goo blog サービス終了のお知らせ 

レコ路地/2009.0211〜

吉祥寺、下北、新宿辺りの中古レコを玩味。

散歩と物探しと暇つぶしを兼ねた三位一体の娯楽です。

ポール・マッカートニー/UNPLUGGED<120>

2010年01月03日 | Weblog
新年10%OFFセールに行き、今年の1枚目を購入です。
本レコは1990年の感動の日本公演の翌年の91年1月の録音。この頃のポールはやる気全開です。バンドはドラム以外、日本公演のメンバーで安定感抜群です。日本では「公式海賊盤」としてCD発売されました。アンプラグド・ブームだったせいか聴き流していました。しかし、改めてアナログ盤で聴いてみると、演奏の素晴らしさ、選曲も渋さ(なんと「マッカートニー」から3曲!)など再発見の多い1枚です。
2万枚の限定プレスで、ジャケット右下にシリアル・ナンバーが入っています。ちなみにこのレコは「02369」。語呂合わせもよい番号(お兄さん、ロック?)です。

1991年の作品。UKオリジナル盤。5670円。(120)

ザ・ビートルズUK盤/THE BEATLES 「1」

2010年01月01日 | Weblog
2010年1月1日。あけましておめでとうございます。
今年のスタートは、縁起を担いで、アメリカ、イギリスでナンバー1を記録した全27曲を2枚組にした21世紀版アナログ盤から聴き初めです。購入のお目当ては、付属のフォトシートとポスター。とてもきれいで豪華です。アナログ盤ならではのお年玉付き、といえます。音もオリジナル盤とは異なりますが、満足いくものです。
ビートルズはレコードデビューから解散までわずか8年間の活動でした。21世紀を迎え早10年が経ちましたが、あれほどの変化はなく、漫然と10年が過ぎてしまったような気がします。「10年」という時間の単位もその価値を変えているような気がします。

2000年の作品。UK盤。3360円。(119)

ザ・ビートルズUK盤/LET IT BE

2009年12月31日 | Weblog
2009年はアビーロード発売40周年とリマスターCDが09.09に全タイトル(ステレオ/モノラル)が発売され、世界中がビートルズ年でした。改めてビートルズに向き合うとそこにはまだまだ知らない世界がたくさん見えてきました。
そして来年は「LET IT BE」の発売から40年の節目。
映画「LET IT BE」のフィルムは、1月2日のトゥイッケナム・スタジオの凍えそうな映像から始まり、1月30日のサビルロウのアップルビルのルーフトップ・コンサートで幕を閉じます。最後のシーンは何度見ても過酷。極寒の野外演奏です。にもかかわらず、彼らはこの録音・撮影を余裕の笑顔で完璧に決めています。すごい。結局、この録音の最終オーバーダビングは翌年70年1月まで続き、その間に「アビーロード」が69年8月にリリースされ、70年5月に発売となったわけです。迷い悩み、どのアルバムより時間をかけて熟成された作品、と僕は位置づけています。来年はは発売40周年ですが、正確には制作開始からは41年を経過しているので、記念アルバムの発売とかイベントはないかな?


そう思っていたら、コーティングが美しい、裏ジャケットのりんごが緑のUK盤(セカンド・プレス)を見つけました。手にした瞬間、ずっしりとした厚みのある盤でした。マトリクス・ナンバーは「-3U」。視聴をしたら、ビンゴ!音がよい。いい意味でのスペクター・サウンド。何かと批判の多いオーバーダビングされたオーケストラも臆することなく美しく鳴っていて新鮮です。ルーフ・トップ収録の3曲はどれも骨太の音でした。
そういうわけで、今年はこれを聴きながら年越しです。皆様、よいお年を。

1970年発売。UK盤(マトリクス-3U/EX+)13,650円。(118)

ザ・ビートルズUKシングル盤/ She Loves You

2009年12月29日 | Weblog
リンゴのかっちょいいドラムから幕を開け、すかさずジョンとポールが「She loves you 」と歌い出し、「イエー、イエー、イエー」でジョージもコーラスにかぶってくる。ここま8小節、その直後のジョージのギターがわずか1章節だけどこの曲を印象付けます。ここまでわずか十数秒。初期のビートルズはまさに秒殺技の連続です。


ビートルズのシングルで一番売れたナンバー。UK盤のモノラル・シングルの音圧と疾走感は圧巻。またB面「I'll Get You」もいかしたナンバーです。さりげなくベースから入るイントロはモータウンの影響かな。

