★ reiGの『日記シックスは2人いた』 ★

山梨でHRバンドのドラマーをやってます
マツダ・アテンザと野球が大好きです

ライブ参戦記 (NIGHT RANGER vs FIREHOUSE その2)

2008-04-21 | ライブ参戦
昨日の続きです。
さて、続く第2部(メイン)は、お待ちかねのNIGHT RANGER。
いきなり周りの人口密度が明らかに高くなってきました。
おい、みんなFIREHOUSEは観てなかったんか!
とそのとき突然、キレイな女性に肩を掴まれました。
一瞬、え、ナンパ?俺もまだ悪くない?と思ったんですが・・・
・・・なんと、大学の先輩のひなさんでした。
ネットではちょくちょく話をしてるんですが、直接会うのは数年振りだったので、
驚くとともに嬉しかったです。サプラ~イズ、サプラ~イズ!

そうこうしているうちに、場内が暗転、NIGHT RANGERが登場!
大御所なのに、意外に用意早いのね?
オープニングは、「This Boy Needs To Rock」。
順当な選曲?って感じでしたが、驚いたのは中間部。
なんか原曲と違うけど、聴いたことがあるフレーズが?と思ったら、
「Highway Star」じゃないですか!ギターソロなんか完コピ。
あっけにとれらましたが、どうも前回の来日も同様の趣向だったようですね。
しかし、ジャック・ブレイズの衣装はスゴイ。
キンキラ・スパンコールのジャケット。さすがスター(?)!
そうそう、今でも例のヘイマーのベースを使っていたのが嬉しかったです。

セット・リストは、「Rumours In The Air」、「Sing Me Away」、
「Eddie's Comin' Out Tonight」等の定番曲の間に、意外な曲をプレイ。
1stからの「Call My Name」や、2ndの隠れた名曲「Passion Play」など。
「Passion Play」はなんと、20ウン年振りの演奏だとか?
「そりゃ、Stady Hardだったよ!」って言ってました(笑)
なんか日によって選曲が違うらしくて、
ジャックがCCレモンそゴクゴク飲みながら(炭酸ってノドに悪くないのか?)、
「次のCCレモンホールはまた違う曲やるぜ!」って盛んに宣伝してました。
追加公演のチケット、あんまり売れなかったのかなあ?
あ、ちなみにCCレモンホールって、「渋公」のことです。知ってると思うけど。

それにしても、ブラッド・ギルスのプレイは凄いです。
コシのある音、絶妙なタッチ、正確な速弾き、そして得意のアーミング!
ちなみに彼は、髪は薄くなったけど、音はブ厚かったです。
FIREHOUSEのビルも良かったけど、ブラッドの前では完全に霞んでしまいました。
使用ギターはもちろん、例の赤黒ストラト。
アームも未だに、ファインチューナー無しのFRTのように見えました。
ルックスも髪が短髪かつ薄くなっただけで、相変わらずのように見えました。

対してドラムのケリー・ケイギーは、なんか教頭先生のような雰囲気になってました。
ただでさえ薄かった頭は、なんか・・・(ヅラの可能性も?)。
それでも、ドラムは本当に巧かった!
特にテクニックのある人ではないですが、
クリアでタイトな音、心地よいビートには素晴らしいものがありました。

もう一人のギターとキーボードは、サポートメンバー。
ですが、この二人もかなりのプレイヤーでした。
特に、ギターのジョエルはカッコ良いし、巧いよメッチャうまい!
ジェフ・ワトソンの速弾きやエイト・フィンガーを完全再現し、ハーモニーも完璧。
使用ギターもレスポールのゴールドトップ。さすがです。

さてライブも中盤過ぎ、ローディ(勿論LORDIではない)が電話機を持ってきて、
ジャックが小芝居を始めました。
リリリーン!「ハロー?エリック・マーティン?」なんだそりゃ?
リリリーン!「ハロー?マイケル・J・フォックス?」なるほど、そうきたか。
「映画のタイトルはなんだったっけ?」と、ジャック。
『摩天楼はバラ色に』!・・・って、それは邦題。「Secret Of My Sucsess」!
で、結局、4thアルバム『BIG LIFE』からは、この曲が唯一でした。
個人的には「Color Of Your Smile」もやって欲しかったなあ・・・。

