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レコ路地/2009.0211〜

吉祥寺、下北、新宿辺りの中古レコを玩味。

散歩と物探しと暇つぶしを兼ねた三位一体の娯楽です。

オーティス・レディング/THE DOCK OF THE BAY

2018年12月10日 | ザ・ビートルズ
お気に入りの西新宿七丁目のレコ屋。時々足を運びます。
今日はシングル盤「ドック・オブ・ベイ」に遭遇。今年は発売から50年にあたります。


早速試聴。針を落とすと・・こ、これは素晴らしい音圧です。
レーベルにはクロッパーとオーティスの名前がクレジットされています。


このシングルがリリースされたのは1968年1月、今年は発売50周年記念だったんですが、リリース直前の67年12月、オーティスは飛行機事故によってこの世から去ったので、50周年は悲しい思い出でとなります。
それにしてもしみじみ名曲に癒されます。
テネシー州メンフィス、スタックス・スタジオでの録音。
1968年の作品 USオリジナル盤 1000円(458)

ポール・マッカートニー/Egypt Station

2018年09月16日 | ザ・ビートルズ

期待以上の出来栄え。「ビルボード200」において初登場で1位を記録の快挙。ポール・マッカートニーの偉大なる創作力に脱帽です。
アルバムは3面開きの変形ジャケで2枚組になっています。





アルバムのイラストには、甲虫の背中にエジプトステーションのロゴがあったり、ジョージのアルバムジャケットに色合いがかなり似ていたり、謎かけも多いポールらしいこだわりのデザインです。3面だから、ピラミッド型になる、というのも面白いです(^^)



ピラミッドつながりで言えば、ポールが使用していたいわれているベース弦が「ピラミッド」というレーベル、ヨーコさんのピラミッド・ジャケットもあります。


(さすがにこれで最後か!)と思わせた前作「NEW」ですが、今回はさらに新作を期待してしまいます。80歳でニューアルバムをリリース?ポールならあり得ますね(^^)

2018年の作品。EU盤。5200円(457)

ジョージ・ハリスン/セット・オン・ユー

2018年07月18日 | ザ・ビートルズ
新宿レコード(現在は下北で営業)でクラプトン企画をやっていたので仕事帰りに立ち寄りました。充実してました(^^)


しかし、クラプトンを買いに行ったはずなのに、ジョージの「セット・オン・ユー/Got My Mind Set On You」12インチシングル(ポスター付き)と遭遇。こっちを購入してしまいました。



それにしても、この曲がすでに30年前の作品となるとは。時が経つのは早い。「クラウド・ナイン/cloud nine」は良かったなぁ。

1988年の作品。UK盤。1300円。(455)

セヴェリン・ブラウン/1st&2nd

2018年06月11日 | ザ・ビートルズ
「セヴェリン・ブラウン」の1stアルバムです。


セヴェリン・ブラウンは、あのジャクソン・ブラウンの弟さん。モータウンからリリースというところが面白い。ジャケは地味ですが1曲目の「スティ」から耳をうばわれる出来栄えです。モータウン・グルーヴ×ウエストコースト・サウンド。

1973年の作品。US盤。1200円

続いてセカンド・アリバム。スカっと抜けていて、それでいてゆったり、いい音が聴けます。


バックミュージシャンは、ジェフ・ポーカロ、ラス・カンケル、デビット・ペイチ、デビット・ハンゲイトなどのつわもの揃い。


1974年の作品。US盤。1200円。

ジョン・ロード/BEFORE I FORGET

2018年06月07日 | ザ・ビートルズ
ディープ,パープルの核となったジョン・ロードのソロアルバムに遭遇。UK盤でラッキー(^^)


1982年の作品で、まだホワイト・スネイク活動期。したがって、
バーニー、・マースデン(G, Vo)、イアン・ペイス(Dr)、ニール・マーレイ(B)、コージー・パウエルが参加。ここに(D)とサイモン・フィリップス(D)のパワー系のドラマーが加わり、さらには、ミック・ラルフス(G)、ボズ・バレル(B)、サイモン・カーク(D)の「バッド・カンパニー」の顔を出しています。実に贅沢なアルバムです。



パープル時代の作品に比べれば、迫り来るものは薄いけど、これだけのミュージシャン仲間からリスペクトされていること自体に価値があるアルバムです。

1982年の作品 UK盤 1200円(452)

徒然なるままにレコ屋巡り

2018年04月11日 | ザ・ビートルズ
徒然なるままにレコ屋巡り。4月の第1週が終わった日曜日の午後。久しぶりのレコ屋巡りでした。まず1軒目。ペティ&ブーカのシングル「赤鼻のトナカイ/ママがサンタにキスをした」(1997年発表)に遭遇。季節はずれのインパクトに購入。1000円。


同店でジョー・コッカーの「JAMAICA SAY BAY YOU WILL 」(1975年発表)も購入。リチャード・ティー、コーネル・デュプリー、バーナード・パーディー、チャック・レイニーらの名演奏。US盤。444円。


お店を変え2軒目。山下達郎のインタビューが読みたかった雑誌「ブルータス」を購入。680円。


続いて、大滝詠一の「フィヨルドの少女/バチェラー・ガール 」(1985年発表)を1620円でゲット。

さらにキング・トーンズの「グッド,ナイト・ベイビー」(1969年発表)も、350円で購入。


3軒目では、ビリー・プレストンの「EVERYTHING’S ALL R IGHT」(1969年発表)に遭遇。年季の入ったUK盤。750円。


最後はふらりふらふら立ち飲み屋へ。なんだか春の楽しい夕暮れでした。(451)

