レコ路地/2009.0211〜

吉祥寺、下北、新宿辺りの中古レコを玩味。

散歩と物探しと暇つぶしを兼ねた三位一体の娯楽です。

ビリープレストン/That's the Way God Planned It

2013年11月24日 | ザ・ビートルズ
ポール•デイズ•ア•ウィークが終わり放心状態のおじさんですが、ポール、ポールとなってしまった頭を冷やしにレコ屋へ出かけたところ、自宅レコ棚に無かった一枚に遭遇。オリジナルは高額で手を出せなかった。



プレストンは、なんと言ってもビートルズ1969年の崩壊危機の救世主です。ジョージ・ハリスンがジョンとポールに会わせるシーンは記録映像にもあり感動的。ビートルズのセッション”に参加し、「レット・イット・ビー」や「ゲット・バック」などの楽曲でポールの要求にも見事に応えました。(おっとしまった、またポールに戻りそう)

本アルバムの参加ミュージシャンも以下のように豪華です。
ジョージ・ハリスン 、エリック・クラプトン 、キース・リチャーズ (ベース)、ジンジャー・ベイカー 。ドリス・トロイ (バッキング・ボーカル)。



以下、「凄い」の連発となります。まず、クラプトンとベイカーが何気なくいるけど、当時は「クリーム」解散直後でしょ。凄いことです。で、ストーンズのキース・リチャーズ。存在だけでも凄いのに、ベースが凄く上手い!ラストのタイトル曲「That's the Way God Planned It」の熱演も凄い!これだけ凄いアルバムを40年以上も聴き逃していたんだな;^_^A。灯台下暗し。

1970年の作品。2001年再発UK盤。2枚組。1000円。(351)

山下達郎/RIDE ON TIME

2013年11月07日 | ザ・ビートルズ
山下達郎をメジャーな舞台に引き上げた1曲、といえば、「ライド・オン・タイム」でしょう。コアなファンの中にはこのヒット曲を毛嫌いする人もいるようですが、僕はとても好きです。初回プレスのアナログ盤は、ジャケットの上に以下のようにもう一枚の写真がありました。



マクセルのカセット・テープのコピー「いい音しか残れない」です。つくづく時代を感じます。そして、それを捲ると、ジャケです。



実に充実した内容の1枚です。

1980年の作品。国内盤。500円。(350)

ジョン・ハイアット/SLOW TURNING

2013年11月04日 | ザ・ビートルズ

お、ジョン・ハイアットか、安いぞ。


前作「BRING THE FAMILY」はCDで持っていますが(アナログ欲しい!)この作品は未聴でした。早速視聴コーナーへ。1曲目30秒聴き即購入です。素晴らしい。最高傑作と言われた前作に負けず劣らず!振り返るとこの作品が発表された80年代後半の日本ではバブル時代に突入。ハイアットのような音楽に耳を傾ける風潮などなかった。残念で恥ずかしい思い出ばかりの反省すべき時代です。でも、こうしてよい音は生き残る。スライドギターの名手、サニー・ランドレスを含むバックバンドThe Gonersの演奏も最高です。このタイミングで遭遇できて本当によかったです。

1988年の作品。US盤。500円。(349)