よか余暇ウォーク

余暇に任せてパソコン、オカリナ、マジック、旅行などなど
やってます。つれづれにお届けします。

小津安二郎作品「秋日和」を見て。

2010-03-04 16:31:39 | 余暇あれこれ

こんにちは。

昨日第3回目の「さくら」の開花予想が発表されました。それによりますと福岡県

は全国で最も早く16日に開花すると予想されました。そしてその見ごろは25日から

今月いっぱいが最高だろうとのことです。(*^^)v これからはその情報収集に忙しくな

ります。(^_^;) 今年の見物候補地を2,3検討しなくては・・と、今からウキウキしてき

ます。(^_-)-☆ 

今日の午前中は「読書会」の3月例会でした。今月の課題本は朝日文庫刊

「(完本)小津安二郎の芸術」です。この本は600頁以上ありまして、尚且つ文字が

小さいので、最初から読む気がせず1ページもめくらずに出席しました。

講師の先生もその点は理解があって、読まなくてもよいから「小津作品」を何か一つ

鑑賞したうえで出席しろとの通達でした。私は過去に一度も「小津作品」は見たことも

ありませんので何を見ていいものか見当もつきませんでしたが、たまたまNHKBS2

のシネマ・シアターで放映された「秋日和」を録画しておりましたので、それを見て出

席しました。

「小津安二郎監督」が全盛時代(昭和30年代)は私は専ら日活や東映の映画ばか

りに熱中しておりましたので(^u^)「小津安二郎」なんて知りませんでした。(^_^;)

今回「秋日和」は、私が今まで好んでみてきた、サスペンス物、アクション物、スペク

タクル物とは全く趣が違っておりました。が、見終わった後は「楽しかった、おもしろ

かった」「見てよかった」と言う「すっきり」した気分になりました。(*^^)v

今まで好んでみてきた映画に比べると「しっとり」した雰囲気で全編がながれ、

一人静かにみると物語に入って行くような気分にさせられました。

それだけわが身とはかけはなれたものではなく、大方の人にとって身近なできごとが

テーマとなっておりました。

講師の先生のお話では、「小津安二郎監督はお酒が好きな人で作品の中でもよく酒

の場面が出てくる」と、おっしゃっておりましたが、この「秋日和」もその場面が数か所

あります。いずれも大学時代からの知り合いで定年間近(と思われます)になっても

家族を含めた付き合いをしている3人の男性がある時は小料理屋で、ある時は

寿司屋で、ある時はバーで飲むシーンです。その時の会話や雰囲気がとても羨まし

く感じられました。(^。^) また、最後の方では私が群馬勤務の時に(40年代)よく

行った「伊香保温泉」や「榛名山」「榛名湖」が出てきたもんですから嬉しくなりまし

た。(^u^) この「秋日和」を見て、もう2,3本「小津作品」を見てみようと思いまた。

「読書会」と言っていますが、今日は「映画の見かた」を学びました。これからは

今までと違った、新しい視点で見る楽しみが増えました。

以前ある映画評論家が「映画ってホントに!いいですね!!」って言ってましたが

私も言いたくなりました。(^_^;) (^.^)/~~~