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レコ路地/2009.0211〜

吉祥寺、下北、新宿辺りの中古レコを玩味。

散歩と物探しと暇つぶしを兼ねた三位一体の娯楽です。

フラワー・イン・ザ・ダート/ポール・マッカートニー

2019年04月30日 | ザ・ビートルズ
平成最後の日となる今日。雨。令和の令に雨と書いて「零」。「何を聴こうかな?」ということで、平成元年(1989年)に発売された本アルバムを聴いています。


エルビス・コステロの存在感が強い本作でしたが、ジョージ・マーティンやニッキー・ホプキンスも参加し、ビートルズ色も濃いアルバムです。



本作発表後、ウイングス以来となるワールド・ツアーが開始され、1990年3月に日本公演も実現。「やっと会えたね」でした。平成31年4月のリンゴのツアーに、1990年のポールのツアー・メンバーのヘイミッシュ・スチュアートが参加したのも実に感慨深いものがありました。平成元年の作品 US盤 4000円(472)

エリック・クラプトン2019.4.13/武道館

2019年04月14日 | ザ・ビートルズ
エリック・クラプトン2019.4.13/武道館


初の日本公演は1974年秋、エリックが29歳でした。僕は15歳。やっと手に入れたチケットは武道館2階東スタンドX列29番。最後尾の席でしたが「29」繋がりのラッキーナンバーです。距離など関係なくただひたすら感動でした。


それから45年が経ちました。今回の席は1階西A列、1階の最前列を譲ってもらいました。最後尾から最前列まで45年という月日を費やしました。笑




今回のエリックのライブは、この時間の流れの中で熟成された武道館のサウンドの集大成だったと思います。淡々と全霊で奏でるギタリストととしてのエリックの姿にただただ感涙。thank you Eric

Eric Clapton 2019/04/13 日本武道館 Setlist
01. Pretending
02. Key To The Highway
03. Wanna Make Love To You
04. Hoochie Coochie Man
05. I Shot The Sheriff
06. Driftin‘
07.Running On Faith
08. Nobody Knows You When You're Down And Out
09. Tears In Heaven
10. Layla(electric!)
11. Badge
12. Wonderful Tonight
13. Crossroads
14. LIttle Queen Of Spades
15. Before You Accuse Me
アンコール
16. Cocaine with John Mayer

QUINCY JONES / WHAT'S GOING ON

2019年04月10日 | ザ・ビートルズ

数ある「WHAT'S GOING ON 」のカヴァーの中でも最強のバージョンではないでしょうか。
A 面Whats Going On Part I

B 面Whats Going On Part II


Milt Jacksonのヴァイブ、Hubert Lawsのフルート、Freddie Hubbardのフリューゲルホーン、ギターはJim Hall、フェンダー・ローズはBob Jamesか、Joe Sample。超贅沢ヴァージョンです!クインシーの名盤"Smackwater Jack"からのカットです。

1971年の作品 US盤 1000円(471)

タワー・オブ・パワー/DOWN TO THE NIGHTCLUB

2019年04月09日 | ザ・ビートルズ


フランシス・ロッコ・プレスティアのベースとドラムのデヴィッド・ガリバルディの卓越したプレイ・スタイルに、切れっ切れのホーンセクション。まさに感動の演奏です。それを贅沢にシングル盤で堪能。しかもモノラル盤、ステレオ盤のカップリング。ラジオ局用ですね。



ちなみに、76年の『ライヴ・アンド・イン・リビング・カラー』の1曲目がこの曲。飛ばしますね(^^)
これもまた最高のライブ盤です。

1975年の作品 US盤 1200円(470)

閑話休題/Woodstics Guitars

2019年02月02日 | ザ・ビートルズ
断捨離の一貫で楽器類も徐々に手離していた矢先、仲間から誕生日祝いにギターをプレゼントされました。困るな〜・・苦笑


ボディトップにハイビスカスのアロハ柄がペイントされてるかわいいルックス。材質も良い。ミニ・エレキギターなのにホローボディ。丁寧に作られています。スピーカーを内蔵なのでいちいちアンプに繋がなくてもすぐに弾けます。さらにミニスイッチをオンにすれば、ギャウーンと唸るファズ・サウンド(笑)が楽しめます。


このWoodstics Guitarsは、ESP 内に発足した横山健プロデュースのギター。我が家のリビングのソファーにゴロンと転がっています。もはやインテリア。

ポール・サイモン/ワントリック・ポニー

2019年01月26日 | ザ・ビートルズ

ポール・サイモンが腕利きのスタジオ・ミュージシャンと作った一枚。本人主演・脚本の同名映画のサウンドトラック。


アルバムに参加しているエリック・ゲイル(リード・ギター)、リチャード・ティー(ピアノ)、トニー・レヴィン(ベース)、スティーヴ・ガッド(ドラム)らもサイモンが演じる主人公ジョナのバックバンドとして出演し、名演を繰り広げます。ゲイルもティーも天国にいるので今となっては貴重な映像です。


