90年代初期に全盛期を迎えたスラッシュ・メタル・シーンのなかでも、
(誤解を恐れずに言えば)キャッチーでメロディアスな作風で人気を得た、TESTAMENTの代表曲です。
ホント、その辺の才能の無いハードロック・バンドの作品より遥かにポップでメロディアス!
バンドの頭脳であるエリック・ピーターソンの曲作りの才能は、素晴らしいです。
ネイティヴ・インディアンの血を引く大男、チャック・ビリーの歌えるヴォーカル(変なコトバ?)、
あのジョー・サトリアーニの弟子であるアレックス・スコルニックの、
テクニカルでメロディアスなギターも大きなウリでしたね。
特にアレックスは、イングヴェイにも負けないギターテクニックと奔放なフレージングを持ち、
今でも大好きなギタリストです(後に加入したSAVATAGEではイマイチだったけど)。
あまりにも才能が溢れすぎてしばらくジャズの世界へ行ってしまっていましたが、
最近になってTESTAMENTに再加入し、メタルの世界へ戻ってきてくれたことは喜ぶべきことです。