LOVE AND GLORY

-サイキックの眼-

24時間~那覇の旅

2013-06-07 01:15:03 | 時間旅行

     

24時間~那覇の旅


しばらく旅に出ていない。
出張以外では家に引きこもっている。笑

2013年5月28日と29日に沖縄に行きました。
その理由は・・。
LCC航空会社、peach航空のセールで、どの路線も片道1000円というキャンペーンを知ったからでした。
国内線も国際線もすべて片道1000円!!。
3月1日の発売開始時間の直前に知ったのです。
「1000円かぁ~、何処か行ってみようか?。」
値段が値段だけに軽い気持ちで思いつき、僕には今まであまり縁の無かった沖縄にターゲットロックオンした。
パソコンで予約をするのですが・・予約画面に繋がりにくくもナントカ予約購入が出来た。
行き・5月28日・関空18:25発⇒那覇20:25着
帰り・5月29日・那覇20:55発⇒関空22:45着

那覇の滞在時間が24時間というショートトリップです。
この日程と、この便しか取れなかったので、ゆっくりは出来ないハードスケジュールだ。
そしてあとはホテルの予約をすればオッケー。
僕は自動車を運転しないので、那覇市内のモノレールで移動できる範囲の街ナカ散歩ひとり旅を計画。

宿泊予約サイト「楽天トラベル」で色々と物色。
最初に目についたのは
日航那覇グランドキャッスル
なんとシングル3850円。
安い!!、魅力的だぁ。
他にも気になるホテルは沢山あり、とあるホテルを予約した。

「楽天トラベル」サイト内にはホテルの無料宿泊懸賞がある。
いちおう那覇市内のホテルの懸賞に応募もしてみた。

そしてそれから1か月後。
懸賞当選の通知が来ました。

Image2061

       
「那覇セントラルホテル」
ツインルーム・温泉・朝食の2名分の懸賞当選

当たりました。
約1200名の応募の中から1名だそうで。
最初に予約していたホテルもキャンセルして、今回の旅はこちらのホテルにお世話になりました。
片道1000円の航空券で・・ホテルはこちらで。
準備は整いました。

5月28日、いざ沖縄へ。
那覇空港には夜の到着。
若い時に中国やインドなど色んな国に何度も行った。
飛行機から見える夜の街の灯りは、その時の気持ちを思い出す。
希望と不安、好奇心と夢。

那覇空港のLCCターミナルに到着した飛行機を降りたと同時に蒸し暑い空気に包まれる。
那覇のモノレールに初めて乗り、牧志駅で下車。
駅を降りるとすぐ国際通りに面している。
その観光繁華街の通りをしばらく歩き、そして北側に右折。
もうほとんど真っ暗で、蒸し暑く知らない道を歩いていると、海外をバックパッカー貧乏旅行で夜な夜な安ホテルを探してまわる若い時のことを思い出した。
僕にとっては新鮮な気持ちなのだ。
知らない海外の街の匂い、知らない色や空気。
今思えば、若い時は初めて触れ知ることに幸せを感じるものだった。
今回の旅は、久しぶりにそんな自由な感性を再体験できた。

駅からは5分ほどで「那覇セントラルホテル」に着いた。
玄関を入って、まずフロントの方に今回の懸賞当選のお礼と、奈良のお菓子のお土産を受け取って戴いた。

実は今回の懸賞当選ですが、「那覇セントラルホテル」のほかに台湾のホテル「パークタイペイホテル」がまた別に当選してしまったのです。
続けて2つのホテルの懸賞が当選したのです。
それをホテルフロントの方に言うと・・非常にビックリされました。
この時・・懸賞に当たるコツを伝授!笑。
実はいつも使用している旅行用キャリーバック。
これも数年前、近所の商店街のガラガラで当たったモンなのです。

当初・・懸賞当選・無料で泊まることに少々不安がありました。どんな顔して行けばいいのか?と。「いやぁ~この度はどうもどうも」なんて言うのが良いのか・・?。ですがホテルのみなさんはフレンドリーで、こころよく受け入れて下さりお世話になることができました。
そして部屋に荷物を置き、冷房を強にセットして蒸し暑さを吹き飛ばし、楽しみにしていた温泉に。
温泉はホテル専用ではなく、地元の温泉施設です。
その名も「りっかりっか湯」
地元の方と観光客が利用できる、那覇市内で原泉があるのはめずらしいそうです。
とっても良いお湯でした。
ちなみに「りっかりっか」とは、方言で「さあ行こう!(行こ!行こ!)」っていう意味だそうです。

