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試合後の不調原因?

2011年11月19日 13時36分18秒 | 日記


目標にしている大きな大会が終わった後は、必ず不調になると言ったことを経験された方は少なくないと思います。私も今年は既に、2回 世界大会に出場しましたが、やはり大会が終わるとサプリメントさえ飲むのが嫌になるくらいトレーニングに対する気力が失われてしまい、扱う重量も一気に落ちてしまいます。

実はこれには理由があるんですね

ここで少し、私が2年前に3ヶ月の職場研修で教わったことを紹介したいと思います。

神経系の話になりますが人の身体には自律神経と言うものがあり、対象的な働きをする 2つの神経 から成り立っています。それが「交感神経」と「副交感神経」。


自律神経とは、どう言うものかと言うと生命活動を支配する、いわゆる自分の意思とは無関係に働き、各部分をコントロールすると言うもので、精神的な刺激にも反応します。
試合前の緊張や、お化け屋敷に入る前にドキドキしたり、結婚式のスピーチ前の緊張感などがそうですね。


自律神経は、相反するはたらきをする次の2つから成り立っています。

交感神経 👉 活動・緊張・ストレスを感じている時(おもに昼間の活動中)
副交感神経 👉休息・修復・リラックスしている時(おもに夜間の睡眠中)


食後に胃の働きが活発になり、眠くなるのも副交感神経が優位に立っているからなんですね。私も最近特に職場で夕食を済ませ、リカバリーウェア「ベネックス」を着てリラックスしていると、恐ろしい程の睡魔に襲われてしまいます。しかし、実はこの時に身体の修復作業がされているんです。

ですので睡眠時間が短かかったり、常に緊張している時間の長い選手、又は長時間トレーニングに時間を掛けてしまうような人は、交感神経が優位に立つ時間が長く、身体の修復作業が確りと行なわれて居ない状態で次のトレーニングをしてしまい、その結果、筋肉中の乳酸除去等がされないで悪循環を繰り返し故障に繋がってしまうんですね。

私もよく昔は「怪我なんて気合で治す!」と言ってましたが、今考えると気合を入れている間は「交感神経」優位で、怪我を修復するにはまったく逆効果だったんですね。


このような理由から、大きな大会に向けて長期的な交感神経を働かす時間が長い人は、同じ時間をかけて副交感神経を優位に立たせる時間が必要と言うことなのだと私は思います。以前、ビルダーの山岸くんからデカイ試合が終わると、その後の1ヶ月間はバーベルから離れると聞いたことがありますが、彼は、その辺も熟知していてのことだったのだと思います。

かと言って、全く練習から遠ざかるのは論外で、つまり大きな試合の後は確りと睡眠時間を確保しマッサージや温泉などで癒される場所に多く行くようにして副交感神経を最大限に働かせ、決して無理せず、軽い重量でトレーニングを楽しむ方法を選択するほうが良いのではないかと思います。

最近は私も大人になりました。昔なら、試合の日でもベンチプレスをして誰よりも強くなろうと考えていました。しかし、試合後、身体をリラックスさせるとことが強くなることの近道だと言うことを理解し実践できるようになりました♨

参考に成ればと思います




コメント (2)
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