レコ路地/2009.0211〜

吉祥寺、下北、新宿辺りの中古レコを玩味。

散歩と物探しと暇つぶしを兼ねた三位一体の娯楽です。

オールマン・ブラザース・バンド/フィルモア・イースト・ライヴ

2012年03月26日 | ザ・ビートルズ
US盤が超お安く箱に入っていたので購入しました。ジャケはボロボロ、中身はピカピカ。のラッキー盤です。(^-^)


もう今さら称賛する必要のない名盤です。1曲目からデュアンのスライドギターが宙を舞います。2曲、3曲目と、エルモア、Tボーンのブルースが続き、泥沼系南部サウンドに引きずり込まれます。デュアンとディッキー・ベッツのツインリードは言うまでもない素晴らしですが、精巧でサイレントなグルーブのツイン・ドラムス、そこに絡むベリー・オークレーの野太いベース・ライン、このバンドのリズム隊は最高です。そして、黒っぽいグレッグのヴォーカルもかっこいい。結局、称賛してしまいました。

1971年の作品。US盤2枚組。500円。(272)

山下達朗/GO AHEAD!

2012年03月10日 | ザ・ビートルズ
久しぶりに聴いた山下達郎3作目のアルバム。


このアルバムが発売された一週間後に私は二十歳になりました。当時のライブは「Let’s Dance Baby」なんかが懐かしく思い出されます。「心臓に~指鉄砲~♪」のところで一斉にクラッカーを鳴らして盛り上がっていました。上原裕(Dr)、田中章弘(B)のリズム隊がこのアルバムに新鮮さを出しています。A5の「FOLLOW ME ALONG」と、続くB1の「Bomber」、B3「Paper Doll」は、この二人の演奏力が強調された曲となっています。


B2の「潮騒」は得意の一人録音による達朗節です。オデッセイの音が懐かしいです。B4の「This Could Be The Night」は気になる曲です。MFQ(モダン・フォーク・カルテット)のヒットで知られるハリー・二ルソンの作品です。現在ではこのCDで聴けます。


そして、ラストB5の「2000トンの雨」でもまたまたスペクター・サウンドさく裂です。達朗さん、もう、やりたい放題です。
それまでのアルバム・セールスが不調だった達朗さんが、崖っぷちで自分をさらけ出した気合いが感じられます。改めて楽しめる名盤です。

1978年の作品。国内盤。当時の価格は2500円。(271)

閑話休題/50歳のプレシジョン・ベース

2012年03月04日 | ザ・ビートルズ
おいらの62年製のフェンダー・プレシジョンベース。只今、リペア中です。このベースが完成したのは1962年3月頃だと予想されます。

つまり今月は「50歳」の誕生日ということになります。



ネックに書かれた「2-62」。ネックは62年2月制作の証。
指板に丸みのある、いわゆる「スラブネック」です。

まだまだ現役で活躍します。