レコ路地/2009.0211〜

吉祥寺、下北、新宿辺りの中古レコを玩味。

散歩と物探しと暇つぶしを兼ねた三位一体の娯楽です。

コーネル・デュプリー/TEASIN

2011年07月31日 | ザ・ビートルズ
過日、亡くなったコーネル・デュプリーの名盤をUSオリジナル盤で見つけました。


60年代後半から70年初頭、デュプリーは、キング・カーチスのバンド、キング・ピンズに参加しながらもアレサ・フランクリンやダニー・ハザウェイなどライブで多くの名演を残しています。30歳ちょっと手前の頃だから、超越した演奏力です。その絶頂期の72年、キング・カーティスが殺害されたことを考えると、このアルバムは亡きキング・カーティスへ捧げた1枚とも考えられます。


US盤は国内盤と比べて、パーディのスネアの音がすごく抜けてグルーヴ感も違います。ちなみに今日初めて気付いたのですが国内盤の帯のミスプリ。「リチャード・ティー(ベース)」・・・ガーン!。74年頃の日本では誰もそんなこと気に留めなかったんだろうなぁ。その後、76年には「スタッフ」を結成。ものすごいスピードで進化していきます。適当な感じでに見えて、実は精力的な人でした。

1973年の作品。USオリジナル盤。900円。(241)

ロ二―・スペクター/Try Some Buy Some<240>

2011年07月24日 | ザ・ビートルズ
ロ二―・スペクターがアップルに残した唯一の作品です。


1971年のジョージ・ハリスン作曲。プロデュースもジョージとフィル・スペクターで行っています。元ロネッツのリードボーカルのロ二―に対して、まったく気負いもなくいい感じに仕上がっています。
B面「Tandoori Chiken」の方は、古き良き時代を感じさせる仕上がり。インド風なタイトルもジョージらしい。


USオリジナル盤。1200円。(240)

ニルソン/ウィザウト・ユー

2011年07月12日 | ザ・ビートルズ
とりあえず、本日、蒸し暑い吉祥寺で買いました。



中学校1年生の時、ジョンのイマジンと一緒に購入した記憶あり。
さらにずっと後になって、ニルソンとジョンの関係、バッド・フィンガーとニルソンの関係、アップルとバッド・フィンガーの関係・・あれやこれやと繋がっている・・・歳を重ねる中でそんなことを知るわけです。

国内盤。300円。(239)

ウイングスUK盤 /Live And Let Die

2011年07月08日 | ザ・ビートルズ
帰り道、初めて入った吉祥寺のレコ屋で遭遇。1973年映画「007/死ぬのは奴らだ」のテーマ曲です。



クレジットは「WINGS」。「ポール・マッカートニーとウイングス」ではありません。ポールが「バンド」に自信を持ちたかった時期の1枚。そして、B面は「I Lie Around」。デニー・レイン(Denny Laine)がリード・ボーカル。よくできた作品です。このシングルでしか聴けない・・?ですよね。



UKオリジナル盤なのに、なんと460円。それなりの音質でしたが(笑)(238)




上田正樹と有山淳司/ぼちぼちいこか

2011年07月06日 | ザ・ビートルズ
熱中症には要注意。水分だけでなく塩分も大切。皆様、ご自愛ください。



さて、70年代に大阪から生まれた名作です。道頓堀のネオンサインは今はちょっと省エネ中ですが、このアルバムには元気な大阪がギュッと詰まっています。大好きで時々出張(?)しました。



有山淳司のギター、ゲストの金子マリの声もいい。30年ぶりにレコで聴きましたが、このレコの音、すごくいいです。500円。(237)