まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 194 オペアンプ+定電流ダイオード+バッファ

2015年01月01日 | Weblog

 

4種類の回路が作れる基板、の発端はこれでした。

 JJさんが公開されている

USB_DACバスパワーHPAへ、OPA2134を試してみた

を、いつもの手持ち電源(+12Vないし+15V)で使えるようにしてみようとしました。

 

しかし、どうしたことか、このように少ない部品の回路がうまく動作しません。

直りきらない風邪を押していたこともあるのですが、どうも夜になって工作時間になると集中が途切れるばかりで

そういうときに作ると、ろくな事がないという典型的な例となって、これはどうしたものかとなっていました。

 

 何としても動かしたいということで、31日からつつくことにしました。

トラブルというのは、後からみるとなんだこれか、といういつもの事ですので、たぶん、ここらあたりだろうと

予想していたどおり、バイオス電流が片側だけ流れていないパターンミスとか、定電流ダイオードの

恐ろしいほどのばらつきが原因でした。

最初、4.5mA用の定電流ダイオードを4本使っていましたが、たまたま音が歪む右CHのを2個外して

測定したところ、3.2mAと5.8mAと、信じられないような計測値となり、残りのも外して測定したところ

こちらは4.3mAと4.4mAとほぼ似た値だったにも驚きました。

ということで、手持ちの残り10本を測定して、近い値を選びなおして取り付けました。

 パターンミスはいつもの事ですので、切ってジャンパーして、という事で簡単に直せました。

 

配線を付ける前の写真でしたし、オペアンプもうっかり2903Dをつけたままでしたが、

綺麗な音が出たのに安心しました。

低域から高域まですっきりした感じで、同じトランジスタを使った

次なるヘッドホンアンプ 193 オペアンプ+カレントミラーバッファ

とは赴きが違う音がしているのも以外といえば意外でしたが、これも好きな音色が出るようでした。

 

 


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