レコ路地/2009.0211〜

吉祥寺、下北、新宿辺りの中古レコを玩味。

散歩と物探しと暇つぶしを兼ねた三位一体の娯楽です。

ザ・ビートルズUKシングル/SOMETHING

2011年05月29日 | ザ・ビートルズ
台風の影響で雨の一日でした。おいらは、昨日手に入れた「SOMETHING」を心行くまで何度も聴きました。日本の梅雨とジョージの曲がよく似合うってはじめて知りました。



このシングル盤の音は本当にいいです。音圧、輪郭、バランス、どれをとっても満足です。やはりUKシングルこそ王道です。聞けば、フランク・シナトラはこの曲を「一番好きなレノン=マッカートニーの曲だ」とポールにコメントし、さらにマイケル・ジャクソンはジョージ本人に向かって、「(サムシングは)あなたが書いたんですか?」と言ったらしい。どちらも、アウト!!です。



これでUKシングル盤は21枚目。あとは「HEY JUDE」を残すのみ。これこそ、今年の本名盤です。なぜなら、本家「がんろうソング」だからです。

今回、購入したのは北欧輸出のUK盤です。ピクチャスリーブがナイス。5000円。(231)


アレサ・フランクリンUS盤/ Aretha Live at Fillmore West<No.230>

2011年05月22日 | ザ・ビートルズ
コーネル・デュプリーを忍ん購入しました。CD持ってるけど別モノとして。今宵はUSオリジナル盤で、レイ・チャールズ、ビリー・プレストン、そしてコーネル・デュプリーの魂を聴くのだ。アナログで聴くこのアルバムは最高。


言うまでもない超名盤、R&Bのライヴ盤の金字塔。もともとは1971年3月5日から3夜連続で公演は行われたコンサートからのベストテイクを一枚にまとめたものだった、なんて当時は知りません。
ロックの聖地「フィルモア・ウェスト」を選んだことは今になってはすごいことだな~って思います。キング・カーティス、ビリー・プレストン、コーネル・デュプリー、バーナード・パーディ、ジェリー・ジェモットらを従えのステージは熱気あふれています。おいらが中学生だった頃、こんなすげーライブやってたんですね。


最終日3月7日に客として来ていたレイ・チャールズの飛び入りパフォーマンスもありました。



1971年の作品。USオリジナル盤。1600円。(230)

バンド・オン・ザ・ランUK盤/ポール・マッカートニー

2011年05月03日 | ザ・ビートルズ
マトリクス-1の「バンド・オン・ザ・ラン」。このアルバムのポールは本当に冴えています。よもやビートルズとは比較できないone and onlyの1枚となっています。特に僕はこのアルバムの「音質」が超大好きです。特にベースの音。ポスターのポラロイド写真を見ると、右利き用のフェンダー・ジャズベースを使用していますが、全曲、このベースなんでしょうか?リッケンバッカーのようにも聴こえますが・・・。「弘法、筆を選ばず」ならぬ、「ポール、ベースを選ばず」。やたらにいい音。フレーズも完璧。


気になったのはよく言われる「マト-1はラウドだ」という説。そこで既に所有していた「マト-2」と比較してみました。まずレーベルの画像です。マト-1(上)とマト-2(下)の違いは明確。マト-2のレーベルはコピーのように肌理の粗い感じになっています。マト-1は音質、音圧の面でも優れているように感じてしまいます。実際にマト―1のレコはA面4曲目「Mrs Vandebilt」の辺りで「あれ?」と、音鳴りがいいな!と感じます。・・・まあ、この件は侃々諤々ですね。

UK盤オリジナル盤。2800円(229)