バラード「Sentimental Street」「Sister Christian」では、
イントロでケリーがドラムを離れ、
クリスチャン・カレンのピアノをバックにハンドマイクで歌い上げます。
ハゲのオッサンが歩き回りながらバラードを歌う・・・
・・・ディナーショーに来たかと錯覚してしまいました。
パット・ブーンかオマエは!メタル・バカ一代か!
いやでもこのヒト、歌めっちゃ上手くなってますよ。本当にソウルフル。
実は「シスクリ」あんま好きじゃなかったんですけど、思わず感動してしまいました。
でも、バラードといえば・・・「Goodbye」を忘れちゃいませんか?ケリー?
ええ、忘れられてました・・・。19日も20日も。
あの稀代の名バラードをなぜ・・・。
俺なんかナイトレが最初に解散したとき、
ベストヒットUSAで小林克也がそのことを伝えながら「Goodbye」をオンエアし、
泣きながら聴いたあの日を、今でも忘れないですよ。
東京最終日の渋谷ではやるのかなあ?って、奴らの思うツボか。行けないけど。

本編最後は当然、「Don't Love Tell Me You Love Me」。
曲名長いですね。打ってて疲れた・・・って話は置いといて、
スゴイ盛り上がりでした。みんな待ってたこの1曲。
メンバーのプレイも最高潮。いいオッサンたちなのに、すげえロッカーですよ。
ギターソロは、もう二人の手元に注目ちゅうもく!
出ました、ブラッドのクリケット奏法!
ジョエルは、あのエコノミー・ピッキングを駆使した超速弾きを完全再現。
もう、大満足です。

メンバーはいったん退場したものの、すぐに再登場、アンコールです。
もちろん曲は、「(You Can Still) Rock In America」!
これを聴かずには帰れない、代表曲中の代表曲。観客の興奮は頂点でしたね。
目玉のギターソロのなかでも注目は、例のエイト・フィンガーのフレーズ。
出来んの?と懐疑的な目を皆が向けるなか、ジョエルは易々とこなしましたよ!
すっげー。ま、練習すりゃできないプレイじゃないですけど、それでもね。

そして最後の最後、FIREHOUSEもステージに呼んで、なんとセッションタイムが!
人呼んで『FIRE RANGER』。ちょっと恥ずかしい。
曲はAC/DCの「Highway To Hell」!もう何でもアリの、大ノリ大会でした。
前日は「Smoke On The Water」だったらしいけど、
彼らにはAC/DCの方が合ってたんじゃないでしょうか。

そんなこんなで、とっても楽しいコンサートでした!
この2組のプロ集団を一度に観られたっていうのは、
かなりオイシかったんじゃないでしょうか。
自分の演奏への刺激にもなったし、とても良い日でした。
ありがとう、NIGHT RANGERとFIREHOUSE!次の公演も頑張って!
そしてアラタさん、ノブ君、ひなさん、お疲れさまでした。

P.S. なんとCCレモンホールでは、「Goodbye」をやったばかりか、セッションで「Crazy Train」をやったとの情報が!しかも『悪魔の囁き』の完コピ・ギターソロだったとか。コッチに行きたかった・・・。

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4 コメント

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なるほど! (しっかりしぇんか~)
2008-04-22 00:14:45
すばらしいLIVEだったんですね!
伝わってきますよ(笑)

ブラッドって凄いですよね~!
スーパーギタリストでエンターテイナー。
最強です!

ちなみに・・・
同日行われた「ヤルカト」も凄かった!!!
よかったですね (ようよ)
2008-04-22 17:49:17
楽しいライブだったようでよかったですね!

>パット・ブーンかオマエは!

やめてー。笑かさないでー(笑)
>しぇんか~さん (rei G)
2008-04-23 17:37:49
もう、大感動でしたよ!
ほんと、ブラッドって凄いですよね。
ジャックも面白かったですよ。

でも、ヤルカトも観たかった・・・。
>ようよさん (rei G)
2008-04-23 17:39:36
超楽しかったです~!
あのケリー'sディナーショーのビミョーなノリを、
ようよさんにもお見せしたかったですよ。

ヤルカトライブレポート、アップされたみたいですね。
後でゆっくり読ませていただきます!

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