一極集中見直しのきっかけにならないものか
地方のトレンド 春はどこに? もはや半島有事に期待するしかないのか この街は最高気温12℃関東は20℃を超えたらしく、テレビの向こうでは温かいだの暑いだのの連発だ......
いまだ終息の見えないコロナだが、1年前にこれを機に地方分散が、と思ったのだがどうやらそれなないみたいだ。
地方でもコロナが拡散し始めてる今の状況ではどこにいても同じ、つまりは東京から人口が減る決定的な理由にはならなくなってきた。
少しは地元就職の動きがある様だが、それはあくまでも傍流で本流にはなり得ない。
県内にはあまりに大手企業が少ない、というかほとんどない。
寄らば大樹の陰。中小の悲哀は散々見てきた。できれば大手にと思うのは親の想いも同じではないか。
決して東京が住みやすいと思ってる人は多くはいないのではないか。
だが、東京を離れて故郷に戻っても何もない、、、と思う人がほとんどでは無いだろうか。
ホリエモンが地方に住む方がメリットが大きいと言っていた。
地方に住んで困ることなど何も無いという。その通りなのだけれど、仕事が無いのだ。
東京の会社に就職して地方都市の支店勤務で暮らすのが一番良いとかつて堺屋氏が言っていた。
しかし、昨今は地方支店も次々に閉鎖になり、一層の東京集中が起きている。
というか地方支店などいらないのだな。インフラの整備が進んで地方に支店を置く意味がなくなってしまった。
そのホリエモンがいうインフラ整備で便利になったおかげで地方に人を配置する必要がなくなったのだ。
何というかね。結局地方には人は分散しない。何をどうやっても分散しない。
分散しない最大の原因は政府の愚策にある。というか、東京集中が好ましいと思ってるようだ。
やがて未来の姿はほとんどの国民が東京に住む様になるのではないか?
この街は20年で2万人が減少した。毎年千人が減り続ける。
県全体では毎年1万5千人以上が減少している。
あと10年したら15万人減少して明治の初期の頃の人口になる。
20年後には江戸時代の人口になるという。江戸時代の頃の人口とはあまりの事に言葉を失う。
人口が全てではないのかもしれないが、多くの事はある程度の人口があって成り立つ。
江戸時代の頃の人口で果たして行政が立ち行くのだろうか?
おそらく今のレベルのインフラや行政サービスを維持するのは困難だろうと推測できる。
それではまた一層人口が減る。
結局、何がどうなっても地方の人口流出は止まらない。
そしてそれは政府の愚策のせいだ。
今でもガソリンスタンドが足りなくなって困ってるというのに、脱酸素化社会だのオール電化だのバカどもが。
車無しのオール電化で暮らす東京を中心に考えてばかりいるからそうなる。
ガソリンが手に入らなくなったら農業漁業林業が成立しないだろうに。
なくならないまでもEVばっかりの車にしたらスタンドは消える。ガソリンは逆に貴重品になるのではないか?
そもそもその電力をどうやって作り出すのか?まさか日本中の海岸に風車を立てるとか?
その建設コストを全て電気料金に転嫁する気か?
まあ、僕などが心配しても何も変わらんのは分かってるが書かずにいられない。
この状況を打開する方法は本当にないのだろうか?