1963年8月23日発売。UK盤(マトリクス・ナンバー/-1N)。3390円。(117)

バッファロー・スプリングフィールド/バッファロー・スプリング・フィールド・アゲイン

2009年12月27日 | Weblog
バッファロー・スプリングフィールドの2ndです。
すごいボロジャケでしたが400円で名盤ゲットです。ビートルズが2万円して、片方でこの価格。すごい温度差ですが、どちらも満足です。バッファローは1966年4月に結成され。活動期間は約2年。ニール・ヤング、スティーヴン・スティルス、リッチー・フューレル、ジム・メッシーナらの個性と才にあふれるバンドでした。ルーツミュージックを基盤としつつも、時代に対応した激しさや華がある1枚です。

1967年作品。US盤。400円。(116)

ザ・ビートルズUK盤/ with the beatles

2009年12月26日 | Weblog
マトリクス・ナンバーの末尾が若いビートルズのレコの「音の善さ」については諸説文献で見聞きしてきましたが、値段が高いため手を出せずにいました。しかし、2009年版CDモノ・ボックスに感銘を受けました。オリジナルUK盤は10万円以上のブツも多数あることから、できるだけ安価で、質盤の良いもの(EX以上)をじっくりと探していこうと思います。60歳までの10年間の愉しみにします。
そう思って出掛けたところ「with the beatles」の美盤に出会いました。針を落とした瞬間の「It Won’t Be Long」にぶっ飛びました。音圧の瞬発力。ゴリゴリのバンド音。40年近く聴いてきた日本盤とは空気感がまったく異なりました。

1963年の作品。UK盤(MAT:XEX447-1N、XEX448-1N。EX)20790円。 (115)



ビング・クロスビー/メリー・クリスマス

2009年12月24日 | Weblog
この季節、定番の『ホワイト・クリスマス』は第二次世界大戦中の1942年の作品です。
こんなドリーミーな歌が大戦中に生み出されたことにアメリカの豊かさを感じます。当時の日本歌謡と比べてみると文化の違いは明らか。
さらにはクロスビーのしなやかな発声は当時の歌手と一線を画しています。1930年代のラジオ放送で普及したマイクの特性を実に巧みに活かした歌唱法で、ベルベットのような声はいつの時代にも色褪せることはありません。1977年没。
僕の持っているレコは76年盤でした。30年以上前に購入したレコですがまったく健在。

季節ものレコの中ではやはり名盤中の名盤。(114)

ピンク・フロイド/原子心母

2009年12月22日 | Weblog
原題は「Atom Heart Mother」。Atom →原子、Heart→心、 Mother→母。・・・です。
丑年の年末、新宿で購入。
1968年に結成されたイギリスのデザイン・グループ、ヒプノシス (Hipgnosis)のジャケット・デザインがいい感じです。他に、レッド・ツェッペリンやウィングスなど数々のアーティストのアルバム・ジャケットを手掛けています。
音楽については今さら語ることなし。すばらしい存在感、表現力。圧巻の演奏です。
A面に1曲、長尺の演奏はまさにこの時代の象徴です。

1970年の作品。UK盤。1500円。(113)

George Harrison/Wonderwall Music

2009年12月13日 | Weblog
長い間、ビートルズとお付き合いしていますが、これは聴いたことがありませんでした。本日「US盤700円」で見つけました。(それならいいかな)って持ってきました。なんだジョージに申し訳ないような気分になりました。
インドのミュージシャンとボンベイで録音した音源とアビーロードスタジオでの録音した音源で編集してあります。ビートルズの「The inner light」も同時期に録音されたとのこと。「Eddie Clayton」 なるギタリストがクレジットされていますが、これは間違いなくエリック・クラプトン。いい音、出してます。B1のドラムは、これまたクレジットはないけど、リンゴ・スターだと思われます。こんなドラムはリンゴしか叩けません。
ジョージ、これ、すごくよかったです。実は「電子音楽の世界」もまだ聴いていません。すぐに購入して聴きま~す。

1968年の作品。US盤。700円。(112)

Paul McCartney/Once upon a long ago

2009年12月11日 | Weblog
80年代中期のポールは今ひとつでしたが、僕はこの曲なんかは超名曲だと思います。
「Picking up scale and broken cord」って歌い出しで(ほぇ~)っとなり、
「tell me darling,」のところで(くぅ~)となり、
「what can it mean」のところで(じわ~)となり、
ここまでわずか4小節。まさに秒殺です。
ポールのギターソロもかっちょいい。
日本ではちっともヒットしなかったけどイギリスでは10位まで昇ったあたりはお国柄の違いでしょうか。
ジョージ・マーティンのプロデュースもお見事です。このコンビでなければ創れない音です。他に12インチシングルもあります。

