レコ路地/2009.0211〜

吉祥寺、下北、新宿辺りの中古レコを玩味。

散歩と物探しと暇つぶしを兼ねた三位一体の娯楽です。

ミシェル・ルグラン/Legrand Jazz

2009年04月29日 | Weblog
幾多の映画音楽の作曲者、ミシェル・ルグランの『Legrand Jazz』です。最高のミュージシャンを集め、最高の音楽を作っています。
マイルス・デイヴィス、ドナルド・バード、アート・ファーマー(tp)、ジョン・コルトレーン(ts)、ポール・チェンバース(b)、ハービー・マン(fl)、ビル・エヴァンス、ハンク・ジョーンズ(p)などなど。
この作品もう50年を経ています。ですが、まったくもって新鮮です。
1958年NYで録音。国内盤。688円。(48)


カーペンターズ/ア・ソング・フォー・ユー

2009年04月26日 | Weblog
昔はカレンの歌う「A SONG FOR YOU」が好きになれませんでした。しかし、年月が経ち改めて聴くとまったく違った印象です。
And when my life is over Remember when we were together
We were alone and I was singing this song for you
「私の命が閉じるとき、この歌をあなたに歌ったことを思い出してね」
こんな歌詞をさらっと歌いあげたカレンは、そんな風にこの世界から去りました。

1972年の作品。USオリジナル盤。1500円。(46)

RAY TERRACE/HOME OF BOOGALOO

2009年04月22日 | Weblog
「これ、お薦め!ブーガルーはいいよ~!!」。行き付けのレコ屋で店長の推薦で購入。
なるほど、選曲、アレンジよく、ホントにどの曲もよいです。ジャケもえらくかっこいい。
フランキー・ヴァリのカヴァーやラテンジャズの名曲「Manteca」もいい。
実は正確な制作年度が不明。どなたか教えてくだされ。
全10曲、怒涛のブーガルー。

2003年再発盤。US盤。1500円。(45)



キング・カーティス/EVERYBODY’S TALKIN’

2009年04月19日 | Weblog
フォートワース出身のサクソフォーン奏者。
彼の交際の幅は広くビートルズとも親交があり、ジョンのアルバムでも演奏しています。
フィルモアでのアレサ・フランクリンのサポートは伝説で、本盤はその時のメンバーでの録音。
その時のベースのジェリー・ジェモット(B)に3年前、サインもらいました。感涙。
ちなみに「ニコニコ動画」ですごい映像がありました。以下です。見て。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2271853

1972年の作品。USオリジナル盤。1200円。(44)


ドナルド・バード/Street Lady

2009年04月18日 | Weblog
デトロイト出身のジャズ・トランペット奏者、ドナルド・バード。
David T.Walker(G)Chuck Rainey(B)Harvey Mason(Dr)がそれぞれが持ち味を発揮していてうれしい一枚です。
フュージョンの源泉、アシッドジャズの原点。横開きアルバムタイプだけどオープントップの不思議な作りです。

1973年の作品。US盤。1300円。(43)


ザ・カーニバル/CARNIVAL

2009年04月17日 | Weblog
セルジオメンデス&ブラジル66の元メンバーを含む男女混成4人グループ。
ボサノバ系ソフト・ロックとでもいうのか、少々元気過ぎて「心地よさ」が足りないのが残念。
ビートルズのカバーは「ラバーソウル」からの地味曲「The Word」のカバーが面白い。
ロジャー・ニコルスの名曲「Love so fine」はとてもいい出来です。

1969年の作品。国内見本盤赤盤美品。2100円。(42)


バッド・フィンガー/Magic Christian Music

2009年04月15日 | Weblog
評判芳しくない1stアルバムですが、改めて聴けばこれは秀作です。
1曲目はポールの作品。残りの多くはアイヴィーズ時代の作品。これだけでも贅沢。
この後、「嵐の恋」がヒット。さらに、二ルソンの「Without You」と続き、71年にはジョージの誘いでバングラデシュ・コンサートにも参加しました。
悲運のバンド、と言われますが、激変の今から見れば十分にがんばったバンドです。

1970年の作品。US盤。719円。(41)

ジョー・コッカー/I CAN STAND A LITTLE RAIN<No.40>

2009年04月13日 | Weblog
69年ウッドストック・コンサートでの名演を経て、レオンラッセルを含むマッド・ドッグス&イングリッシュメン・ツアーでパワーアップ。さらに常に最強のミュージシャンとともマニア好みの名盤を作成。
本盤も、ニッキー・ホプキンス、ジェフ・ポーカロ、リチャード・ティー、バーナード・パーディ、チャック・レイニー等々が参加。この人のミュージシャンの起用はホンマ懐が深い。

1974年の作品。US盤。630円。(40)

オーティス・レディング/OTIS BLUE

2009年04月12日 | Weblog
1967年12月、飛行機事故で26年の短い生涯を終えたオーティス。名盤中の名盤ですから能書きはナシですが、あえて特筆するならバック・ミュージシャン。
スティーブ・クロッパー(ギター)、ドナルド・ダック・ダン(ベース)など、メンフィスの魂、ブッカー・T&MG’Sのバックアップは御見事。オーティス・バンドの一体感はまさにソウル・グルーヴの塊です。

1965年の作品。国内盤。700円。(39)


ゲイル・ガーネット/AN AUDIENCE WIHT THE KING OF WANDS

2009年04月12日 | Weblog
ゲイル・ガーネット& The Gentle Reignのアルバム。ジャケが60年代っぽくかっこいいので購入しました。
彼女の容姿から声質は(ジャニスみたいかなぁ)と思って聴いたら、まったく違うスタイルのシンガーでした。
どこかエスニック調、微かにフレンチ風なテイストあり。

1968年の作品。US盤。848円。(38)

ポール・バターフィールド/BETTER DAYS

2009年04月11日 | Weblog
72年にウッドストックで結成された骨太のバンド。
ポール・バターフィールドをリーダーに、ジェフ・マルダー、エイモス・ギャレット。さらにロニー・バロン、ビリー・リッチ、そして後にスタッフに参加する22歳のクリス・パーカー。
足腰のしっかりした演奏に感服。加えて、エイモスのソロには蕩けます。

1972年の作品。USオリジナル盤。1000円。(37)

ローラ・ニーロ/イーライと13番目の懺悔

2009年04月10日 | Weblog
ローラが生まれ育ったのはニューヨーク市ブロンクス地区。彼女の歌心の原風景が見えるような気がします。
ローラの曲には黒いフィーリングと白いグルーヴが共存していて、フィフス・ディメンションやスリー・ドッグ・ナイトなどに全米チャートに送り出されています。
ジャケは独特の空気感が漂ってます。30㎝四方のレコでこその味わい。

1968年の作品。US盤。899円。(36)


ウェス・モンゴメリー/夢のカリフォルニア

2009年04月08日 | Weblog
オクターブ奏法のギタリストと言えばこの人。一聴するとイージーリスニング。が、そこはさすがにウェス、一味もふた味も違います。
「サニー」「バルセロナの風」「国境の南」などのスタンダードナンバーもありとても楽しめます。ハービー・ハンコック(p)、グラディ・テイト(ds)の演奏もナイス。

1966年の作品。US盤。899円。(35)