチカラーの光るものも散りばめられています。
そこで、一足目は紫をベースにしようと決めました。
スポンジブラシで、紫色のacrylic paintを皮底以外のシューズ全面に一気に塗ります。水性のペイントですが、布に塗ると色は落ちません。この段階で地のうすピンクは見えなくなり、紫色のシューズに変身。
ペイントが乾いた段階で、Modge Podgeを表面に塗りながら、ご覧のとおりコーンフレーク状態のグリッター(ラメ素材)を貼付けていきます。Modge Podgeは、米国製の接着剤とシーラーが一体化したクラフトによく使われる製品。乾燥したら、透明のspray sealantで表面をカバーします。そうすると、グリッターがさらに剥がれにくくなります。未だ少し物足りないので、glue gunを用いて、白いボアリボンを取り付けました。
全体に締まりを付ける為に、ドレスにもある同じ濃いピンク色の花の形をしたボタンをglue gunで取り付け、ちょっとパジャマの雰囲気の可愛い靴に仕上がりました。
二足目はもう少し大人しいクラシカルな雰囲気にしようと、地の色を引き出すようなペイントを使用。シルバーと白が入り交じった砂のようなグリッターを使用。周りに、緑色のリボンにポンポンが付いているものとバラを貼付けました。ピーチピンクと若草色の組み合わせが、ドレスにも合います。

いずれにせよ、バレエを始めて間もない子供達は特にポワントシューズに憧れるのです。ポワントシューズを履くというのはすごいマイルドストーンなのです。最年少で11歳頃に履くことが許される。娘の場合は11歳半でした。それまで5年ほどの訓練をたゆまず続けて来ました。
買った人は、袋から取り出してそのままどこかに置いて飾りにしたり、わたしのデコレーションした二足はゴムとリボンを取り付けたままの状態なので、ぶら下げることも出来ます。
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なるほど、なるほど。
4月19日、イースターの前日に、娘さんのシンデレラ公演があり、その時にこれらを販売したそうです。
完売。
おしゃれだし、使ったものを大切に変身させる、とっても素敵です!!