もう聞き飽きた!そう思って一度は売ってしまいましたが再購入して再発見。またバンドでやってみたいサウンドです(^^)

1980年の作品。US盤 640円(469円)

スティービー・ワンダー/ユー・アンド・アイ

2019年01月20日 | ザ・ビートルズ

1976年、名盤『キー・オブ・ライフ』よりシングルカットされた「回想」は全米1位の大ヒット曲。スティービーワンダーのライブでも最高に盛り上がります。


今回取り上げた一曲は、そのB面 。1972年の作品「トーキング・ブック」に収められた「ユー・アンド・アイ」です。


「トーキング・ブック」を代表する曲と言えば、やはり「サンシャイン」A-1と「迷信」B-1。A面の3曲目にひっそりとしみじみと流れてくるのが「ユー・アンド・アイ」(we can conquer the world)です。何故この時期になってシングルB面で発売されたのか謎です。でも、ただただ聴き惚れる一曲です。よくぞシングル盤に収めてくれました。拍手

1976年発売 国内盤 450円(468)

ソロモンバーグ /Don't Give Up On Me

2019年01月13日 | ザ・ビートルズ

錚々たるソングライターを迎えて作られた一枚です。ざっとあげると、ボブ・ディラン、ブライアン・ウィルソン、エルヴィス・コステロ、トム・ウェイツ、ヴァン・モリソン、バリー・マン、ニック・ロウ等。いかにソロモンバーグ が敬愛されているかがわかります。プロデュースはジョーヘンリー。渋い!


タイトル曲「Don't Give Up On Me 」は、あの山下達郎が「震災以降この曲を心の癒しとして聴いている」とコメントした名曲。必聴です。


全11曲は以下の通り。
サイドA
1.Don't Give Up On Me (Dan Penn)
2.Fast Train (Van Morrison)
3.Diamond In Your Mind (Tom Waits)
4.Flesh And Blood (Joe Henry)
5.Soul Searchin' (Brian Wilson / Paley
サイドB
1. Only A Dream (Van Morrison)
2. The Judgment (Elvis Costello / Cait O'Riordan)
3. Stepchild (Bob Dylan)
4. The Other Side Of The Coin (Nick Lowe)
5. None Of Us Are Free (Mann & Weil / Russell)
6. Sit This One Out (Pick Purnell)

「Don't Give Up On Me 」は、ジョー・コッカーの「Hymn for My Soul」でも聴くことができます。こちらもすばらしい。


2002年の作品。US盤。2200円(467)

ビーチボーイズ/The Beach Boys Today !

2019年01月06日 | ザ・ビートルズ
今年も新年恒例のレコ屋巡りの「レコ占い」です。
早速、ジャンル未整理の新着コーナーへ。さあ、引くレコは吉か凶か?


今年はシングル盤コーナーから検索していき、ビーチボーイズをひきました。
「ビーチボーイズ・トゥデイ」の2曲を収めたシングルでUKオリジナル盤。
おみくじ的には大吉に近い中吉か。


サイドAは「When I Grow Up (To Be a Man)」。
邦題は「パンチでいこう」笑。
サイドBは「She Knows Me Too Well」。
複雑なコード進行、難解なハーモニー。それが何とも切ない。
『Pet Sounds』に繋がる曲調。ブライアン・ウィルソンは、すでにこの時期にこのような世界観に足を踏み入れていたんですね。
1964年の作品 UKオリジナル 1500円(465)

コーナーを移動し引いたのが「ビーチボーイズ・トゥデイ」のモノ、再発盤。
オリジナルは1965年の発売。


1曲目の「Do You Wanna Dance? 」はボビー・フリーマンの1958年の作品。
ジョン・レノンも「ROCK'N'ROLL」(1975年の作品)でカバーしてます。
捨て曲無しの名盤ですが、これは再発盤なので末吉。


2010年頃 リマスター 制作国不明 2490円 (466)

追伸、今年も未聴のサウンドと遭遇し、幸せな気分になれる一年にしたいです。本ブログも今年2月で10周年を迎えます。

桑田佳祐& The Pin Boys/レッツゴーボーリング

2019年01月02日 | ザ・ビートルズ
平成31年、明けましておめでとうございます。
今年の新春の一枚は大晦日、紅白で大活躍だった桑田さんのは新作。


70年代初めの頃、お正月によくボーリングをしました。待ち時間2時間はフツーでしたが、「パコオーーン!」と響く音が心地良く、子どもにとっては家の中で宴会に付き合うよりずっとよかった。


