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-サイキックの眼-

被害妄想の原因と現実

2018-09-24 18:39:36 | サイキックの眼

       

被害妄想の原因と現実

      
     
こういったタイトルの記事よりも、もっと楽しいものを書けばいいんだが…
そうもいかないもので、放ってもおけないので書いておきたいと思います。

被害妄想って何だろう?
被害の、妄想?って…
若い頃によく考えていた。
よくいわれて耳にするのが、
「あなたは考え過ぎよ、あなたのことを誰も悪く思ってないじゃない、ね。」
なんてのが、お悩み系テレビドラマなんかで出てくるシチュエーションだが。
いやいや…ホントに誰も悪く思ってないんだろうか?
陰口や悪口なんて誰だってよく言ってるじゃない?
だからそんなのは無視しておけばいい、…??
気にしないでいればいいんじゃない、…??

と、まぁこんなところまでは、本当によくあることの日常茶飯事レベルの日常社会。
で、よくある日々のどうすることも出来ない人間関係ではあるわけでして。
ならば、ホントにホントで、気にするレベルじゃないし、気にしていたら生きていけない。

被害妄想の原因と現実

被害の原因と現実の → 妄想化

対処が出来なかった被害の原因に耐えられない現実があった。
だからその消化方法(吐け口)を→妄想に向ける

受けた被害の原因と現実
今回は「被害妄想」という切り口から説明をしていますが、吐け口も消化方法も無い人生の環境の中で、耐えに耐え抜いた結果、精神を維持する為に、被害妄想という妄想に意識を向ける別の術を持とうとする。
つまり、別の被害を新たに自らが作り出して、現実のオリジナル被害から逃げ出そうとする心理だ。
世の中の人間のトラブル関係なんて、みんなこの心理システムで出来上がっているだろうね。
国家と国家のトラブルだって、自国の問題が解決しづらいから、それを外国に被害意識を向けて攻め入ったりする。

様々な方のカウンセリングを施し視るにつけ、本当の悩みの根本原因は無意識に伏せておられ、先ずは社会での人間関係や、結婚された相手方の親族関係のことを仰る。
問題事の原因と現実を解決したい…、だが多くの方が他人事のようで上の空の人もいる。
或いは、スピリチュアル系や精神世界系の宗教に逃げ場を求め…行脚してきた人もいる。
悩んでるのに救われない?
救われたいけど、それでは困ることもある。(え゛っ!?)
どうしていいのやらワカランうちに問題はまた増える、もう笑うしかない。
食べ物に気を付けよう! とか?
枕の向きを変えてみよう! とか?
良い音楽をきいてみよう! とか?
そんなことがらだけを信じていても更に精神も体もおかしくなってくる。

そんな状態になると、箸が転んだ物音だけでもビクッっとして恐怖症になる。
「健康に良いから!」といって気遣ってくる人から貰った食べ物も、怖くなってくる。
でもそんなこと誰にも言えない…ってことで鬱になり慢性ノイローゼになるわね。
そしたら次は、的を得ない会話ばっかりになって、真実味もなんにもない薄っぺらな人格になる。
そんでもって、同じような慢性ノイローゼの友人と付き合うようになり、的を得ない会話で盛り上がって、また訳の分からぬ精神状態になる。
そして、同時に発症するのが、身体に出るアレルギー症状である。
アトピー、食物アレルギー、神経症、統合失調症、依存症エトセトラ。
身体は正直なんです。
的を得ていない精神状態では、イライラし全てが狂い始めるのです。

こんな現実、頭がおかしくなるでしょう?病気になって然り。
ここからはその原因、的を得ている根本の軸に向けた話しに移します。

原因は、『 親 』です。

親も人間だから、親ばかり非難してもしょうがない。
そう思う人も多いはず。
近年だと、色んな精神状態の病名も数多く見出され、知能や精神疾患の問題なども取り沙汰されることも多くなった。

色んな方の生い立ちを伺う。
貧乏、金持ち、低学歴、高学歴… これは関係ない。
幸運、不運… 本質的に考えるとこれも関係ねえ。
人生には色んな事がある!
だけどやって良いことと悪いことがある!!
良い人?悪い人?
人間だから、長い人生の中で良い人の時もあれば悪い人の時もある!!
これだったらまだ良いんだ、人間としてよくある事なんだわ。
要は…
『家庭も子供もキライ』なんですわ。
反転して言い方を変えると…
『家庭も子供もスキにならなければいけない努力が必要』なんですわ。
これにはもれなく特典がついておりまして…
「虐待」が無料で奉仕され、「我慢」が必要とされております。

なので、このテーマの答えの本髄は…
『 
親から嫌われてきた 』という所に落ち着くのです。
もちろんその親も親から同じことがなされている。
まぁ、ヨコッペラに書くと、精神的に貧しい人間ってことかな。
社会的王道路線で言うと、負け組には住む所も与えられない。
こんな中で我々は生きている。
だからといって王道の勝ち組一族になる為の人生も、虚しい末路をたどるだろう?
世間でいう勝ち組も負け組も、精神的に貧しいと言える、僕はそう思う。
道徳っていうより、自己の精神性の在り方でしょう?
そこに時間と労力をかけて生きることが、本当の社会で必要なことでしょうに。
それが出来ていない家庭や一族は、メチャクチャな結果になっているし、病気にもなっているし、交通事故もおこしているよ。

被害妄想の原因と現実

その答えは
  ↓
『親から嫌われてきた』

そして親もまた、その親からの被害を受けたカタマリであって…
我が子の成長や笑顔、日々の暮らし全てが被害妄想の原因になっているのです。
要するにやで…よう聞きぃや!!
『 先祖代々から、被害と妄想を受け継いできており、被害&妄想が結婚し子供を産んでいるわけさ。』
つまりは、
『妄想が妄想を産んでいる』って計算になるんや。
この被害届けは、どこの役所の窓口で受け付けているのでしょうか?

本質的な…何か?をしっかりと持たなければ生きていけない。
被害意識と妄想意識のみで生きている人ってどれだけ多いか!
毎日のニュースや、つまんないゴシップモノだって、被害ネタと妄想遊びネタばかりでしょうにね。

自分の、本当の現実に立って生きることが、豊かなことではないか。
恐いし、悔しいし、煮えくりかえっても、それを越えるだけの努力が出来れば…
勝ち組にも負け組にも、ならずに自分を生きていける。
今は、それが必要な時代まわりの時なのだと思います。


サイキックの眼  山本 コージ
     
        
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