Randonneur旅日記

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メジロが巣を作った!                   2017年6月30日 金曜日

2017-06-30 12:33:39 | 日記
 6月に入ってすぐ、出窓のすぐそばのハナミズキの枝に、メジロが巣を作り始めたんだ。メジロは目の周りが白くて、とてもかわいい。出窓のブラインドの隙間からそっと写真を撮ったよ。

 巣は何日もしないうちに出来上がったようだ。
 出来上がった巣の中に、オスかメスかわからないが毎日必ず1羽がいた。卵を温めている様子だったよ。






 さっそく野良猫対策を施した。猫に襲われて生まれた雛がすべて食べられてしまったという話を友人から聞いていたんだ。



 卵を温め始めてから(たぶん)、15日ほど経ったころから、親鳥が2羽、ひっきりなしに巣を出入りするようになったよ。どうやら雛が卵からかえったんだね。
 1羽が出かけているときは必ずもう1羽が巣を守り、出かけていた1羽が戻ってくると、間髪を入れずにそれまで巣にいた1羽が飛び立っていく。雛の姿は見えないが、どうやら雛に与える餌を求めて出かけていくようだった。



 数日後には親鳥が餌探しから帰ってくると、少し大きく成長した雛の小さな嘴がわずかに見られるようになったよ。



 日に日に雛が大きくなっていくのがわかる。





 どこかでカラスの鳴き声が聞こえると、親鳥は雛たちの上に覆いかぶさるようにして、丸い目を空へ向けて息をひそめてじっと警戒している様子だ。雛たちは巣の底に隠れてじっとしている。



 梅雨に入ってもあまり雨が降らない。そのせいか、あるいはハナミズキの病気なのか、葉が1枚また1枚と散り落ちている。あまりたくさん葉が落ちると、葉の中に隠れていた巣がまる見えになってしまうよ。



 雛は日1日成長しているのがはっきりとわかる。
 親鳥は、はじめのうちは交代で餌探しに出かけていたが、この頃は運んできた餌を雛に与えるとすぐにまた飛び立っていくようになった。雛が成長してきたので、1羽だけで餌を探していたのでは間に合わなくなってきたのだろう。




 雛が一体何羽いるのか、巣の中を覗くわけにいかないのでわからないが、少なくとも2つの小さな赤い嘴は確認できた。
 親鳥が巣に戻ってくると、2つの嘴が天に向けて口を開けてしきりに餌をせがんでいるのが見られる。
 親鳥は、嘴にくわえてきた虫か何かを雛の口の中に入れると、さっと飛び立っていく。その目まぐるしい動きが1日中続く。



 近くに人の姿が現れると、親鳥は雛たちの上で目を見張って警戒する。



 あとどれくらいしたら雛たちは巣立っていくのだろうか。カラスや猫にも襲われず、無事に巣立ってくれるだろうか。
 また一つ心配事が増えた気がする。
 年を取る、と心配せずともよいような心配事をたくさん抱え込んでしまう。まあ、それが年を取るということなんだろうね。