船橋市「浜町映画塾」第2回、3回のお知らせです。
今回の講師は私・瀧澤陽子です。上のフライヤーをご覧の上、お時間のある方はぜひに!
船橋市「浜町映画塾」第2回、3回のお知らせです。
今回の講師は私・瀧澤陽子です。上のフライヤーをご覧の上、お時間のある方はぜひに!
「映画とわたし」(浜町映画塾)というテーマでフリーキャスターの進藤晶子さんの講演においでいただいた皆様、本当にありがとうございました。
進藤さんの映画に対する熱い思いが伝わり、大盛況で幕を閉じました。
進藤さんが司会をなさっているBSテレビ朝日の「熱中世代 大人のランキング」には、たくさんの映画人が登場しています。
岸恵子さん、有馬稲子さん、香川京子さん、崔洋一監督、戸田奈津子さんなどのエピソード。
進藤さんお勧めのイラン映画の「運動靴と赤い金魚」中国映画「初恋のきた道」の話になると、司会進行の私の人生においても最高の作品だったので、思わず身を乗り出して、相槌を打っていました。
最近では、大ヒットの「君の名は。」。キャスターだけでなく、お母さん業もこなしている進藤さんはお子さんと一緒にご覧なり、親子共々、感動なさってそうです。
私も「君の名は。」は今年の邦画ナンバーワンだと思いますので、これにも大共感しました。
ラストでは、現代の映画界が抱えている問題にまで言及してくださり、非常に新鮮で濃密なものになりました。
まだまだ、ご報告するお話はたくさんありますが、とにもかくも、進藤晶子さんの映画のお話は既存にない、新鮮で画期的なものでした。
映画の愛し方は人それぞれです。講演をご覧になったたくさんの皆様は、より一層映画が好きになったのではないかと思いました。
私・瀧澤陽子主宰の「実験的表現舎」の「映画塾」の講演会が決定しました。
今回は地元・船橋市の浜町公民館と共催で開催いたします。
講師はTBS「がっちりマンデー」やBS朝日「熱中世代 大人のランキング」の名司会で好評を得ていますフリーキャスターの進藤晶子氏です。映画に関する貴重なお話が聞けると思います。
なお、司会進行は私・瀧澤陽子です。
画像のフライヤーをご覧の上、お近くにお住まいの方は、早めのご予約をお願いいたします。
なお、2017年度 2月4日(土)の第2回「浜町映画塾」では、私の講演会、 2月18日(土)には映画上映会では「ローマの休日」の解説をいたします。
この告知については追ってご連絡いたします。
【日時】 2016年 11月26日(土) 14時から 開場13:30
【会場】船橋市 浜町公民館 講堂
【参加費】 無料
【申し込み】 事前予約必要 11月1日から受付開始
浜町公民館 まで ☎ 047-434-1405
まで、かなり人気の講演なので、お早目のご予約を!
『寅さんとマドンナたち』というテーマで講演した。
歴代の最多マドンナ、浅丘ルリ子こと松岡リリー。竹下景子、吉永小百合。そして、48作全シリーズに登場する妹・さくらこと倍賞千恵子こそ、実は本当のマドンナなのではないだろうかという思い、その胸のうちを話した。
いずれにしても、浅丘ルリ子、竹下景子、吉永小百合、倍賞千恵子も、『男はつらいよ』シリーズに出演したことで、女優としての本来の才能を開花したと言っても過言ではない。
渥美清が病に倒れなければ、完結50作目のマドンナは黒柳徹子さんだったそうだ。熟年になった寅さんの最後のマドンナとして、徹子さんはぴったりだったような気がする。
幻の50作目だが、どんなものかと想像すると、実際に見たくてたまらなくなった。
船橋市南福祉センターの教養講座で「マリリン・モンローとオードリー・ヘップバーン 映画女優物語」というテーマで、講演した。
モンローとオードリーの生い立ちから作品論を吐きそうなくらい、熱く語った。
私の持論は「マリリンは愛されたかった女優で、オードリーは愛したかった女優」。
幼少期の生い立ちから、私はこの二大女優をこう表現した。
モンローは36歳で自殺とも他殺ともわからないような謎めいた死で、人生の幕を閉じた。そして、その死は未だに波紋を呼んでいる。まるで、マリリンの人生そのものが、映画そのものだったような気がする。
オードリーは64歳で死去。決して長生きではなかったが、晩年はユニセフの大使として、社会貢献をし晩節を美しく飾った。
あまりにも相違点のある二人の女優の人生に、
「皆さんは、マリリンとオードリーの人生のどちらに共感できますか?」
と、観客に聞いた。
みんな、黙っていた。当たり前である。そんな大それた質問をした私がアホだった。
しかし、私ははっきりと言い切った。
「私はマリリン・モンローの人生に共感します。マリリンは切なくて悲しくて、抱きしめてあげたいくらいかわいい存在だったから」と。
そしたら、奇跡が起こった。マリリンが降臨して、私の体に乗り移ったのだ。
その姿を見て、観客は大爆笑。ま、こんなパフォーマンスも、ライブのようで、ある種の講演会のやり方の一つなのかもしれないと、実感した。
それにしても、私はいい年して「アホ」だな。