ポール・マッカートニー/Chaos and Creation in the Backyard

「裏庭の混沌と創造』という邦題がなんだかすごい。ジョンとヨーコがつけそうなタイトルです。
ジャケの写真もすごい！この若きポールの姿が見られることが奇跡的、と思ってしまいます。ポールの弟マイクよ、よくぞ、撮った。ありがとう！



「ドライヴィング・レイン』から、ポールはワールドツアー（2002年）、ヨーロッパツアー（2004年）を行い、間にライブアルバムをリリースして、本アルバムはその後の2005年の作品。本当に休まない（休めない？）人です(^^;;



ジョージ・マーティンの推薦でナイジェル・ゴドリッチをプロデューサーに起用。ゴドリッチは思案のあげく、バンドではなく、すべての楽器をポール1人で演奏させるというプロジェクトを提案しました。「一人演奏」ということから、ポールのソロ、『マッカートニー』『マッカートニーII』に似ているように思われますが、それらとはまったく異なるコンセプトです。音を聴けば誰もが納得。ゴドチッチのプロデュースのもと、ポールらしい、そしてビートルズ・ライクなメロディーとサウンドが詰まっています。
アルバムのタイトルのイメージとは、異なる名盤です。


2005年の作品。UK盤。友人からの戴き物。(383)