レコ路地/2009.0211〜

吉祥寺、下北、新宿辺りの中古レコを玩味。

散歩と物探しと暇つぶしを兼ねた三位一体の娯楽です。

伊藤銀次/デッドリー・ドライブ

2018年01月14日 | ザ・ビートルズ


伊藤銀次のデビュー・アルバム。


ワーナーからの再発盤ですが、それでも25年前のレコードとなります。前オーナーは全く聴いていなかったようで盤はピカピカでした。


このアルバムが発売されたのは77年5月。今や昭和の香りさえ感じる名作ですが、当時は76年12月にリリースされた山下達郎「サーカスタウン」の衝撃が強く、このアルバムは懐古的な印象があり好みとは言えない一枚でした。一方で76年3月に発売された「ナイアガラトライアングルvol.1」の中で1番好きだったのが銀次さんでした。3500円(444)



キャロル・キング/チェインズ

2018年01月09日 | ザ・ビートルズ
明けましておめでとうございます。今年の初買いで手にしたお気に入りの一枚は、1980年にリリースされた『PEARLS』からのシングル。非売品です。ステレオとモノラルが一枚のいい音で楽しめます。


『PEARLS』はキャロル・キングが、ゲリー・ゴフィンと組んでコンポーザーとして活躍していた1960年代の楽曲を集めて構成されたセルフ・カヴァー集。珠玉の作品ぞろいですが、録音が80年代で中途半端にデジタルっぽいのが残念賞。今ならもっとアナログを意識して作れた思います。全体の中でピカ一の出来が、この「チェインズ」です!


「チェインズ」は、62年にアメリカのガールグループ、クッキーズがヒットさせ、63年にはビートルズがデビューアルバムで演奏しています。


ビートルズ・バージョンはジョン、ポール、ジョージの3声でハモり、サビのソロパートをジョージがとります。ジョージがリードボーカルの時は、コーラスはジョンとポールですから、実に贅沢な感じです。(443)