そしてその後、部屋に戻って汗が引いてから、ホテル近くの居酒屋で夕食をとりました。
なんと!!!その居酒屋は、
オリオン中ジョッキ生ビールが・・100円。
安すぎます。3杯飲みました。
山盛りの唐揚げと、豚の角煮ミニ丼と食べて。
合計で1200円でした。素直に嬉しい

翌朝は6時起きで再び温泉に。
このひと時・・湯船に浸かりながら、「今日はこのホテルで一番幸せモノかもしんないなぁ~」、なんてシミジミ思いました。
旅の実感がやっとわいてきたようで。

続いてレストランでの朝食。
この日は、宿泊人数が少なかったのか、バイキングは実施されず、セットメニューでした。

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朝食を戴いたあと、部屋で食後のひと眠り。
その後10時にチェックアウトし、荷物はフロントに預かってもらい、そして街にくりだした。
ひたすら散歩旅を楽しむ。
そうはいっても・・蒸し暑い。
街の商店街を行き来する地元の方どうしの挨拶も・・「暑いね~っ!」が頻発。
沖縄の人も暑いのか・・と、思った。笑暑

僕は「サトウキビ生搾りジュース」が大好物だ。
アジア各地や、エジプトに行った時もよく飲んだ。
沖縄にもあるのは知っていたが、那覇の市場や商店街ではナカナカ見つからない。
暑さでヘトヘトになりながら・・やっと1件の店をみつけた。
サトウキビのノボリも立っている。
商店街の中、店の前にも色んな商品が並ぶ。
店内へはドアが閉まっていたので、開けて入ろうと思ったのですが・・開かない。
誰も居ない様子でした。
ドアの横にはサトウキビを搾る機械が見えた。
店先には丸椅子があったので、暫く座って待つことにした。
30分近く待ったろうか?、おばさんが帰ってきた。
「待ってたの?」
店先の椅子に座って待っていた僕に声をかけられた。
僕は「はい」と答え、サトウキビジュースを注文した。
搾っている間、少しお話しをして、搾りあがったジュースを持って、また店先の椅子に座って、通りを行き交う観光客や地元の方々を眺めた。
サトウキビジュースは疲れがとれる。
かたい繊維から搾られた自然の甘さがとても美味しい。

店先に何か黒いウズを巻いたモノがたくさんぶら下げられている。
ジュースを飲みながら・・自分の顔のすぐ横に沢山。
黒いゴム製品だと思っていた。
しばらくしてよぉ~~く見てみると・・乾燥ヘビでした。笑
調理の仕方も袋に書いてあった。
茹でてもどして、切ってから大根などと焚くと美味しいそうです。

午後4時。
商店街にラジオ体操第1の音楽が流れ始めた。
各お店の方々がラジオ体操を始める。
リフレッシュタイムの時間なのだろう。
しかし・・体操の歌?ですか。
すべて沖縄弁でした。
完全に100%沖縄弁のラジオ体操第1。
終始さっぱり解りませんでした。嬉

そして夕方。そろそろ帰る時間が近付いてきました。
預かってもらった荷物を取りに再びホテルに戻る。
するとフロントに昨夜チェックインをした時に担当して下さった女性スタッフのKさんが居られた。
僕の顔を見るなり、「教えて戴いた懸賞の当たるコツをホテルスタッフ全員に広めましたよ!」なんて仰るんです。笑
そういうコトは僕も嬉しい方なので、良かった良かったと思ったのです。
奈良のお菓子のお土産のお礼も何度も言って下さり、僕も今回の無料宿泊招待のお礼をいいました。

僕は出先で自分の仕事については殆ど言わないのです。
ですがこの時、ホテルスタッフのKさんに名刺を渡させてもらいました。
そしてお礼のつもりでひとつ《透視》鑑定をしました。
するとKさんは驚かれ・・涙を浮かべられました。
「どうして初対面なのにそんなことが解るんですか?」
と、言いたそうな表情のまま・・かたまって。
透視内容とアドバイスは、Kさんの心の琴線にふれたようでした。
とても喜んでいただき、後日改めてお礼のメールを下さいました。

