8月7日(金)
今年の春、廃校になった玄海町の有徳小学校からやって来た、ウサギの「まめすけ」。
6月ごろから発情期に入ったような行動が目立ってきました。
よくお世話をしてくれる飼育委員会の子どもたちをけがさせることはなかったのですが、土日にお世話をしている先生たちがケガをさせられたり、金網を食い破ってとなりの部屋のメスに会いに行ったりと、かなりやんちゃが過ぎる感じになってきました。
そこで、市内の動物病院に相談したところ、去勢手術を勧められたので、今週初め、手術を受けることにしました。
病院に1泊して帰ってきたまめすけ。
手術したところが汚れてはいけないので、抜糸をするまでの1週間、きれいな飼育用ケージで過ごすことになりました。
糸を自分で引っぱらないように、首輪もはめられています。
玄関は暑いので、涼しい場所に引っ越しました。
飼育委員会の6年生が、毎日お世話に来てくれています。
さて、お話はこれで終わりませんでした。
一昨日、飼育小屋をのぞいていた子どもたちが、何か様子が違うと感じて、先生に伝えに来てくれました。
行ってみると、赤ちゃんが3匹!
いや、ウサギだから3羽ですね。
どうやら、お父さんはまめすけのようです。
しかし、お母さんウサギは、残念ながら息絶えていました。
そこで、飼育委員会の森田先生や事務室の先生たちで、授乳をすることにしました。
「あ、飲んだ、飲んだ!」
普通、お母さんのおっぱいを飲まずに育てるのは、なかなか難しいことだそうです。
しかし、早い発見と、先生たちの懸命のお世話で、ここまで3日間、元気に生き延びています。
大きく育つ確率は1%もないということですが、何とか育ってほしい!
そして、2学期に、子どもたちと会えるといいなと思います。
元気に育ってくれるといいですね。
ウサギは3匹じゃなくて、3羽じゃないですかU+2049U+FE0F