コロナ騒ぎの中、いつの間にか4月も半ばになってしまった。どこへも出かけられぬままに、月日ばかりが過ぎていくよ。
大津川沿いに手賀沼へ向かう途中、青空に気持ちよさそうに泳ぐ鯉のぼりを眺めながら、月日の流れる速さを感じざるを得ない。
手賀沼の自転車道を走り、いつも休む東屋風に屋根のついたベンチに腰を下ろしていると、白鳥がのそのそと歩いて、すぐ目の前までやってきたよ。2メートルほど先で立ち止まると、こちらを見ながら喉を鳴らしている。何かしゃべっているようだが鳥の言葉はわからない。目の前で見ると実に大きい。
みみ爺がボトルのお茶を蓋に注いで飲み始めると、白鳥もその辺の草をついばみだした。
目の前で草をついばむ白鳥を眺めながら、とても癒される思いを味わった。
手賀沼では、訪れる人々と白鳥とが平和に共存している感じなんだ。白鳥が道の真ん中に寝ていても、道を横断していても、そこを通る人や自転車は白鳥をよけて通る。子供も大人も白鳥たちの自由を妨げる者はいない。みみ爺はそんな手賀沼が好きなんだ。
いつものように、手賀川沿いの堤防上の道を走り、鮮魚街道の関枠橋を渡って、田んぼの中のまっすぐな道を行く。
その道の左手に、いつも気になっている風景がある。小山の上まで階段が続いていて、その上に鳥居のようなものが見える。今日はそれを確かめようと思った。
木下街道をよこぎり、パチンコ屋の裏から長楽寺のほうへ行く道に入り、右手にある墓地の手前で左の細い道へ進む。さらにその先を左へ折れる。
大杉神社という小さな社がある。大杉というから、さぞ大きな杉の木があるのかと思うけれど、決して大きな杉の木があるわけではない。確かに何本かの杉の木に囲まれてはいるが。
さらに道を進むと、前方に階段のある小山が現れた。遠くからの風景の中にあった、ずっと気になっていた小山だ。
階段の下に自転車を止めて、階段を上ってみたよ。かなり急な階段だ。
階段を上り切ったすぐのところにはお稲荷さんがある。
さらに進むと、階段下の案内板の浅間神社の前に出た。小さな神社だ。しかし、小山の上の神社、何かいい。
それほど高くはないが、階段の上からの眺めは結構よかったよ。
気になっていた小山の正体がわかって、なんだか楽しかった。
大津川沿いに手賀沼へ向かう途中、青空に気持ちよさそうに泳ぐ鯉のぼりを眺めながら、月日の流れる速さを感じざるを得ない。
手賀沼の自転車道を走り、いつも休む東屋風に屋根のついたベンチに腰を下ろしていると、白鳥がのそのそと歩いて、すぐ目の前までやってきたよ。2メートルほど先で立ち止まると、こちらを見ながら喉を鳴らしている。何かしゃべっているようだが鳥の言葉はわからない。目の前で見ると実に大きい。
みみ爺がボトルのお茶を蓋に注いで飲み始めると、白鳥もその辺の草をついばみだした。
目の前で草をついばむ白鳥を眺めながら、とても癒される思いを味わった。
手賀沼では、訪れる人々と白鳥とが平和に共存している感じなんだ。白鳥が道の真ん中に寝ていても、道を横断していても、そこを通る人や自転車は白鳥をよけて通る。子供も大人も白鳥たちの自由を妨げる者はいない。みみ爺はそんな手賀沼が好きなんだ。
いつものように、手賀川沿いの堤防上の道を走り、鮮魚街道の関枠橋を渡って、田んぼの中のまっすぐな道を行く。
その道の左手に、いつも気になっている風景がある。小山の上まで階段が続いていて、その上に鳥居のようなものが見える。今日はそれを確かめようと思った。
木下街道をよこぎり、パチンコ屋の裏から長楽寺のほうへ行く道に入り、右手にある墓地の手前で左の細い道へ進む。さらにその先を左へ折れる。
大杉神社という小さな社がある。大杉というから、さぞ大きな杉の木があるのかと思うけれど、決して大きな杉の木があるわけではない。確かに何本かの杉の木に囲まれてはいるが。
さらに道を進むと、前方に階段のある小山が現れた。遠くからの風景の中にあった、ずっと気になっていた小山だ。
階段の下に自転車を止めて、階段を上ってみたよ。かなり急な階段だ。
階段を上り切ったすぐのところにはお稲荷さんがある。
さらに進むと、階段下の案内板の浅間神社の前に出た。小さな神社だ。しかし、小山の上の神社、何かいい。
それほど高くはないが、階段の上からの眺めは結構よかったよ。
気になっていた小山の正体がわかって、なんだか楽しかった。