50年前の今日1962年12月31日は、ビートルズがハンブルグのライブハウス「スター・クラブ」で最後の演奏をした日です。
この時、彼らはすでにイギリスで9月に「LOVE ME DO」でデビューしています。さらに11月には2枚目のシングル盤「Please Please Me」を録音した直後。アマチュア時代の契約を消化するためにライブです。もう以前とは違うイメージを作り上げていたはずですが、そこは筋金入りの不良バンド、巣に戻り、ものすごくパンキッシュなライブとなっています。言い換えれば、これが本当のビートルズです。本国でお行儀よくデビューした偽りの自分たちへの「お別れライブ」だったのでしょうか。このライブで最も凄腕は間違いなく「リンゴ」です。リンゴはハンブルグでは「ビートルズより有名なバンド」にいたドラマーだったわけですから、ここではより自信に溢れた演奏だったと思います。「LOVE ME DO」でのドラマー交代劇がさらにリンゴのドラミングを激しくさせたのかもしれません。
今年はビートルズデビュー50周年でした。この音源がもっともっと取り上げられ、本当の完全版が世に出ればよかったのに…という思いを持ちながら今年もおしまい。たくさん立ち寄って頂き感謝です。さて、年越しです。
1985年発売。国内盤2枚組。当時の定価は3600円。(300)
この時、彼らはすでにイギリスで9月に「LOVE ME DO」でデビューしています。さらに11月には2枚目のシングル盤「Please Please Me」を録音した直後。アマチュア時代の契約を消化するためにライブです。もう以前とは違うイメージを作り上げていたはずですが、そこは筋金入りの不良バンド、巣に戻り、ものすごくパンキッシュなライブとなっています。言い換えれば、これが本当のビートルズです。本国でお行儀よくデビューした偽りの自分たちへの「お別れライブ」だったのでしょうか。このライブで最も凄腕は間違いなく「リンゴ」です。リンゴはハンブルグでは「ビートルズより有名なバンド」にいたドラマーだったわけですから、ここではより自信に溢れた演奏だったと思います。「LOVE ME DO」でのドラマー交代劇がさらにリンゴのドラミングを激しくさせたのかもしれません。
今年はビートルズデビュー50周年でした。この音源がもっともっと取り上げられ、本当の完全版が世に出ればよかったのに…という思いを持ちながら今年もおしまい。たくさん立ち寄って頂き感謝です。さて、年越しです。
1985年発売。国内盤2枚組。当時の定価は3600円。(300)