そして夜になって、沖縄・24時間滞在の旅を終えることになり。
急上昇する飛行機からの眺め・・、那覇の夜景がグングン遠ざかっていきました。

行き当たりバッタリの、こういった旅は久しぶりでした。

なんとなく激安航空券を購入し。
そして宿泊券・懸賞が当選して。
地元の温泉にもゆっくり入ることができて。
生中ビールは100円で。

なんにも計らず、思いついたままの旅。
僕にとっては「水を得たサカナ?」といえる時間でした。
観光の商店街から・・戦後すぐの面影が残る古い市場までありました。
飛行機には米軍関係者も多勢搭乗していましたし、ホテルの温泉にも米軍アメリカ人が居て、少し世間話しもしました。

まだまだ見聞と勉強が必要だと思いました。
今回は沖縄・那覇の、短い短い旅の記録でした。


サイキック 山本 浩二





□■ 2016年6月、那覇再訪時の追加記事 ■□


2013年5月28・29日に続きまして…
2016年6月12・13・14日に、那覇市内再訪しました。

前回に訪れた、平和通り・牧志公設市場の北側にあります、搾りたてサトウキビジュースの店 「 寿 」 に行く。
注文をすると、ゴツイ機械でダダダダダダッ…と音をたてて搾り出す。
蒸し暑い中、100%フレッシュのサトウキビジュースを飲みつつ、通りに面した店の軒先の小さい椅子に腰かけて、商店街を行き交う人を眺めながら南国の旅を満喫する。
梅雨時期の為、時折スコールのような豪雨が降り、商店街のアーケードに叩きつける轟音が響いていた。

 

大サイズ350円

前回の訪問と同じく、この店の軒先には干した乾燥ヘビが売られている。
どう見てもゴム製品のようだ。(笑)
今回はお店のおばさんに聞いてきた。
これはウミヘビなのだそう…
乾燥から水でもどして、ブツ切りにし、茹でる。
用途は、鰹節と同様にダシを取る為だけの材料でした。



お店の軒先の小さい椅子に腰かけていると、ちょうどこの目線で「乾燥ウミヘビ」がぶらさがっている。

30分くらい過ごしてから、「また明日来ます」と、店のおばさんに声をかけてホテルに戻る。すると「ちょっとまって」とおばさんにとめられ振り返ると、ナッツのお菓子を持たせてくれた。
「ありがとうございます、遠慮なく戴きます」
そうお礼を言い、お店を後にした。


もうひとつ…面白い話しがあった。
旅先では、スーパーや、地元の老舗百貨店などを見物するのは欠かせない。その街の商品などから地元の生活風習などが見えてくるので、最高のウォッチングスポットだ。
さて、もちろん那覇と言えば牧志公営市場ですが…そこはスルー。
同じ平和通りの中にあるダイソーに入ってみました。
沖縄ならではの?なにか?売れ筋のモノとかがあったりするのだろうかと、狭い店内に入ってみた。
お客は、70代くらいのおばちゃんだけが多く目立ちました。
そして店員さんも、60代くらいのおばちゃんが品出しをしておられた。
さて…
聞き捨てならない会話が、おばちゃん店員さんと、おばちゃん客との間で始まりました。

客 「ねずみのエサ売ってるの?」 (大声で)
店 「あ~の、え~とね、駆除のエサね?」
客 「ねずみ」
店 「え~とあの、飼ってるの?駆除のかね?」
客 「ねずみのエサさ」
店 「飼ってる…ハムスターとかかな」
客 「ねずみのエサないかな?」

え゛っ!?
ザ・ダイソー平和通り店でのひとコマでした。
その後も…穏やかな沖縄弁での会話?が終わることなく繰り返し続いていました。
結局、ペットのエサか?駆除用のナニか?かは結局分からずじまいでした。

1泊目利用の「ホテル日航グランドキャッスル※」のサンセットラウンジで飲んだパッションフルーツのカクテルが美味しかったこと、蒸し暑さの旅疲れも癒される。そしてバーテンダーさんも親切だった。
本当ならホテル最上階から眺める夕陽がウリなのだが、梅雨の嵐の中…イナビカリが絶えずスパークしていました。
(※訪れた2016年6月いっぱいで閉館の後、7月からヒルトンにリブランド)
2泊目は「瀬長島ホテル」、原泉100%の温泉が客室に引かれている。
それから有名店「ジャッキーステーキハウス」で食べたステーキ。
並んでまで食べる価値がありました、ホントに美味しかった。オススメです。

那覇再訪、サトウキビジュース店の追記情報として、旅の記録を綴りました。


サイキックの眼 山本コージ


● 24時間~那覇の旅  2013年6月07日 投稿 
● 那覇再訪追記     2016年7月09日 再投稿