ザ・ビートルズ/ストックホルム1963

2018年03月02日 | ザ・ビートルズ


63年10月23日のストックホルムKarlaplans Studioにおけるライブです。19分の疾走ライブです。まだキャバーンクラブ臭の強いライブが楽しめます。片面だけに録音されています。


01. Introduction
02. I Saw Her Standing There
03. From Me To You
04. Money
05. Roll Over Beethoven
06. You Really Got A Hold On Me
07. She Loves You
08. Twist And Shout

1300円(446)

インド盤〜アビーロード/ザ・ビートルズ

2018年02月10日 | ザ・ビートルズ
下北沢でインド盤のアビーロードに遭遇しました。さて、どうしようか、とジャケットを持ったまま思案していると(おや?)と違和感・・


よく見ると、ジョンとリンゴの足元には路上に出た鉄製の小さなハンドホールが、やたらに目立ちます。どうかお手元にあるジャケと見比べて下さい。結論➡︎トリミングが大雑把なインド盤、という発見です。
裏面下には。「THE GRAMOPHONE COMPANY OF INDIA LIMITED 」の表記があります。


アップルレーベルはかなりダークなグリーンです。印字はかなり荒いです。


インド盤の音質が取り沙汰されますが、この盤はUK盤と同じマトリクス。立派なUKプレス。故に、よい音で鳴ります。内袋も付いていました。13000円(445)


伊藤銀次/デッドリー・ドライブ

2018年01月14日 | ザ・ビートルズ


伊藤銀次のデビュー・アルバム。


ワーナーからの再発盤ですが、それでも25年前のレコードとなります。前オーナーは全く聴いていなかったようで盤はピカピカでした。


このアルバムが発売されたのは77年5月。今や昭和の香りさえ感じる名作ですが、当時は76年12月にリリースされた山下達郎「サーカスタウン」の衝撃が強く、このアルバムは懐古的な印象があり好みとは言えない一枚でした。一方で76年3月に発売された「ナイアガラトライアングルvol.1」の中で1番好きだったのが銀次さんでした。3500円(444)



キャロル・キング/チェインズ

2018年01月09日 | ザ・ビートルズ
明けましておめでとうございます。今年の初買いで手にしたお気に入りの一枚は、1980年にリリースされた『PEARLS』からのシングル。非売品です。ステレオとモノラルが一枚のいい音で楽しめます。


『PEARLS』はキャロル・キングが、ゲリー・ゴフィンと組んでコンポーザーとして活躍していた1960年代の楽曲を集めて構成されたセルフ・カヴァー集。珠玉の作品ぞろいですが、録音が80年代で中途半端にデジタルっぽいのが残念賞。今ならもっとアナログを意識して作れた思います。全体の中でピカ一の出来が、この「チェインズ」です!


「チェインズ」は、62年にアメリカのガールグループ、クッキーズがヒットさせ、63年にはビートルズがデビューアルバムで演奏しています。


ビートルズ・バージョンはジョン、ポール、ジョージの3声でハモり、サビのソロパートをジョージがとります。ジョージがリードボーカルの時は、コーラスはジョンとポールですから、実に贅沢な感じです。(443)

リンゴ・スター/Beaucoups Of Blues

2017年12月20日 | ザ・ビートルズ
このシングル盤を購入して改めて知ったこと・・これがリンゴがビートルズ解散後に出した初ソロ・シングルだったということ。「明日への願い」ではなかったんだ(;o;)


「Beaucoups Of Blues」は、1970年、『センチメンタル・ジャーニー』の次に発表されたセカンド・アルバム『カントリー・アルバム』の冒頭に入っていた曲です。リンゴと言えば、「アクト・ナチュラリー」をはじめカントリー・アンド・ウェスタン系を嗜好としていましたので、まさに「趣味と道楽」で作ったような余裕の作品。とは言え、カントリーの本場であるナッシュビルにおいて腕利きミュージシャンにより録音された秀作です。


B面の『クーチー・クーチー』は、リンゴ自身が作曲したオリジナル曲。『カントリー・アルバム』には収録されていないので、ファンには価値あるB面です。レコ屋のオーナーからのプレゼント。(442)

ビリー・プレストン/ブラック・バード

2017年12月18日 | ザ・ビートルズ
新宿駅東口から新宿大ガードを渡り少し歩くとある中古レコ屋さん。マスターがとてもよい人で、古い雑貨も扱っていたり、とても温かいお店です。本日遭遇したのは、シングル2枚。共にビリー・プレストンの作品です。

ビートルズのブラック・バードをファンクにアレンジしています。参加ミュージシャンはギターに George Johnson、ベースには Louis Johnson 、つまり「ブラジョン」です。おー、カッチョいい!ベースラインがこうなるわけか!と納得の1曲です。72年にリリースされた『ミュージック・イズ・マイ・ライフ』 (A&M)からのシングル・リリース。400円(440)


そして、もう一枚はアップル時代の作品で、「ALL THAT I’VE GOT」です。プレストンとドリス・トロイの共作でジョージ・ハリスンのプロデュース。イギリスでの録音。この時代の作品は神懸かっています。ちなみにレーベルのクレジットにわざわざ「Intoro:03」と記述があるのが面白い。カウント代わりにピアノがコードを刻むわけですが、何も分けてクレジットする必要はない・・律儀です。500円(441)

From Then To You /The Beatles

2017年12月04日 | ザ・ビートルズ
クリスマスシーズンに突入です。


ビートルズが1963年から1969年までの7年間、クリスマスシーズンにオフィシャル・ファン・クラブ会員のために限定配布したクリスマス・ソノシートは全7枚。これを一枚に編集したのが1970年「From Then To You」です。私の持っている1枚はオリジナルではなく海賊盤(439)


この度、7枚のシングルとして復刻です。12月15日発売とのこと。楽しみなクリスマス・プレゼントになります。