マリリンの映画日記

エッセイスト瀧澤陽子の映画ブログです!新作映画からオールドムービーまで幅広く綴っております。

『ユナイテッド ミュンヘンの悲劇』

2012年06月18日 | 映画

なんというグッドタイミングだろう!

サッカー日本代表の香川真司くんが、ドルトムントから、マンチェスターユナイテッドに移籍が決まった。

まさにこのタイミングで「ユナイテッド ミュンヘンの悲劇」が日本で公開される。

私のマンチェスターユナイテッドのファン歴は5年くらいだから、まだまだ浅いほうだが、ロンドンに旅した時、ステイしたホテルがチェルシースタジアムの隣にあったことから、イングランドプレミアリーグに目覚めてしまったのだ。

本来なら、チェルシーを応援すべきなのだが、プレミアリーグの試合を観戦するうちに、マンチェスターユナイテッドの戦法、チームプレイ、各選手の計り知れないポテンシャルを秘めたこのチームの虜になってしまった。そして、26年間もユナイテッドの監督をしているファーガンソン監督の力にも敬服しているのだ。

エリック・カントナ、ベッカム、ポルトガル代表のクリスチャーノ・ロナウドを産み、、そして、現役ではウエイン・ルーニーという強靭なストライカーがいる。facebookで、私はマンチェスターユナイテッドとルーニーのファンになっている。

ユナイテッドの試合を見てしまうと、どのチームも色褪せて見えてしまうのも本音だ。

ということで、これだけ、ユナイテッドを熱く語る私だから、「ユナイテッド ミュンヘンの悲劇」を見た時、感動で号泣してしまった。

今でこそ、世界一のトップクラブチームとして君臨するマンチャスターユナイテッドに、こんな悲劇と起死回生の復活劇があったとは!

1958年、ユナイテッドの選手はアウエイの試合で帰国する際、ミュンヘンの空港で飛行機事故に合い、23名もの犠牲者を出した。

しかし、臆することなく、不屈の魂でユナイテッドは強靭にも復活していくのだ。事故から無事生還できたボビー・チャールトン選手、ユナイテッドに一生を捧げたアシスタントコーチのジミー・マーフィ、ユナイテッドの礎となったマット・バスビー監督。

そして、当時のオールドトラッフォード・スタジアムの荘厳さ。

ストーリー、人物、風景全てがパーフェクトだった。

こんな素晴らしい実話のあるユナイテッドの赤いユニフォーム(赤い悪魔と言われている)を香川君が着て、ピッチに立つ姿を思い浮かべて、なおさら興奮してきたのだ。

7月7日公開

【監督】ジェームス・ストロング

【出演】ディヴィッド・テナント  ダグレイ・スコット  ジャック・オコンネル



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