先日ふと気づいて連絡してみましたら
やはりデータがありました。
これが朝鮮鉄から自然に芽変り変化して出来た
黄縞の個体が付いた株の大変貴重なデータです。
1本からスタートしたのが良く分かるデータです。
弊社にてお買い上げ頂きましたお客様には
プリントした写真を プレゼントさせていただく予定でございます。
この”朝鮮鉄の黄縞”も実生と思われていた方もあったようです。
私が始めてみたのはこの写真の後少し栽培されてからだったと思います。
しかし普通の朝鮮鉄の上木の株にポツンと1本の小さな小さな木・
しかし素晴らしく美しい縞柄・・・
こんな木が端っこに付いていたのを見たときは
”ドキッ”としてワクワクしたのを覚えています。
当分の間、非売品(または1000万円)として
順調に培養されました。
なかなか手に入らず数年間待ち続けました。
こんな蘭とのやり取りは”恋愛”のようなものかもしれません。
いつかは自分の手元に来てほしいと
”夢に描いて待ち続けました。”
その後待ったかいあって日本に2本入り
また数年後に1本が入りました。
この蘭の数量などが正確にわかるのは
ほかの日本人ディーラーさんは直接取り扱えなかったからです。
それから数年後、今度は所有者の方から全てを
譲り受けました。
未だに全部で10本まで増えていない貴重な天然芽変り品です。
実物は鑑賞に堪えうる締まった姿にまとまり
黄縞を流す美しい蘭です。
結果的に針葉の縞として唯一の存在であることです。