
思った通り降り出したら今度は止まらない雨。洪水警報が出る。それまで乾燥注意報が出てた様だが。
今月は、これまた何度も書いているが、我が家が下水道にやって来た。とは言うものの10年前に浄化槽をつけていたので配管を浄化槽から下水管,公共マスとか呼んでいたが、に付け替えるだけで使用感は何ら変わらない。それどころか配管工事と負担金で100万も取られてムカついてしょうがない。この不景気に倒れそうな業者を食わせる為にこういう迷惑な市民に負担を強いるだけの公共事業しか思いつかないロクデナシども。これだもの地方は寂れるわ。そんな事より被災地からの移住者でも誘致する方法でも考えてもらいたい。人口減に悩む地方都市にはチャンスだろうに。フクシマに限らず首都圏からの移住者とかね。
ところで、浄化槽をわざわざ潰して下水道に変えたうちに何のメリットがあるのか!。と腹が立って仕方がないんだが、昨日電気料金の請求書を見て驚く。多分電気料金が下がるだろうと予測はしていた。浄化槽に空気を送るコンプレッサー(浄化槽ブレアとかいうらしい)が365日休み無く動いていた。これがまたもの凄い振動で、コンクリートの土台に置いたら家全体が振動するという信じ難い強力なモーターだ。なぜそんな強力なブロアが必要かというと浄化槽が大きかったからだ。
ウチの浄化槽は2人しか住んでいないのにやたらと大きいのがついていた。たった2人なのになんでこんな大きい(確か10人槽だったか)のをつけなきゃいけないのか?と聞いたら,住んでる人(使用する人)の人数じゃ無くて家の床面積で決まるのだと言われた。オイオイ、どこにそんなバカな理屈があるんだ?それとも床面積に応じて住む人数が法律で決められてるのか?
と言っても仕方がない。どんなメチャクチャな法律でも法律だ。役所のバカどもには臨機応変という言葉が存在しない。それは今回の大震災でも遺憾なく発揮されている。この災害時にも平時のルールを守る事だけしかできない。役人の頭の中には、というか役人になるにはそういう適性が必要なんだろうね。それをおかしいと思う人には役人は勤まらない。そういうバカどもを何故か日本では優秀だとか頭が良いと言うらしい。
まあとにかくそういうわけで、おふくろと2人で住んでるだけなのに何故かやたらにデカイ浄化槽をつける事になったワケだ。ウチが豪邸ならまだ判るけどね。単に古い家で無駄に床面積があると言うだけの話で、それもここらではこの程度の大きさの家はフツウだ。基準がワカラン。東京とかの分譲住宅でも基準にしてんじゃないかね。一人暮らしのお年寄りも多いこの田舎でそんな現実離れした法律タテに無駄な金使わせてオマエらには良心の呵責が無いのか!
と役人の融通の無さは絶望的で、先日の野外ステージを借りる際にも呆れた。公園の隣り100メートル先に本庁舎があるのにカギの管理が10キロ離れた旧隣町の支所だというのだからね。結局40キロも無駄にガソリン使わされたじゃないか。エコだの省エネだの節約だの何だのって行ってるオマエらの頭の中は空っぽか?何が節電だ。何がCO2削減だ。思いっ切り無駄な事をやってるオマエらの思考回路が理解出来んわ。
そういうわけで、話がだんだんとそれて行くが、そのブロアというエアポンプ、まあコンプレッサーだね、それも浄化槽にあわせて大型のをつける事になってしまったからだ。その振動が凄い。最初は土台じゃなくて塀につける予定だったんだがそこだと落雪でダメだといわれて結局土台に。低周波で寝られない様な状況になったから色々と苦心したわけですよ。これまた融通が利かねえにも程がある。振動で寝られねえって言うのにどうしても土台じゃなきゃダメだってどういう事だよ。まあ色々と試行錯誤して、結局ゴムシートを下において何とか振動は少なくなった。それでも冬などは寒さでゴムが固まって振動が結構伝わって来たけどね。
それが無くなるのが本当に助かる。下水道化による我が家の最大のメリットはそのブロアの振動から解放されるという事だと思っていた。あとそのブロアの電気代がバカにならん。月額1500円ぐらいじゃないかと思っていた。冷蔵庫の次ぐらいかなと。だからそれが無くなればウチは自動的に節電15%は楽勝だなと。で、昨日電気量の請求書を見たらなんと前年比18%減。おおッ!これでウチは目標軽く達成じゃないか、って喜ぶのもつかの間。請求書の期間を見たら下水道に変えてから2週間分しか計上されてない。2週間分で18%減の電気料って言ったら、、、一ヶ月だとその倍以上かよ。オイオイ、浄化槽のブロアは一体どれだけの電気を食ってたんだ?