この正月、早速やってみようかと。ボーリングは、ゴルフより安い。近い。寒くない。ラッキーなことに現在我が家の徒歩10分圏内に老舗のボーリング場ご2カ所あります(^^)
今年もよろしくお願います。

2019年1月1日発売。国内盤 1300円 (464)

ソロモン・バーク/TAKE ME 

2018年12月30日 | ザ・ビートルズ

年の瀬にじわっと沁みるディープ・ソウルです。
ソロモンバーグ の60年代の中後期の作品を集めたベスト盤。「キング・ソロモン」から7曲を挿入した日本独自の編集盤です。


ちなみにジョー・コッカーが70年代になり「stuff」をバックバンドに付けて表現したかった世界観が分かった気がします。「when she touchs me」等、66、7年頃にニューヨークでバーナード・パーディなどをバックに録音した音などを聴くと、コッカーの作品「スティングレイ」のサウンドと印象が重なります。



1981年の作品 国内盤 580円(463)

ポールマッカートニー/ワンダフル・クリスマス

2018年12月24日 | ザ・ビートルズ
皆さま、メリー・クリスマスでございます。平成最後のクリスマスです。


11月に公開された「そごう・西武」のクリスマスプロモーション動画でキムタクが「ワンダフル・クリスマスタイム」を歌いました。

この曲は「バック・トー・ジ・エッグ」(79年6月)の発表からウィングス来日騒ぎ(80年1月)の間(79年11月)にリリースされました。当時21歳の私は、このシングルを聴きながら、クリスマスを落ち着かない気持ちで終え、いよいよ年明け、さあ!ウイングス来日‼・・って場面で大悪夢を体験します。いわゆる「80年1月16日の悲劇」によりウイングス日本公演は中止。その影響か長い間、聴きたくない曲ベスト3に入っていました。今は何のこだわりもなく、あの事件を懐かしく思える歳になりました。


日本の初版スリーブはおとなしいデザインでした。

再発盤は手抜き感満載のスリーブとなりました。レーベルにも若干の変更があります。


1979年の作品。国内盤。600円 700円(462)

ソロモン・バーグ /PROUD MARY

2018年12月22日 | ザ・ビートルズ

多くのミュージシャンにカバーされたCCRの「プラウド・メアリー」の中でも群を抜いてシブカッコいいのが、このソロモンバーグ のカバーです。Bellレーベルよりリリース。


イントロで得意の「語り」があって、それがまた意味深。
I know a lot of you folks would like to know what the old Proud Mary is all about. Well, I'd like to tell you about her・・・「みんな、プラウド·メアリーってやつは一体何なんだっと思ってるだろ。知りたいか。いいよ、教えてやるよ」みたいなことを語っています。


サイドB「What Am I Living For 」は、熟成度の高いDeep Soulが沁みます。

こういうレコに遭遇した日は酒が美味い!
1969年の作品 USオリジナル盤 1000円(461)

アレサ・フランクリン/SEE SAW

2018年12月13日 | ザ・ビートルズ

「災(さい)」が今年の漢字でしたが、「才」が溢れるアレサ・フランクリンのアナログ盤をガンガンかけて年の瀬を元気に過ごしてます。
さて、今回は1969年初頭のヒットナンバー「シー・ソー」です。「アレサ・ナウ」からのシングル・カット。


ドン・コヴェイのヒット曲(1965年)のカバーです。共作者はスティーブ・クロッパー。レコーディング・エンジニア兼プロデュースにトム・ダウト。集められたスタジオミュージシャンも素晴らしい。ベースはジェリー・ジェモット、ドラムはロジャー・ホーキンス。大好きなリズム隊です。それにして何ですか?!このスタッフは!!これがソウルだ!グルーヴだ!と言わんばかりの存在感たっぷりの1曲です。


サイドB「My Song」も秀作。上記のアルバムには未収録です。
1968年の作品。USオリジナル盤 1000円 (460)

アレサ・フランクリン/Until You Come Back To Me

2018年12月12日 | ザ・ビートルズ
今年の8月に他界したことが惜しまれるアレサ・フランクリンの一枚です。


レディ・ソウルが歌うスティービー・ワンダーの曲。両者が偉大過ぎて、コメントの書きようもありません。さらにクレジットをよく見ると、Arif Mardinの名もあります。さすが完璧なアレンジです。


73年のR&Bチャートでは1位を獲得。Bサイドのバラード「If You Don't Think」も秀逸です。


1974年の作品 USオリジナル盤 1500円(459)