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「はかた号」乗車記

2018年03月07日 18時47分00秒 | 旅行記
2月中旬、Perfumeのライブ目当てで千葉の幕張へ出かけた私。
山口の下関に越した今、関東方面へ行こうと思うとバスや新幹線一本!という訳にはいかなくなり、色々と交通手段を検討した結果・・・日本最長と言われる高速バス「はかた号」を利用することにしました。


はかた号は福岡市内の天神、北九州市内と東京の新宿を結ぶ路線。
下関エリアからだと小倉駅から乗るのがスムーズではありますが、せっかくの機会なので始発地の博多バスターミナルから終点の新宿バスタまで通しで乗ってきましたので、車内設備や道中の様子をブログで紹介します。


▲13日の夕方。仕事の都合上、わざわざ新幹線に乗って博多駅へ移動。夕方の小倉~博多間ということで、自由席は立ち客が出る程の混雑でした。


▲お楽しみの乗車時間。直前の宮崎方面行きが遅れて出発し、はかた号に乗り込んだのは18時50分過ぎのことでした。


▲車内の様子。こちらはビジネスシートと呼ばれる、独立型の3列シート部分。配置自体は一般的ですが、ヘッドレスト部分の枕、コンセント、3点式シートベルトが採用されており、ちょっとグレードの高いシートという印象です。


▲こちらはプレミアムシートと呼ばれる、個室型のシート。1台に4席のみの設置です。

今回は奮発して個室型のプレミアムシートを利用。ここからはプレミアムシートの装備も紹介していきます。


▲座席横のスイッチ類。個室内の照明は好みで調整可能です。シートは電動でリクライニングでき、マッサージ機能やヒーター・送風機能も装備されています。
一番上の非常ボタン、広島バスのベテラン車で採用されていた押しボタンと同じ形状ですね(笑


▲壁面には網ポケット、ハンガーが用意されています。


▲さらに、布張りで履き心地の良いスリッパや汗拭きシートが備え付けられており持ち帰りが可能で、乗車中自由に使えるタブレット端末も設置されています。


▲タブレット端末はインターネット接続に対応しており、走行中の現在位置を調べたり、情報収集もストレスなく出来る環境が整っています。

この他の装備品も。

▲肘掛けには小ぶりなテーブルが収められています。

▲近頃よく見かけるようになったコンセントも漏れなく装備。充電にも困りません。

プレミアムシートは個室ということで、天井周りもこんな感じ。


天井(荷物棚)周りがカーテンと壁で仕切られているので、室内灯や夜間の街灯の光が入り込む心配もありません。

ということで・・・

夜間でもこのように、カーテン全開で外の景色を楽しめます。


さて、今回お世話になったのはこの車。


▲西日本鉄道 福岡200か30-36 三菱ふそうエアロクイーン BKG-MS96JP 0002
白夜行塗装と呼ばれるらしい、「はかた号」の専用車。夜行仕様にしては珍しく側窓にスモークが貼られておらず、綺麗な車窓風景を楽しめます。


▲岡山県内に入った辺りから寝ており、気が付くと静岡県内に入っていました。恐らく御殿場ジャンクション付近で撮影。


▲8時20分ごろ、東京インターを通過。渋滞に巻き込まれながら、新宿を目指します。


▲新宿バスタ到着直前。はかた号とは反対の方向、青森から走ってきた弘南バスとすれ違う場面も。


▲天神から走ること約14時間、終点のバスタ新宿に到着。渋滞に巻き込まれ、都内に入ってからのんびり走っていた割には15分の遅れで済みました。

乗車した新宿行きは翌朝9時20分の到着予定で、早すぎず遅すぎずという時間設定。乗車時間も長く、車中で十分な睡眠時間を確保できます。
今回は個室のプレミアムシートを利用していますが、ビジネスシートでも快適装備が充実しており、割引を最大限に活用すると1万円でお釣りが来る程度の運賃です。

新幹線だと所定の値段で片道2万円くらい掛かる区間。次の機会には、お値段重視でビジネスシートも利用したいものです。

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