1987年の作品。UK盤。580円。(111)


ベンチャーズ/ベスト(No.110)

2009年12月05日 | Weblog
検盤してびっくり。これほど擦り切れるまで聴き込まれたレコは久しぶりに出会いました。「質盤C」とありましたが、これは限りなく「D」ですね。
しかし、ジャケは美品。つまり、前オーナーは大切に扱いつつ、何度も何度も何度も聴き込んだ1枚なんでしょう。愛着を感じました。(でも、なぜ手放した?)こういうレコは救済してあげないと・・。ということで購入。
ノイズもサウンドとして、そして歴史として、60年代のテケテケ・ギター・サウンドを楽しんでいます。
今年は6月にオリジナルメンバーのベーシスト、ボブ・ボーグルが亡くなりました。あらためて合掌。

1963年の作品。国内盤500円。(110)


チェット・アトキンス/ナッシュビルより愛をこめて

2009年12月04日 | Weblog
さすがナッシュビルでの録音です。チェット・アトキンス大御所のシブいガットギター&テネシアンによるスタンダードナンバーが堪能できます。
時は1966年。僕が小学校2年生の頃、我が家にあった唯一のアメリカン・ミュージックがこれでした。本日、US盤に遭遇しました。我が家に残る日本ビクター盤と比べると、曲順がまったく異なっていました。国内盤は、A1が「禁じられた遊び」。日本ではその頃、流行っていましたからそういう編集にしたのでしょう。
なお、US盤の音がよいのには少々ショック。子供の頃から聴いてきた国内盤の音はなんだったんだろう。

1966年の作品。USオリジナル盤。600円。(109)

TINY TIM/ For All My Little Friends

2009年12月01日 | Weblog
前回、前々回に続き、TINY TIMのレコです。今回はサード・アルバム、「フォー・オール・マイ・リトル・フレンズ」。たくさんの子供たちに囲まれたティムの姿がかわいいジャケです。内容はこれまでと同様にウクレレ伴奏を中心に個性豊かな歌や語りが冴えています。
この後、1970年のワイト島・フェスティバルに参加。ティムが「ゼアル・オールウェイズ・ビー・アン・イングランド」をメガホン片手に歌う姿に60万人の聴衆は総立ち。最高です。ちなみにメガホンでの煽りは彼の得意技のようで「Tiny Tim Sings Bushwhacker」の画像でも見れます。これも必見、最高のパフォーマンスです。他にもジェフ・マルダーも取り上げていた「Living In the Sunlight」を歌う画像もあります。紙袋にウクレレを入れて登場。なごみます。どれもYOU TUBEで検索できます。調べれば調べるほどに本当に奥深く、面白く、切ない人。1996年没。

本アルバムは1969年の作品。USオリジナル盤。1200円。(108)

TINY TIM/ Tiny Tim’s Second Album

2009年11月30日 | Weblog
前回の続きです。1968年のデビューで勢いを増す中、その年の末に発売された「タイニー・ティムズ・セカンド・アルバム」です。
ここでもティムは、アメリカのグッドタイム・ミュージックを切々と歌い上げます。
ともすると、「モンド・ミュージック」なんてジャンルに仕分けされているティムですが、本当に真面目にアメリカン・ミュージックに向き合っています。愛せます。
こうなれば、サード・アルバムも聴きたいです。

1968年の作品。USオリジナル盤。1300円。(107)


TINY TIM/God Bless Tiny Tim

2009年11月29日 | Weblog
タイニー・ティムのデビュー・アルバムです。190㎝近い長身に小さなソプラノ・ウクレレを抱えファルセットボイスで歌う姿、長いカーリー・ヘア、大きな鼻。優しさにあふれた身のこなし。68年のビートルズのファンクラブ向けのクリスマス・アルバムにも登場していることから、その存在感がわかります。
アルバムの内容はアメリカン・ソングへの敬愛の念が感じられる真面目な良盤。ほのぼのとクセのある不思議な魅力に引き込まれます。A2の「ティップ・トー・スルー・ザ・チューリップ・ウィズ・ミー」がヒットして本アルバムの売上も20万枚と好調でした。

1968年の作品。USオリジナル盤。1200円。(106)