レコ路地/2009.0211〜

吉祥寺、下北、新宿辺りの中古レコを玩味。

散歩と物探しと暇つぶしを兼ねた三位一体の娯楽です。

ERIC CLAPTON / UNPLUGGED

2014年02月21日 | ザ・ビートルズ
クラプトンのコンサート・チケを見せればレジで10%引きということで購入^_^



92年の名作。ジョージ・ハリスンの来日に同行した翌年の作品…ですよね?僕の時系列が混乱しています。この頃はデジタルチックなCDが本流、アナログはダサかった時代。そこに「アンプラグド」で一石投じたクラプトンは偉い。ブルース色たっぷりで、アナログ感たっぷりなのに、CDで聴いていました。



で、クラプトン来日40周年となりオリジナル・アナログ盤で聴きたいな、と思い探してみると、何故かちっとも見つからない。出てくるのはリマスターされた重量盤(180gの2枚組)ばかり。

あんなに流行ったのにおかしいな、と思っていたら、このアナログ盤は基本、ドイツ盤のみらしい。見開きジャケット仕様は立派な仕上げに遅れ馳せながらに拍手‼



1992年の作品。ドイツ・オリジナル盤。4200円。(368)




デラ二ー&ボニー/Only You Know And I Know

2014年02月15日 | ザ・ビートルズ
またまたの大雪。帰宅難民になりそうでした( ̄(工) ̄)



クラプトンの来日40周年公演を来週に控え、デラ二ー&ボニー「Only You Know And I Know 」のシングル盤に遭遇して盛り上がりました。



この曲はデイブ・メイスンの作品で、69年の「デラ・ボニ&フレンド・オン・ツアーwith EC」でも披露されています。ちなみに、デュアン・オールマンがこの曲に参加している20分近い熱演を聴いたことがありますが、あれは凄かった。



今回のシングルは、ATCO時代のプロモーション用で、A面ステレオミックスとB面モノミックスとなっています。マスターテープは同じ思われますが、かなりミックスが異なります。モノ・ミックスの方が最後のリピートが5秒ほど長く演奏が聴けます。ボニーの声や聴こえてくる楽器の印象も違います。

1971年の作品。。US盤。1900円。(367)

ジョン・ハイアット/BRING THE FAMILY

2014年02月10日 | ザ・ビートルズ
残雪の東京。


ライ・クーダー繋がりでジョン・ハイアットを知ったのは近年のこと。昨日、たまたま引いたレコが、ライ・クーダー(ギター)をはじめ、ジム・ケルトナー(ドラム)、ニック・ロウ(プロデュース・ベース)というメンバーが4日で仕上げたという名盤でした。主役のジョン・ハイアットも実に冴えまくっています。



このアルバムが発売された1987年の日本は、携帯電話サービスが始まり、ファイナルファンタジー1が発売され、マイケル・ジャクソンの後楽園公演があった年。同年、村上春樹「ノルウェーの森」が発表され、時代に警鐘を鳴らしているように思えましたが、日本はバブル期に突入して行った頃です。

そんな頃、アメリカの一隅ではこんな心のある音楽が生まれていたことが実に素晴らしいと思えます。アナログ盤のジャケが実にいいです。手持ちのCD版ジャケは愛がないな。

1987年の作品。USオリジナル盤。600円。

デラニー&ボニー&フレンズ/オン・ツアー

2014年02月08日 | ザ・ビートルズ
1969年末のイギリス・ツアーより。仲間と音を出すってこんなにも楽しかったんだ。バンドの純粋な楽しさを思い出させてくれます。



この直後、クラプトンはツアーで共演したボビー・ウィットロック、カール・レイドル、ジム・ゴードンとデレク・アンド・ザ・ドミノスを結成します。また、ジョージ・ハリスンもMysterioso(ミステリオーソ)の変名で参加しています。ステージでは後ろの方に引っ込んでいますが、やはりオーラが漂っています。あえて言うならこのアルバムは、名作「レイラ」と「バングラデシュ救済コンサート」の原点に繋がる重要な一枚です。オリジナル初回プレス盤をゲット。



本日、東京は大雪ですが、家の中で昼間からワインを飲みながらレコを聴ける僕は幸せ者です。


1970年の作品。USオリジナル盤。3000円。(365)

デラニー&ボニー/home

2014年02月03日 | ザ・ビートルズ
この週末は春を感じさせる陽気でした。のんびりとレコ屋巡りで良品に遭遇。



本盤は68年にメンフィスのスタックス・スタジオにて、MG'sを中心に録音されたアルバム。プロデューサーはドナルド・ダック・ダン。言わずもがな、MG'sの腕利きベーシスト。さらにレオン・ラッセルとドン・ニックスも名を連ね、スワンプ・ロックが萌芽する時代を感じます。



オリジナル盤とリマスターされたCD盤とのニュアンスはかなり異なります。オリジナル盤のスワンプ感一杯サウンドやベースやメンフィス・ホーンの骨太な音圧の違いは誰の耳にも明らかです。アナログ盤の音こそがクラプトンやジョージが憧れたサウンドでしょう。さらにCDはオリジナル盤と曲順が全うのでなんだか別物。このアルバムはぜひUSオリジナル盤で。以下、オリジナル盤の曲順です。
Side A
1. It's Been A Long Time Coming
2. A Right Now Love
3. We Can Love
4. My Baby Specializes
5. Everybody Loves A Winner

Side B
1. Things Get Better
2. Just Plain Beautiful
3. Hard To Say Goodbye
4. Pour Your Love On Me
5. Piece Of My Heart

1969年の作品。USオリジナル盤。4080円。(364)

ザ・ビートルズ/You can do that(サウス・アフリカ盤)

2014年02月02日 | ザ・ビートルズ
サウス・アフリカのプレス。珍しい三角センター盤です。かなり聴き込まれたようすで貫禄が漂う一枚。



敢えてB面の「You can do that」から針を落としてみました。お~!迫力ある音、悪くないぞ南アフリカ盤(≧∇≦)


南アフリカ20世紀の初頭までイギリスの植民地でしたから、イギリス人がたくさんいて、ビートルズが現地の音楽に交じって流れまくっていたのかも。

1964年の作品。サウス・アフリカ盤。1350円(363)