7月3日(金)
5年生の子どもたちが、校長室にやって来て、
「平和学習をするので、見に来てください」
と招待してくれました。
そこで、2階多目的ホールに行ってみると、5年生みんなが集まりグループ発表が始まっていました。
発表の子どもたちが手にしているのは、第2次世界大戦中の日本の様子を撮影した、写真パネルです。
米軍が上陸し戦場となった沖縄や、原子爆弾によって焼き尽くされた広島、長崎の町、そして、人々の様子が撮影されています。
このパネルを校舎内に掲示し、全校のみんなに戦争や平和について考えてもらうために、5年生の子どもたちが下級生でも分かりやすいようにと解説を書きました。
それを、まず、5年生みんなで発表し聞き合うことで、断片的に知っていた戦争のことをくわしく学ぶ時間になりました。
発表会は実行委員会の子どもたちが進め、終わりに感想交流が行われました。
子どもたちの感想の中には、
「戦争は怖いと思いました」
「今は平和でよかったです」
といった言葉もありました。
確かにそうですが、「怖い」「悲しい」といった言葉で、簡単にくくってしまうだけではいけない。
他人事、過去の出来事ではなく、当時を生きた人々の気持ちに少しでも近づいてほしい。
それが、二度とこのような過ちを繰り返さないことにつながるのだ。
最後に私からも、こうした話を子どもたちに伝えたところです。
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