3月18日(火)
いよいよ6年生とのお別れの日がやってきました。
悲しいお別れですが、6年生にとっては人生の大きな節目、旅立ちの日でもあります。
本番前の気持ちづくりと発声練習を兼ねて、6年生は朝の練習をしました。
在校生、保護者・来賓の皆様の着席が終わりました。
いよいよ入場です。
笑顔と適度な緊張感を保ちながら、卒業生の入場が始まりました。
担任の先生のきりりと引き締まった袴姿もいいですね。
会場の温かい拍手に合わせて、卒業生は、満開の花道を通っていきました。
開式、国歌斉唱に引き続き、卒業証書授与が行われました。
担任の先生から呼名されると、返事をして決意表明をします。
そして、ステージ中央に進み、卒業証書をいただきます。
ひとりひとりの授与を見守る、61名の卒業生です。
学校長の式辞、唐津市教育委員会の告示、PTA会長の祝辞を、それぞれしっかりと心に受けとめた後、卒業生お別れの言葉が始まりました。
6年間の思い出や感謝の気持ちなどを、みんなで交代しながら呼びかけていきます。
呼びかけの途中には、卒業生の合唱もありました。
1曲目は、山下都代子先生と一緒に練習した「明日を信じて」(作詞・作曲:小林真人)。
2曲目は、自分たちで選曲した「スマイル」(作詞・作曲:Siori)。
美しい発声や強弱に気をつけ、歌詞にこめられた思いを伝える気持ちが、子どもたちの歌声からしっかりと伝わってきました。
6年生の呼びかけに応えて、在校生からのお祝いの呼びかけもありました。
下級生をとてもよくかわいがった6年生です。
ひとりひとりの顔を見つめながら、しっかりと聞いていました。
最後に会場のみんなで校歌を斉唱し、閉式、退場となりました。
笑顔もあれば、涙をこらえている顔もある退場となりました。
今日が小学校生活最後の1日だという、卒業生の気持ちが伝わってきた、素晴らしい卒業式でした。
教室に戻って、少し緊張感から解放された子どもたちです。
最後の学級での取り扱いの後、子どもたちから担任の先生へ、お礼の花束が手渡されました。
今日まで同じ教室で学んできた友だちと別れ、みんなとは別の中学校へ進む子どもたちもいます。
親元を離れて、一人暮らしを始める子どもたちもいます。
たとえここから先の道は分かれても、大志小学校で学んだ同窓生という絆はいつまでも同じです。
いつまでも友だちです。
卒業生見送りの時間となりました。
在校生が、最後のお別れをするために、廊下に並んで拍手で迎えました。
その間を、卒業生の親子が通っていきます。
握手をしたり、肩をたたき合ったり、感謝やお祝いの言葉をかけ合ったり。
6年生のみんな、卒業おめでとう!
大志小学校の先生たちは、皆さんをいつまでも応援していますよ!