それで思い出した。下水道切り替え工事を依頼する少し前からトイレがつまった様になっていた。トイレのつまりだけを修理依頼してもどうせ結構な金を取られるだろうし、この際だから切り替え工事をしてもらうか、と。それで業者に連絡して見積もりを出してもらったら、トイレがつまってませんか?と言われた。浄化槽のモーターが動いていないので排水が出来ずにあふれそうになってると。ハテ?浄化槽のモーターは動いてるはずだが。そうしたらナント、浄化槽にはモーターが2つ付いていたのだ。空気を送るブロアと排水を行なう汲み上げ用のモーターの2台が365日常時稼働していたのだ。
知らなかった。ブロアの方は土台に乗っかってたからその存在を知っていたがもう一台どうやら浄化槽の中だかどっかにあったらしい。トイレがつまりだす少し前にブレーカーが落ちて停電する事があった。雨が降ってどこがが漏電した様子。ブレーカーを1つずつ確認して行ったら外のブロアで使ってるコンセントだった。そのコンセントにもう1つ何かが差し込まれていたてそれが原因だった。それを抜いたらブレーカーは落ちなくなったのでヨカッタヨカッタと思っていた。実はそれが浄化槽の汲み上げモーターの電源だったんだな。
実は何も知らずに10年以上浄化槽を使っていたというわけだ。2台のモーターを外したら2週間で前年比18%減の電気料金。一ヶ月なら一体いくらの節電になるんだ?というかこういうのは節電とは言わないか。とにかく、実際には今まで考えていた倍以上、イヤ3倍以上の電気を使っていたワケだ。来月にならないと正確には判らないが、どうやら我が家の三分の一以上の電気代は浄化槽に使われていたのは間違いが無い。その請求書を見て怒りが湧いて来た。一体ウチはこの10年間にどれだけの電気代を使って来たんだろう。
法律で決められてると言われて無駄にデカイ浄化槽をつけさせられてそのデカイ浄化槽の為に大型のブロアと汲み上げポンプをつけさせられて。下水道に変えたらコストは若干下がるかなと計算していた。ブロアの電気料金分と浄化槽の点検代やメンテナンス代を考えると下水道料金が新たに発生してもわずかだが下水道の方がコストが安いだろうと。だからそのわずかの為に負担金と下水道化工切り替え工事で100万の金を取られるのは冗談じゃないと憤っていた。しかし、この請求書を見たら違っていた。今までいかに無駄な高額の電気代を支払って来たのかと腹が立って仕方がない。この計算では浮いた電気代だけで10年もしないうちに負担金分はチャラだ。
今さらだが、もし都市計画通りに下水道を作っていたら浄化槽をつける事も無かったわけだ。浄化槽とそのメンテナンスと電気代にこの10年以上の間一体いくら使って来たんだろう。何でこんなに電気代が高いんだろうとずっと思っていた。おふくろはオレがパソコンを使うからじゃないかと言っていた。テレビなんぞはほとんど見ないし、おふくろのテレビは何年か前に地デジテレビに買い替えたからそんなに電気を食うはずも無い。エアコンなどは年に数度しか使わない。そうなるとオレのパソコンかなあ?と思っていたが。
なんだよ、浄化槽の2台のフル稼働のモーターのせいじゃないか。アタマに来るなあ。最初の説明ではブロアが月に1,500円ぐらいだとしか聞いていなかったはず、多分。やたらと電気代が高いもんだからおふくろは夜でも灯りをつけないでトイレに行ったりしていた。危ないからちゃんと電気をつける様にしようと言ってた矢先にこの事実。犯人は浄化槽かよ。驚いたよ。一ヶ月で5,000円ぐらいの電気代になってたみたいだ。知らない事の方が幸せな事は多いんだな改めて感じる次第。
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