レコ路地/2009.0211〜

吉祥寺、下北、新宿辺りの中古レコを玩味。

散歩と物探しと暇つぶしを兼ねた三位一体の娯楽です。

大瀧詠一/ナイアガラムーン

2013年12月31日 | ザ・ビートルズ
30日、大瀧詠一さん逝去の訃報です。大晦日にはあまりも寂しい話です。当ブログでも2012年元旦の記事に「こういう音楽であふれる世の中になって欲しい」って紹介したっけ・・



何から書いてよいか•••混乱していますが、大瀧さんには、まずは、ありがとう、の一言につきます。
で、結局何から語ればよいかわからないので、取り敢えず、僕が大瀧さんの滝壺はまりにハマった1枚、『ナイアガラ・ムーン」のオリジナル盤(エレック盤)を聴いて年越します。涙。



裏ジャケはアナログ盤、CD盤と複数あれど、どれも異なる凝りようです。



レコーディング・エンジニア:笛吹銅次(大瀧)
アレンジ:多羅尾伴内(大瀧)
ドラムス:林立夫、上原裕
ベース:細野晴臣、田中章弘、寺尾次郎
ギター:鈴木茂、伊藤銀次、村松邦男
ピアノ:佐藤博、松任谷正隆
ペダル・スティール:駒沢裕城
テナー・サックス:稲垣次郎、荒川達彦、村岡健
バリトン・サックス:砂原俊三
アルト・サックス:岡崎資夫
クラリネット:清水万紀夫
コーラス:キンングトーンズ、山下達郎、大貫妙子

この仲間が何を思い、何をしかけて来るのかも今年の期待です。

1975年の作品。国内盤。1800円(356)

ポール•マッカートニー/NEW(アナログ盤)

2013年12月18日 | ザ・ビートルズ
まだまだ余韻を残すポールのライブですが、待望のアナログ盤がAmazonより到着です。



アナログ盤のファンとしては、「聴き応えが違う!」「耳触り違う!」。低音の響きが実に豊かで、うれしい一枚です。ジャケも表がブルー系、裏がレッド系です。CDとは一味違うデザインです。



2013年の作品。US盤。2180円。(354)

山下達郎/Melodies

2013年12月08日 | ザ・ビートルズ
3日、青山 純(ドラマー)逝去の訃報がありました。まだ56歳でした。先日、山下達郎さんのコンサートに行き、発売から30年目となる「メロディーズ」のリマスター盤を購入し、ドラムの音に感激していたばかり。


このアルバムには、純さんの歌心にあふれたジャストなビートがつまっています。他にも数え切れないたくさんのグッドミュージックをありがとう。この季節です。達郎さんの「クリスマスイブ」が流れたらちょっとだけドラムに耳を傾けてください。黙祷。

1983年の作品。国内盤。発売当時2800円。(353)

ポール・マッカートニー/ワンダフル・クリスマスタイム

2013年12月01日 | ザ・ビートルズ
いよいよ師走。近年はこの曲がよく流れます。発売時の記憶を辿ります。

え~と、まず、ウイングスのニューアルバム「バック・トー・ジ・エッグ」が79年6月リリースされました。その直後にウイングス来日が決定!盛り上がっているさ中の11月、このシングルがリリースされました。当時は、ポールからの名刺代わりの一枚だと思っていました。


当時21歳の私は、このシングルを聴きながら、なんとなくクリスマスを終え、いよいよ年明け、さあ!ウイングス来日‼・・って場面で大悪夢を体験します。いわゆる「80年1月16日の悲劇」が起きウイングス日本公演は中止。

この一件以降ウイングスの活動休止。さらに翌年の81年4月にはデニー・レインの脱退表明によって解散。でも、ちゃっかりとその1ヶ月後、「マッカートニーⅡ」のリリースとなりました。


つまり「ワンダフル•クリスマス•タイム」は、「マッカートニー」制作のキックオフだったってことですね。そう聴けば、その延長線上にあったことは音作りから自明の理って感じですね(^.^)

昨年リリースのシングル盤のB面にも「ワンダフル・クリスマス」が再発されています。


1979年の作品。国内版。800円。(352)