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五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

こんなところも予算削減

2009-11-27 17:44:50 | 雑記

私は「ヘルスサポーター」という会員登録証を持っている。
いわゆる食生活改善普及や食育を推進していく会員という位置付け?

私はあまり熱心な会員でないので、町の催しに参加するくらいだけど。

その会が今の事業仕分けで予算を削減されるそうで、
予算を削減しないよう署名して下さい、と役員の方が見えた。

私たち会員は年間千円の会費を払って、講演を聴いたり、調理実習したり、研修旅行にいったりしている。実費をとられる事もある。
役員の人たちなどは、ほとんどボランティアでもっと活動している。

この事業のどの部分が無駄なのか私には調べる術はないのだけど、
活動自体は有意義なものだと思っている。

こうして色々な行政サービスがどんどん削減されていくんだろうな・・・

末端にいる者はそれこそ飴銭やボランティアで活動しているのに、
一番上層部にいる者が天下りで、法外な給料もらっているんじゃないでしょうね。

ちなみに、会員証の裏には「財団法人 日本食生活協会」と印刷してあります。


「平成大家族」・中島京子

2009-11-27 16:01:31 | 

新刊を中心に図書館で本を借りてくるのだけど、けっこうスカも多い。
この本は新刊ではないけど、今年の私のベスト5に入るくらい面白かった。

昭和の大家族と違い、平成の大家族というのは何らかの問題を抱えてる故に出たり入ったりと必然的に大家族になるのか。。。

引きこもりの長男、夫が自己破産して家族で世話になっている長女、出戻りシングルマザーの次女。おまけに介護老人までいる。

これだけ問題山積の家族だったらさぞや重~いストーリーと思いきや、
それがちっとも暗くならずに、みんな良い方向に事は進んでいく。
「世の中そんなにうまくいくか!」と言いたいところだけど、
みんなハッピーエンドになるのがたまらなく心地いい。

私はここのご主人の何事も事なかれ主義の穏やかなところが好き。
この御主人がいてこそ、この家族が幸せなのかも。

お母さんが、同級生に自分の家族の悲惨さを愚痴るが、「そんなのたいしたことではない」と一蹴されてしまう。
家族の数だけ、人々は色んな重い問題を抱えているもの。
うちだけじゃないと思うだけでも心が軽くなるってもの。

★★★★★